「センター試験結団式」

昨日のセンター前の結団式で挨拶をしました。

今回は急遽紙芝居を作ってお話をしました。

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以下に話したことをまとめておきますね。




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囲碁の元女流棋聖の
梅沢由香里(現在の姓は吉原)さんの著書
「プレッシャーに負けない」には
次のような一文があります。

「プレッシャーが生む緊張感。
でも得たいものがあるから緊張する。
その向こうには希望がまっている。
<中略>
緊張するということはその向こうに
喜びがあるからなんだと
思えるようになりました」 

皆さんが明日から受ける
センター試験の先にあるものは、
恐怖や試練ではなく、夢と希望です。

そして、プレッシャーによる緊張は
もしかしたら、ある意味
「火事場のバカヂカラ」を生む
好ましい状態ともいえるかもしれませんね。

そういう意味で、プレッシャーと
うまくつき合って臨んでください。


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これは宇多田ヒカルの「Wait&See」という曲にある

「悩み何て通過点。
大きすぎるブレスレットのようにスルリ」
からとったものです

センター試験はあくまで途中の過程である
ということを再度確認しておきましょう。

センター後には国公立大であれば、
前期・後期と続きます。
センター試験も含め、受験は
心身ともタフであることが必要です。

センター試験にアツくなって
気合の空回りになるのはよくないですね。

「冷静に次のこと集中。
終わったことは考えない」

という姿勢で臨みましょう。
平常心を保って、右のものを左に
冷静に動かしていくような
地道な繰り返しが結果となって現れるのです。


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昔、
「トイレにはそれはそれはキレイな
神様がおるんやで」
と歌った人がいました。
実は、センター試験会場にも
「それはそれはステキな神様」がいるんですよ。

そして、その神様は
試験中にしばしば舞い降りてきます。

でもその神様は
誰にでも舞い降りるわけではありません。
感謝の心を持った人に舞い降りてくるのです。

ある脳科学の専門家の方はこう言っています。

「人間の脳は、人を信じ感謝すると、
自分を信じられるようにできている。
大舞台の中で、人間は意外と
自分を信じられないものである。
周囲への感謝の気持ちを持つことによって、
自分を信じ、脳の潜在能力を引き出せる」


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あせることなく
「普段通りの力」が発揮できるためには、
「これまで何を見てきたか」
によると思います。

つまり練習はウソをつかないということです。

そして、「普段以上の力」が発揮されるには、
「何を見ているか」という、
直前の試験を超えたところにある
大きな目標を見失っていない
ことではないかと思います。

そして、もう一つは、
「見守られている者の強さ」が
ミラクルパワーを生むとも思います。

皆さんは今、親や先生方だけではなく、
こうして後輩から千羽鶴を贈られるなど
多くの人に見守られています。

そのことを思い出し、
自信をもって臨んでください。

私たち職員は、これまでも、今日も、
そしてこれからも皆さんの応援団です。

May the force be with you

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最後に私の尊敬する
安西先生の言葉で締めくくります。
「あきらめたらそれで試合終了ですよ」
最後の1秒まで頑張ろう!




この紙芝居を前列の生徒にプレゼントしたら、
今日、試験会場である、
富士大学の生徒控室に貼ってありました。

ありがとうございます。

明日までずと見守っていますよ~

 

第2回花巻北高等学校地歴公民科研修会

花巻北高校で昨年度から
継続的に実施している
「地歴公民科AL授業研修会」
のご案内です。

今回の目玉は、岩手の若きエース、
盛岡三高の髙屋恵理教諭と、
学校改革リーダーとして
全国区の活動を行っている
本校の助川剛栄教諭による
コラボ授業です。

戦後経済史について
日本史と政治経済の
合教科授業にチャレンジします。

また、この授業は、
事前に作成した動画を
Youtubeにアップし、
それを視聴した上で行われます。

クロスカリキュラム、反転、
ワークショップ型の展開と、
意欲的な授業が
提起されると思いますので楽しみですね。

二つ目の目玉は、
哲学カフェやオーサービジットなど、
全国の高校に出向き、
授業改革を提起されている
筑波大の五十嵐先生と、
昨年本校から京都大学に進学した
大江さんがタッグを組んで行う
「現代社会」の授業です。

