オンラインセッションでパーソナライズについて考える

昨日は、FBで、
反転授業のグループを運営されている、
田原真人さんからの依頼を受け、
21:00から2時間半の長丁場で、
ネット上でのオンライングループセッションに
参加させていただきました。

自分はこのようなスタイルに慣れていなくて、
適切な対話ができませんでした。
参加した皆さんには
申し訳なかったなと思っています。

でも、ルームマスターの角田さん始め、
皆さんとてもハートフルな方々で、
温かく受け入れていただきました。

ICTを利用した
ダイナミックな交流の場でありながら、
ヒューマニティ溢れる世界でもありました。

そのような中から、
新しい何かが生まれると感じました。

最近、田原さんが
エイミー・レンゾーさんのインタビューの中で、
「産業革命後、テクノロジーは
人間を自然から遠ざけてきたが、
インターネットは、人間を自然に戻していく
可能性があるテクノロジーだ」
という話をされたことを、
ふと思い出していました。

AI(人工知能)の世界では、
今、ディープラーニング(ニューラルネットワーク)
の研究が飛躍的な進歩を遂げつつあり、
今後、どんどん人間の仕事をAIが行うことになり、
そのような中、教育というフィールドで残るのは、
「創造的な思考による問題解決を行う分野」
といわれています。

この日セッションに参加された皆さんは、
AIが進展する社会の中で、
「人間を自然に戻していく」
クリエイティブでプレシャスな行動を
起こしている方々だと私は思います。

余談ですが、最近読んだ本には、
芸術家こそが
永遠に人工知能を振り切る職業である
と書かれていて、なるほどと膝を打ちました。

そういう意味でも、アート&サイエンス
というグループを立ち上げた
田原さんのセンスは凄いですね。

ところで、昨日私は、山登りをしました。

山道を歩きながら、
この日のセッションについて考えていました。
「今日どういう話をすればいいのか」
「対話の相手はどんな方だろう」
「事前にどんなリサーチをすればいいか」等々。

そして、セッションが終わると、
皆さんの意見をもとに、
多分私は、自分なりに考えをまとめて、
後でブログにまとめるでしょう。

学習は個で行うもの、
だからグループでの活動ばかりでは
意味がないという人がいます。

しかし、今回私は、グループセッションの
前後に価値ある「個の活動」を
していることがわかりました。

つまり、グループセッションは、
その場面だけでなく、その氷山の下に、
とても大きなパーソナライズの
過程があるということです。

むしろ、他者と様々な意見を交流したり、
知識を構成する活動を経由しない
個の活動は信用ならないとさえ思いました。

また、今回のセッションで、
ALの推進と震災復興との類似性、
同型な構造を感じていました。

「復興は辛く苦しいけれど、
未来のために必死で頑張ろう」ではなく

「復興活動そのものを魅力あるコンテンツにして、
被災地に住む人が今を生きる糧にする」

ということが求められています。
そして、旧パラダイムから新しいパラダイムに
橋を架ける人たちの存在があり、
他者と共存することを強みとして進められていく。

まさに、教授パラダイムから
学習パラダイムへの学びの転換を目指す
ALに通じるものではないでしょうか。

今回のセッションには大きな可能性を感じました。
皆さんありがとうございました。

 

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント内容
  • password
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL: http://simomath.blog.fc2.com/tb.php/954-88e6299c