アドラー心理学講座

今日から福島県に来ています。
明日まで会議です。

今、ホテルの部屋に戻りました。
最近、考えたことを、
思いつくまま書いてみます。

先日、向後先生のアドラー心理学の
e-ラーニング終了しました!

とても勉強になりました。
内容はもちろんですが、教授法としてみても、
今後の高校教育において
非常に参考になるものでした。

さて、アドラー心理学を語る場合の
重要なコンセプトとして、
共同体感覚というものがあります。

アドラー心理学では、人間が幸福になるには、
「共同体感覚」を得ることであると
述べられています。

共同体感覚とは、

自己受容(ありのままの自分でいい)
→所属(居場所がある)
→信頼(周りにまかせられる)
→貢献(周りの役に立てる)


というサイクルの中で
生まれていくものとされています。

私は、共同体感覚とは、
自分が受け取ることではなく、他者に与えること、
他人に貢献しようと思うことで、
幸福を感じ取ることであると理解しました。

話しは変わりますが、川上未映子の
「頭の中と世界の結婚」というCDの
「私の為に生まれてきたんじゃないなら」
という曲の歌詞の中に

「荒れ狂う最大の四月」

という言葉が出てきて
ドキッとしたことがありました。

それは、私が、某高校にいたときの
4月の生徒達の不安を思い出したからです。

4月は新しいクラスが決定します。
仲の良かった友達と別れるかもしれない。
クラスでグループに入れないかもしれない。
もしかしたら、はずされるかもしれない。

誰と一緒にお昼を食べよう、などと思うと、
気が気ではない。
女子高生にとって、
4月はまさに荒れ狂う月です。

どう人間関係を作って、
クラスを自分にとって安全な居場所に
することができるか、
実は生徒は必至なのですね。

川上未映子さんの考えとは
違うかもしれませんが、
「わたくし率 イン 歯ー、または世界」
のいじめ回想シーンで
彼女の世界にハマった私には、
どうしてもそんなことを思ってしまうのです。

さて、これを、
共同体感覚という視点で考えると、
自己受容→所属という段階での
ハードルがとても高いということ。

そして、それを乗り越えようと、
皆、必死になっているのではないか
と思うのです。

そういう思いをしている生徒を見ると、
胸が苦しくなります。

私が、アクティブラーニングを
推進しようとするのは、
授業を安全な場にしたいという気持ちが
あるからかもしれません。

なぜなら、私も
同じ気持ちになったことがあるからです。

○○デビューなんていう言葉もありますが、
それは、自分を共同体の中で
居場所を作るための
精一杯の主張なのかもしれません。

アドラー心理学からいろいろなことを
思い出してしまいました。

また、話は変わりますが、

ちょうどアドラー心理学の勉強が終わった時、
私のブログに、ケイティさんという方から
タイムリーなコメントをいただきました。

それは、「先輩に学ぶ会」で、
ある卒業生が、高校時代にやっておくこと、
という問いに

「人間関係なしでは仕事はできない。
他人から必要とされる存在になること。」


と答えたことに対してのものでした。

ケイティさんのコメントは以下の通り。

「自分がやりたい仕事をする」
「自分の力を発揮する」ということを
考えて社会に出ると、
「こんなはずじゃなかった」と思うことが
出てくるのかもしれません。
職場はあくまでも、
「周りの人を生かすような仕事をする」ことで、
自分が認められ、
次第に自分の持ち味を生かせる仕事を
任せてもらえるようになるのかな…と。


この言葉、ずっしりと胃の腑に響きました。



あれこれと書いてしまいました。

失礼しました。



 

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