草の根グローバル

雑誌「数学教室」に2014年4月から
毎月連載を続けていましたが、
出版社の国土社が民事再生手続きを
申し立て認められたとのことで、
9月号からの発行が途絶えていました。

最近の情報によると、販路を引き継がれる
別の出版社が現れたとのこと。
とりあえずホッとしています。

私が連載していた
「数学という名の自由の翼」ですが、
そのネーミングについて、
連載第1回で、マララ・ユフスザイさんの
国連での演説を例にあげながら、
次のように書きました。

私は、グローバル社会の中で
ものをいう学力とは、
偏差値に守られた学力ではなく、
好奇心に燃え、楽しく勉強することから
生まれるものであると思う。

そしてその楽しい経験を発信し、
国を越えて交流しあうことが、
私の考える草の根グローバリズムだ。

数学は世界の公用語である。
いわば、数学を勉強することは、
世界へ羽ばたき、
自由を獲得するための翼を手に入れること、
つまり、数学は「自由の翼」である。


さて、先日、
ハヤイングリッシュアカデミー校長の
角田愛さんが桃山学院で
講演されている動画を拝見しました。

角田さんのポリシーは、
「世界中の子どもたちが繋がること」です。

「世界中の子どもたちが友達になったら、
友達のいる国に戦争をしかけたりしませんよね。」

「お腹が減っている友達が外国にいたら、
食べ物をおくってあげようと思いませんか。」

という話にとても感銘を受けました。

角田さんは、まさに私が考えていた
「草の根グローバリズム」を
すでに実践されているのですね。

私は、3.11の震災の時、
2つのあるエピソードに心が打たれ、
涙したことがありました。

一つは、
モンゴルの貧困地区に住む子供たちが、
自分たちの生活保護費の一カ月分を
東北の被災地に支援した話です。

そしてもう一つは、
コロンビアのトイレもない小学校に
通う子供たちが、
被災地の子供たちに絵を描いて送り、
もし、自分たちのところに避難してきたら、
あたたかい食事をご馳走したい
といっているという話でした。

世界中の子どもたちが、
こうして繋がることが、
実は、核兵器や、集団的自衛権より
断然強力な戦争抑止力になる。

角田先生の言葉から
そんなことを考えました。

 

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント内容
  • password
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL: http://simomath.blog.fc2.com/tb.php/956-64801ba9