センター試験 数学

最近、数学の記事が少なくなってきましたので、
今回はセンター試験に関する話題に触れたいと思います。

私は、県庁にいた平成23年度から、「すうがく通信」を作成し、
県内のすべての数学科教員に配信してきました。

その内容は、「なぜ数学を学ぶか」という動機づけにかかわるトピックス、
新しい領域に関する情報や実践例の紹介、学力の概念や指導法の変遷、
岩手や日本における数学の学力に関する問題点、個別訪問やセミナーと
連動した優れた実践の紹介、現場からの意見の掲載、など、様々な内容を
盛り込み、2年間で70号まで発行してきました。

その間、多くの先生方から「すうがく通信」を楽しみにしている、との
言葉をいただき、それに励まされながら続けることができたと思います。

「すうがく通信」の発信の意図は、教師の同僚性を育み、職場で教員
どうしが、数学について語り合えるような学校空間をつくること、
いわば、数学教師文化の形成のきっかけにしたいということでした。

そして、今年の3月、県庁を去るにあたって、その「すうがく通信」
のダイジェスト版を冊子化することができました。

sugakutusindj.jpg

これは、当時の高橋高校教育課長の計らいや、事務方の多大なるご苦労の
もとで実現ができたもので、本当に感謝にたえません。

この冊子は、予算の関係で、70部のみの発刊となりましたが、
県内各高校に1冊お配りしております。
また、付録として「教材研究の友」というDVDが付いていて、
30本以上の動画や、豊富な実践例が収録されています。

前置きが長くなりました。
今回は、その「すうがく通信ダイジェスト」から、センター試験
について述べた部分を紹介したいと思います。

全部で10ページ
内容は以下の通りです

1 センター試験は壮大な虫食い算?
2 数学的メタ認知
3 根底には問題文の読解力がある
4 概念を軽視して解法の技術に走ることの問題
5 パターン学習と有意味学習は二律背反か
6 アブダクティブな方法論
7 差の式の考え方
8 放物線と接線の定番問題
9 格子平面で解決する
10 ヒューリスティックな考え方

以下からご覧になれます
  ↓
センター試験あれこれ

「すうがく通信ダイジェスト」に関心のある方、
残部が少しだけあります。
ご連絡いただければ、対応したいと思います。
 

コメント

是非ともいただきたいです。数学科の先生方が、どのような授業づくりや実践をしているのかとても興味があります。

現在、脇道にそれてマックス・ヴェーバーに関する新書を読んでいるのですが、中々示唆に富みます。

プロテスタンティズム・カルヴィニズムの説く運命論が当時の信者さんに、布教者の「意図を超えて」近代西欧の合理的精神を波及させていった。そして、その近代合理的精神があったからこそ、ニュートンをはじめとする近代科学の基盤が成立していったという内容です。

現代社会では細分化されているものの、やはり「科学」というものは、人文・社会・自然と根底で結び合っているのだとかんじます。また、その視点がないと、3.11以後を語ることはできないのでしょう。

いつか、地歴・公民科と数学科のコラボ授業ができるかもしれませんし、やってみる価値はあると思っています。

音楽と数学のコラボ授業、今でもおぼえています。
2013/ 12/ 23( 月) 01: 00: 40| URL| 佐藤記一# -[ 編集 ]
 
地歴・公民と数学のコラボ。素晴らしいですね。
文系、理系というカテゴリではなく、このような
コラボ型のカリキュラムマネジメントが、今後
注目されるのではないかと思います。
メールにて、送り先を教えていただければ
「すうがく通信ダイジェスト」送ります。
2013/ 12/ 23( 月) 10: 29: 19| URL| しもまっち# -[ 編集 ]
 

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