五十嵐先生と、昨年、地元の
マルカンデパート復興に立ち上がり
社会を動かした大江さんが融合し、
花巻の活性化に視点をあてながら、
深い思考の世界に
生徒を導いてくれることと思います。

尚、この授業には筑波大より
多くの院生の参加も予定されています。

授業後の研修会では、
問いかけ、思考、表現をテーマに、
教科を超えたディスカッションを計画しています。

どうぞお気軽にご参加くださいますよう
お願いいたします。


●期日 平成30年2月2日(金)
●日程 
受付 13:05
【授業①】日本史A 13:35~14:30
授業者 髙屋恵理(盛岡三)+助川剛栄(花巻北)

【授業②】花巻プロジェクト14:40~15:35
授業者 五十嵐沙千子(筑波大)+大江郁弥(京都大)
【研究協議】15:55~16:50
【経験交流会】17:45(場所未定)

●備考
・要項はこちらにあります→★★★

・経験交流会は4000円会費を予定しています。

●申し込み
参加を希望される方は
下記メールにてお申し込みください。
ptf4-yoshiharu-sukekawa@iwate-ed.jp 
(花巻北高校 助川剛栄)

その際以下についてご連絡ください。

1 氏名 
2 所属 
3 経験交流会参加の有無

メールやメッセンジャーなどで
私に問い合わせいただいても構いません。

 

驚きの大瀧詠一グッズ

昨日、桜雲同窓生31期の
大畠さんから年賀状と共に、
たくさんの大瀧詠一グッズが届きました。

CD、書籍、Tシャツ・・すごいです。

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そして、大畠さんの自作のDVD10枚。
この力作に、大瀧詠一のすべてが
込められています。

大畠さんは、花巻北高校時代に
大瀧詠一と級友で、
彼からいろんなことを
インスパイアされたのだそうです。

これまでも大畠さんから
貴重な大瀧詠一グッズを
たくさんいただいてきました。

そのことを何度かブログで紹介しています。

こちらです→★1  ★2  ★3

今年もどこかで大瀧詠一フェアが
できればと思っています。

大畠さんありがとうございました。

 

「過去最高の受賞者」

12月20日の終業式の日に
賞状伝達式が行われました。

8月以降に行われた各種大会や
コンクールを対象にしたものなので、
運動部では新人大会が中心になります。

今回は、本当に多くの受賞者が登壇しました。
その数は40本を超え、恐らく過去最高の
受賞数ではないかとのことでした。

この授賞式後に、吹奏楽部の
アンサンブルコンテストが行われ、
3チームが金賞を受賞していますし、
まだ非公開ですが、文芸部では
1月にまた大きな賞の発表も
控えているところであります。

また、賞状はなかったけれど、
バレーボールの全国選抜選手である
荒木田君の国体での活躍や、
11月に行われた陸上部の
日報駅伝の第4位入賞も
大いに栄誉を讃えたいところですね。

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私が嬉しいのは、受賞者だけでなく、
多くの生徒たちが校長室を
訪れてくれることです。

先日は、東北高校選抜大会出場権を
勝ち取った男子卓球部のメンバーが
訪れてくれました。

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20年ぶりの快挙とのことです。

また、今年度は本当に生徒の
主体的な活動が多く見られました。

ピアノの演奏会やバレエの発表会にも
招待いただきました。

花巻市が取り組んでいる
「ふるさとCM大賞in IWATE 2017」では、
本校の伊藤さんが中心的に関わっています。

先日その授賞式の模様が
テレビで放映されましたが、
花巻市は特別賞の「ほのぼの賞」を受賞、
50回ほどテレビで流れるそうですね。

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その他、今年度の生徒達の活躍は
枚挙にいとまがありません。

合唱部の保育園などでの公演活動。

先日は、花巻文化村での
クリスマスライブも実施し好評を博しましたね。

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美術部のシャッターアートパフォーマンスは
多くの市民から注目を浴びました。

