岩手県高校総文化祭

先週の金曜日に、
第38回岩手県高校総文化祭が
久慈市のアンバーホールで行われました。

総合文化祭01
アンバーホール初めて入りました。青森のアスパムを思い出しました。

総合文化祭08
円錐を内包しているユニークな構造。

私は、恥ずかしながら、
県の高総文祭を見るのは
初めてでしたが、
いやあ、素晴らしいですね。

文化部の祭典なので、
私は、普通に、吹奏楽、合唱、演劇などが、
学校ごとに順次発表を行っていくもの
と思っていましたが、
岩手県は違うのですね。

地区内の学校の代表が
実行委員会を作り、
1年も前から準備を重ね、
全部の学校が一つになり、
総合芸術の形に仕上げているのです。

そして、何と!今回は、
名誉久慈市民である
タマシイ・アレンさんの生涯を
モチーフにした内容になっていました。

タマシイ・アレンさんは、
実は、昭和33年に、
現在の大野キャンパス内の
産業デザインセンターの前進である
「岩手酪農学校」を設立し、
酪農技術者を育成した方なのです。

今の大野の酪農産業は
アレンさんによって
つくられていたわけですね。

彼女は、1890年生まれ。
大学卒業後、
アメリカと日本を何度も行き来し、
新渡戸稲造と交流を持つ中で、
特に、岩手の教育に
熱意を持って尽力されました。

彼女の業績のほんの一端を挙げると、
久慈、盛岡、遠野など
岩手県内各地に幼稚園を開園、
過疎地の医療救済のために
診療所の開設、
徹底した少数人格教育、
僻地を訪ねて行う
「農民福音学校」を開校、
アレン国際短期大学を開学し、
入学者全員を留学させる
取組を行ったことなど、
枚挙にいとまがありません。

私が大野高校の未来を考えるとき、
実はアレンさんの足跡が
大きな道標となっていることに
気づかされます。

それは、正に驚くべきことで、
大野高校にいる間に、
じっくりとアレンさんについて
調べようと思っていたところでした。

さて、その高総文祭のステージは、
演劇部を中心に、アレンさんの生涯を
ミュージカル仕立ての構成で行いながら、
合唱や器楽演奏、吹奏楽の合同演奏や、
ESSによるアレンさんの紹介、
また、スライドで地域や学校の紹介なども
随所に取り入れるなど、
バラエティに富んだ内容でした。

クライマックスの、
森の木漏れ日の中で弾かれる
ショパンのピアノは圧巻。
「ピアノの森」のカイのようでした^^。

ラストは、全員に配られていた
ペンライトを振りながら、
観客も一体となっての
全員合唱で締めくくられました。

久慈高校・久慈高校長内校・久慈東高校・
久慈工業高校・種市高校・大野高校という、
久慈地区全部の学校が一つになって、
このようなカタチとして表現されたことに、
大きな意義と感動を覚えました。

本校の実行委員として1年間携わってきた、
高際さんと宇名澤さんお疲れ様でした。

フィナーレでは、実行委員長は
感極まっていましたが、
幕が下りると、実行委員会の皆さんが
抱き合って泣いていたとのこと。

それだけの充実感、達成感が得られる
素晴らしいステージだったということですね。

その後、展示場も見学しました。
本校の工芸の授業の作品が展示されていました。

総合文化祭06
木工作品「ピザカッター」

総合文化祭07
陶芸作品「コーヒーカップ」

総合文化祭05
裂き織作品

総合文化祭04
木工作品「時計」


こちらも素晴らしいですね。
売り物になります。



 

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