読売新聞の記事

9月11日の読売新聞に、
総合教育センターの鈴木先生のコラムが
掲載されています。

8月27日に本校を訪問して授業参観
した時の様子を書いていただきました。

以下、記事の内容を紹介します。

スクール形式と呼ばれる座席配置がある。
教壇の教員に、生徒が正対して数列で
等間隔に着席する型で、
高校でごく一般的に見られる形式である。
この配置は教員の話を聞いて板書を写すという、
一方向的な講義型の授業には適しているとされる。

ところがアクティブ・ラーニング型の
授業の導入が進むにつれて、
学校現場で目にする
生徒の座席配置も変わってきた。
「活動」を伴う授業スタイルに対して、
スクール形式では限界があるのだろう。

先日、大野高校でアイランド型といわれる
座席配置の授業を見学した。
生徒の机を数台くっつけて
教室内にいくつかの島を作る型であり、
グループ活動に適しているといわれる。

授業後、生徒にインタビューしてみると、
コミュニケーションの取りやすさや
教えあいのしやすさ、
意見交換による新たな発想の喚起など、
肯定的な意見が相次いだ。

担当教員もこのような効果を狙っての
セッティングであり、
ここまでは予想された回答である。

予想を超えた答えも返ってきた。

「お互いに向かい合っているので、
「攻める」質問がしやすい。
教えてもらうときに自分が納得するまで
「追求」して聞くことがメリット」。

生徒達はアクティブであるだけでなく
ディープな学習にも入り込んでいたのである。
座席配置の工夫の効果はここにもあるようだ。

現場の教員から、授業改善について
何から始めたらよいかと問われることがある。
その場合、まず座席をくっつけてみることを
提案している。
そしていつも予想以上の効果が報告されている。

大野高校の生徒たちからはもう一つ、
予想以上の答えを得た。
「この座席配置で眠くなることはある?」。
彼らは笑いながら即答した。
「全然ありません」

(県立総合教育センター主任研修指導主事 鈴木徹) 
読売新聞9/11



尚、この授業は2年B組の数学の授業。
授業担当者は吉田先生です。


ところで、本日の職員会議で、
授業アンケートの結果が出されました。
その中で、嬉しかったのが
「授業中生徒どうしの話し合いや
意見を発表する機会がある」
という項目に対して、
「大いにある」とこたえている
生徒の割合が多かったことです。

教師は往々にしてしゃべり過ぎます。
そして、時に語りたがりです(人生とか)。

そこでみられる語りは
「教えたという事実づくりのための説明のしすぎ」
「上から目線の生徒いじり」
「自分はこんなに凄いんだ、
という自己陶酔のパフォーマンス」
「自分語りや説教」などです。

教師は早くその問題点に気づき、
生徒が能動的に学習を行うように、
自身のしゃべり過ぎや、
一方的な注入を封印していくべきです。

今回の授業アンケートの結果から、
本校の先生方の授業は
着実に変革していると感じました。

尚、アンケートの中の生徒のコメントに
次のようなものがありました。

「国語・地理・数学はグループ学習で授業するので、
わからない所を聞ける時間があるので良い」
「グループ活動をもっと増やして欲しい」
「もう少し発言する場があっても良いと思った」


生徒は、自分たちが主体的に参加する
授業を欲しているはずだし、
そのような方向に生徒を育てていくことが、
教師に今求められているのです。

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