そして今年は国際的な視点での
活動も多く見られました。

夏には、TOMODACHIプロジェクト、
飛び立て留学ジャパンプログラム
などへの参加や、

全国国際教育研究大会での
英語部、放送部、写真部の活躍も
素晴らしかったですね。

そして、この11月には
ASMSAとの連携事業がスタートし、
4名の代表がホットスプリングス市を
訪問しました。

その他にもまだまだ、
書き記したいことがありますが、
それはまた年度末にとっておきましょう。

では、先日の賞状伝達式での
表彰リスト(校内のものを除く)を
以下に記しておきます。

●陸上部
・県高校新人大会
 男子5000m第3位
 男子3000障害第1位
 男子5000m競歩第1位
 女子400m第4位
 女子400mハードル第1位
 女子走り高跳び第1位
・東北高校新人大会
 男子5000m第6位
 女子400mハードル第3位
●水泳部
・県高校新人大会
 男子400m個人メドレー第1位
 女子400m個人メドレー第2位
●アーチェリー部
・県高校新人大会
 70mラウンド男子団体 優勝(花北A)
 70mラウンド男子個人 第1位
 70mラウンド女子団体 第2位(花北A)
 70mラウンド女子団体 第3位(花北B)
 30mラウンド男子個人 第2位
 30mラウンド男子個人 第3位
・東北高校選抜大会
 女子個人 第5位
 女子団体決勝ラウンドトーナメント 第3位
●テニス部
・県ジュニアダブルス選手権大会
 女子ダブルス 第3位
●卓球部
・東北高校選抜卓球大会岩手県予選
 男子団体準優勝
●剣道部
・県高校新人大会
 男子団体 第3位
 女子団体 第3位
●合唱部
・全国高校音楽コンクール岩手県大会 金賞
・全国高校音楽コンクール東北大会 奨励賞
●文芸部
・県高校生文芸コンクール
 児童文学部門 最優秀賞
 俳句部門 優秀賞
 詩部門 優良賞
 小説部門 優良賞
 文芸部誌部門 優秀賞
・全国高校文芸コンクール
 小説部門 優良賞
 短歌部門 入選
 随筆部門 入選
 小説部門 入選
 俳句部門 入選
●放送部
・県高校放送新人大会
 ラジオキャンペーン部門 優良賞
 アナウンス部門 入選
 朗読部門 優秀賞
・交通安全テレビCMコンテスト
 準グランプリ
●桜雲編集委員会
・県生徒会誌コンクール 最優秀賞
●新聞委員会
・県高総文祭新聞部門 奨励賞
●書道選択者
・県高総文祭書道部門
 第1種漢字仮名交じり部門 優秀賞
 第1種漢字仮名交じり部門 奨励賞
 第2種漢字仮名交じり部門 秀作賞
第2種漢字仮名交じり部門 秀作賞
漢字・仮名部門 奨励賞


 

花巻市会の大槌高校訪問

今日は、校長協会花巻市会が行う
被災地支援事業である
大槌高校への訪問を行いました。

花巻北高校を9時30分にバスで出発し、
管内各高校を回り、
代表生徒を乗せながら、釜石市を経由し、
お昼に大槌町に到着しました。

まず、大槌高校の副校長先生の案内で、
町内の復興の状況を30分ほど視察しました。

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旧大槌庁舎。震災遺構として残すのではなく
取り壊す方向で検討されています。


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阪神淡路大震災から引き継ぐ「希望の灯り」

その後、大槌高校復興研究会のメンバーの
大歓迎を受けながら大槌高校に到着しました。

開会行事では、花巻北高校の生徒会長から
大槌高校の生徒会長に、
花巻市会の9校が、文化祭の売り上げ
などによって集めた支援金を手渡しました。

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生徒会長の挨拶では、
自分の小学校時代の剣友との
思い出を重ねながら、
今後とも大槌高校を支援し続けることを
力強く語ってくれました。

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その後、大槌高校復興研究会の
取組みについての説明が行われ、
引き続き、各高校との交流会が持たれました。

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明るく前向きな
大槌高校復興研究会のメンバーに、
訪問した我々の方が
元気をもらった一日でした。

別れ際に、花巻北高校の応援団長から
力強い応援エールが行われ、
大槌高校を後にしました。

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皆さんありがとうございました。

以下に私が、支会長として行った挨拶を
記しておきます。




皆さんこんにちは。
こうして今年も皆さんとお会いできること、
大変嬉しく、ありがたく思います。

私たち花巻市会は、
花巻北高校・花巻南高校・花北青雲高校
・花巻農業高校・大迫高校・花巻東高校
・花巻清風支援学校という
花巻市内の7つの学校と、
遠野市内の遠野高校と遠野緑峰高校の
9校で構成されています。

