ICTとSNSの可能性

ブログの更新が途絶えておりましたが、
本日より再開します。

さて、この度、非常に残念なことに、
ある事情から、盛岡三高に関わる
すべての画像と記事(250件近く)を
削除いたしました。

身を切られるような思いでしたが、
私は既に三高の関係者ではないので、
粛々と言われるままに削除しました。

念のため申し上げると、
記事に関するクレームがあったことは
一度もありません。

今後、同窓生として、盛岡三高の応援記事が
書けないことはとても残念です。
機会があれば、鵬同窓会の
フェイスブックの方に書きますね。

そういうわけで、これからこのブログは、
従来通り、数学のこと、教育のこととともに、
大野高校のホームページとリンクさせ、
洋野町大野の良さや、大野高校の活躍を紹介したり、
大野高校の職員、生徒、保護者、地域の方などへの
情報提供などにも活用していきたいと考えています。

既に手垢にまみれた言葉ではありますが、
現代は、高度接続社会とか知識基盤社会
などといわれています。

それはICT機器の発展がイノベーションを
もたらす社会という側面もあります。

例えば、今や、アフリカ、アジアなどの
開発途上国といわれる国でも、
タブレット端末とネットワーク環境一つで、
高度な知識を獲得したり、SNSによって、
様々な知見をグローバルなレベルで共有し、
新しい価値を生みだしていくことが
可能な世界になっています。

つまり、ICTは、国境や、経済格差を
乗り越える武器といえます。

ところが、学校現場、特に公教育の場では、
ICTやSNSの活用がなかなか
進展していない現状があります。

それは、「羹に懲りて膾を吹く」
という言葉もありますが、

学校現場においてICTやSNSの
負の部分についてばかりが強調され、
積極的に活用することに弱腰になっている
という状況があるからだと思います。

もちろん、スマホやSNSへの過度の依存、
ネット絡みのいじめ、悪徳サイトへの誘導や
詐欺被害などが頻発しているという背景は
無視できません。

しかし、だからといって、ラインもブログも
ツイッターもフェイスブックも
皆一緒くたにスケープゴートにすることで、
教育イノベーションが阻害されているとすれば、
それは残念なことであります。

私は今、「反転授業」に関心を持っています。
それは、反転授業の形態や手法というよりも、
それを行って教育にイノベーションを起こそうと
している人たちに対するものです。

私は、「反転授業の研究」という
SNSのコミュニティで、
近畿大附属高校の江藤由布先生という方に出会い、
教育へのICT活用の大きな可能性を実感しました。

江藤先生は、ICTを効果的に用い、
授業を、狭い教室という空間から解放し、
よりグローバルに、そしてダイナミックで
自由度のある双方向的な教育を展開されています。

江藤先生のように、勤務する学校に
しっかりと根をはりながらも、
世界レベルで、様々なジャンルのパートナーと組んで、
公共の利益のための教育プロジェクトを開発し、
発信される先生のことを、
ティーチャープレナー(教師事業家)とよびます。

公教育の荒廃や、競争教育の行き詰まりに伴い、
アメリカを中心に、今注目を集めている、
いわば教育イノベーターです。

教育現場には、江藤先生のような
有能な女性教師が多いのですが、
出産や育児によって、休職や退職を余儀なくされ、
復帰後、現場で能力を十分発揮できない状況に
置かれるケースもあります。

そのような中、ICTやSNSは女性が活躍するチャンスを
飛躍的に増加させるためのツールとしても
大きな意義があると思います。

さて、ICTとは、今述べたような、女性の進出を含め、
働き方を変えるという意味を持ちますが、
根本的には、過疎地や高齢者の多い地域、
また、病弱、障碍を持つ人々などの
「社会的弱者」に対して恩恵をもたらす
という特性があるはずです。

その特性とは、コミュニティを
「内向きから外向き」にパラダイムシフト
していくことではないかと思っています。

大野という地もまた、中央から離れた、
高齢化の進む過疎の山村であります。

大野高校も今や存続が危ぶまれる
小規模校であります。

しかし、そこで行われている、地域ぐるみの教育は、
それは素晴らしいものがたくさんあります。

そんな取組みを更に活性化させ、
ポジティブに外に向かって広げていくために、
ICTやSNSの効果的な利用を模索したい。

大野高校に赴任したばかりの私が
こんなことを言うと反感を買うかもしれませんが、
大野という地域と大野高校を、広く発信し、
ネットワークを作ることが
今の私の使命だと思っています。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。


 

コメント

今日、盛岡三高の参加型授業通信をダウンロードしようしたら、全部なくなっていました。「え!?このことだったの?」と改めてブログを読み返しました。
本校で盛岡三高の授業のDVDを視聴し研修会を行う予定です。








2015/ 04/ 13( 月) 00: 12: 12| URL| miyamoto eriko# -[ 編集 ]
 

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