少し前の話になります。
9月7日の朝、学校に、
「ひろのまきば天文台」で
いつも素敵なガイドをつとめていらっしゃる
三本木久美子さんが訪問されました。
実は、9月4日に大野の夜空に
「月虹(げっこう)」が現れ、
それを「ひろの星をみる会」の
野田司さんが撮影した写真を
持ってきてくださったのです。
その写真はこれです。

撮影日時 2015年9月4日 22:55
撮影地 洋野町大野地区
撮影者 野田 司 氏
夜11:00頃の星空です。
青く見える空に満点の星が見られます。
月虹とは、月の光によって
夜に見える虹のことです。
ウィキペディアによると、
月虹がよく観察されるマウイ島では、
それを観たものには
「幸せが訪れる」
「先祖の霊が橋を渡り祝福を与えに訪れる」
とのこと。
写真をスキャンしたもので、
少し見えにくいのですが、
これが大野の「月虹」です。
字が違いますが、この写真のBGMは
やはり「月光」ですね。
ベートーベンではなく鬼束ちひろさん。
How do I live on such a field?
この汚れた世界をどうやって
生きていけばいいんだろう。
切ない歌詞の中に、
そんな思いが見え隠れします。
「月虹」が私たちに
幸せをもたらしてくれることを祈りつつ。
月虹。
素晴らしい、というか、すごい、というか、ちょっと言葉が出て来ませんね。大野というところ、なんだかジブリの世界みたいで、一度訪れてみたい気持ちがフツフツと湧いてきました。
鬼束ちひろの「月光」大好きです。聞くたびに、じんわり涙ぐんでしまいます。年ですかね。
(ブログへのコメント今知りました。すみません。)
オーロラは日本では見られないので、月虹はいつか見てみたいですね。フランスに行かれるんですか?
僕にとってフランスは、今でも、行きたしと思えどもあまりに遠し――の世界なのです。
実は、飛行機が……
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