この9校が、震災以来、
毎年この時期に大槌高校を
訪問させていただいております。

その目的は、それぞれの学校の
文化祭等での収益などを基に、
支援金を集めて大槌高校に届けることと、
各校の代表生徒が、
大槌高校の生徒の皆さんと
交流しあうということです。

この取組も今年で6年目となりました。
ささやかな活動ではありますが、
こうして6年間も継続できたことを
とても喜ばしく思います。

大槌高校の生徒の皆さんや職員の方々には、
復興の取組に日々関わる中、
そして、多くの訪問者への
対応に追われる忙しい中、
私たちを受け入れてくださり
本当にありがとうございます。

私も震災以来、大槌町と大槌高校には
何度か訪問させていただいております。

その中で、今でも忘れることができない
大槌町のある方の言葉があります。

それは、

「復興は、地域に住む自分たちが
その足で始めなければ進まない。
国や自治体の補助だけを待つようになると、
人は堕落してしまう」

というものでした。

私は、その言葉にドキッとしました。
なぜなら、それは私たち
教育現場に生きる者にも
当てはまる言葉だったからです。

私は、復興の取組みと、教育改革の取組は
似ているなあと思います。
教育は文部科学省や教育委員会によって
メスが入れられます。

そんな中、教師は、
ひたすら上から与えられることを
座して受け入れるのでは
本質的には何もかわりません。
もしかしたら、それは教師の
堕落を生み出すのかもしれない。

そうではなく、直接子ども達に関わる教師が、
それを自分事として捉え直し、
自ら動きを創りだすことによって、
本当の意味での改革が始まるし、
教師や子どもたちが生き生きと
学びあうことにつながるということです。

社会変革ファシリテーターで、
東日本大震災の復興にも
深く関わってきたボブ・スティルガー氏は
彼の著書の中で次のように述べています。

「あらゆるコミュニティはリーダーに溢れているる」
「問題が何であれ、
答はコミュニティ自身が持っている」
「誰も待たなくてよい、
我々は多くの資源を持っていて、
今すぐ動かしていける」

実は、復興や改革を進めるエンジンは
他でもなく、自分たちの内側にあるということですね。

今、多くの被災地では、
中々完成に向かわないインフラ整備や、
風化の問題など、年を経る中で新たな課題に
直面しているのではないかと思います。

そのような中、それを長期的視点に立って
「自分事」として問い直しながら、
組織し、行動し、ネットワークを広げていけるのは、
地元に住む若いリーダーたちではないかと思います。

そういう意味で、大槌高校の
復興研究会の皆さんは、
まさに若きリーダーとして活躍されていること、
これは、本当に素晴らしいことだと思います。

定点観測の取組み、
ワークショップなどのイベントの実施、
そして活動を定期に発信する活動、
これらを継続的に行われていることに
心から敬意を表します。

そして、今年の9月に遠野市で行われた
第6回東北みらい創りサマースクールにおいて、
大槌高校復興研究会の
これまでの活動が評価され、
「東北みらい賞」を受賞するという
大変喜ばしいニュースも耳にしています。
本当におめでとうございます。

話しは変わりますが、花巻北高校では、
昨年、地元にあるマルカンデパートが
閉鎖されることを憂いた7名の3年生が、
「マルカン復興プロジェクト」を立ち上げ、
署名など、自分たちにできる
ささやかな取組を行う中で、
大人たちを巻き込み、
大きな社会的な運動に発展し、
結果、マルカン食堂の復興が果たされました。

高校生のできることは
限られているのかもしれません。

でも、自分たちでできる「何か」を
真剣に考え、組織し、
踏み出していくことで
物事を動かしていく、強くて太い
ネットワークが生まれます。

私は、大槌高校復興研究会の取組みや、
花巻北高校の生徒の活動を観る中で、
そんな生徒の踏み出す一歩が、
周囲の大人たちや、行政を動かす
大きなエネルギーになっていくと
確信しています。

今回の交流で、大槌高校の取組みを学び、
そしてその思いを受け継ぎ
発展させていくことができれば
大変ありがたいことと思います。

私たちの使命は、大槌高校を中心とした
ネットワークに入って、思いを共有し、
増幅させていくことではなないかと思います。

今回、こうして皆様に出会え、
交流できることに大いなる喜びを感じ、
そして皆さんのこれまでの活動に
あらためて深い敬意を表し、
挨拶に変えたいと思います。