「みんなのための教える技術」

今日は、キャリア・クエスト様主催、
早稲田大学の向後千春先生による
「みんなのための教える技術」
(インストラクショナルデザイン
の理論と実践)のセミナーに参加しました。

実は、昨日、北海道の数学の全国大会で、
私が助言を担当した分科会では、
いわゆる「低学力」といわれる学校での
実践報告が中心でした。

学力が低く、そして学ぶ意欲も無い
という実態が赤裸々に報告されました。

そのような中で奮闘される先生方は、
本当に大変であると、心が痛みます。

でも、その中で、同時に私は、
確かに生徒の学力は低い
かもしれないけれど、
そこで、生徒の姿勢や、
中学校との接続の問題を言うだけでなく、
教師の「教え方」も
問題にすべきではないか
ということも感じました。

それは、別に、その現場の先生方を
非難しているのではなく、
自分自身の経験からのものである
ことを明言しておきます。

多くの研究会では、
知識や技能の習熟が困難な
生徒の実態に対し、
お互いに愚痴をこぼしあい慰めあうか、
あるいは、習熟度授業や、協働学習など、
何らかのメソッドによって
解決しようとする試みが取り上げられます。

でも、私は、そこでちょっと
立ち止まってみたいと思うのです。

我々教師の「教える技術」は
どうだったのだろう。

それを棚上げしていいのだろうか。

私は、昨日の、北海道の研究会で、
どうしても堪えられなくなり、
こんなことをいいました。

知識をたくさん持っていることが
教師の要件ではない。
そして、自分の感性や、
自分の高校時代の経験だけで、
「教える」ということが行えるほど
世の中は甘くない。
今、教師に求められるのは、
教科の力量とともに、

カウンセリング、コーチングの能力、
ICTスキル、心理学的アプローチ、
社会の変化やトレンドに対するアンテナ、
時に起業家のマインドなどではないか。

そういう自分は、欠けているところばかりだ。
だから勉強しようと思っている。


そんなわけで、今日の研修会は、
私にとってもタイムリーでした。

今日学んだことを、
自分に活かすだけでなく、
多くの先生方に広めていきたい
というのが今の正直な気持ちです。

そして、懇親会では、
結局、向後先生とは
お話する機会がありませんでしたが、
同席したプロジェクトカウンセラーや
コンテンツマネージャーの方と
深く話ができました。

以前、キャリアカウンセラーの
工藤倫子先生から『対面同席五百生』
という言葉を教わりました。

向かい合って同じ席で、
いっしょに話しをする機会に
めぐまれた人は
500回もこれまでの人生の中で
関わりを持っているということです。

偉い人と関わりを持つことに
奔走するのではなく、
半径1m以内の出会いを
大切にということですね。

話している内に、高校教育との連携や、
未来の地域創生と高校の在り方に
共感をしていただき、
連携の一歩が生まれました。

本当にいい経験ができたと思います。

さて、なんとなく寂しく
ホテルに戻ったら、
花火の音が。

思わず19階の部屋から写しました。

今日一日に感謝。


20150808花火ー02

20150808花火-01



 

コメント

始めて訪れました^^
河合塾のHPがら来ました。
宮崎で教員やってます。数学で、吹奏楽です。
よろしくお願いします、
2015/ 08/ 09( 日) 09: 12: 59| URL| 永野敦子# -[ 編集 ]
 
「初めて」でした。漢字ミス^^;
2015/ 08/ 09( 日) 09: 14: 19| URL| 永野敦子# -[ 編集 ]
 

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