fly me to the moon

今日学校を出て、
ふと空を見上げたら、
月がとてもきれいでした。

ところで、
昨日見たテレビ(の録画「相棒」)に
夏目漱石のエピソードが
紹介されていました。

それは、漱石が
英語の教師をしていたときのこと。

生徒が「I love you」を
「私はあなたを愛す」と訳したのを聞いて、
「日本人ならそのような言い方はしない。
月が綺麗ですね、とでも訳しておきなさい」
と言ったとか言わないとか。

そこで、私が思ったのは、
ジャズのスタンダードナンバーの

fly me to the moon

のことでした。

この曲は、別名
「In other words」(言い換えれば)
と呼ばれます。


そして、歌詞の最後には
「in other words , I love you」
とあります。

つまり、「I love you 」を
「私を月に連れて行って」
と言い換えているということ。


そうか!
fly me to the moonのルーツは
夏目漱石にあったんだ! 
\(^^)/♪

なんてね。

fly me to the moon は、
Bart Howardが1950年代に作詞作曲し、
フランクシナトラはじめ、
多くの歌手が歌っています。

そして、1950年代といえば、
夏目漱石は既におりませんからね。

Bart Howardは、夏目漱石の
エピソードを知っていたのだ!

まさかそんなことはないでしょうけど。

でも、そう考えると、この歌は、
日本から逆輸入したみたいに
思えて面白いですね。


 

コメント

夏目漱石はI love youを「月が綺麗ですね」と訳し、二葉亭四迷は「私死んでもいいわ」と訳し、以降これ以上の素敵な訳が現れなかったことから「月が綺麗ですね」の返事が「私死んでもいいわ」となったとか。
日本語って良いですね(*´ω`*)
2015/ 02/ 04( 水) 22: 21: 28| URL| 夜雲# zjDuAsyg[ 編集 ]
 
二葉亭四迷の「私死んでもいいわ」は知りませんでした。漱石のクールでシャイな表現と対照的に、ホットでパッショナブルな表現ともいえましょうか。
ところで、二葉亭四迷は「くたばってしまえ」、「阿佐田哲也」は「朝だ徹夜」、ミステリイの「泡坂妻夫」は本名「厚川昌男」のアナグラム・・など、日本の作家はペンネームにも言葉遊びがありますね。
2015/ 02/ 05( 木) 05: 42: 56| URL| しもまっち# -[ 編集 ]
 
お父さんに「お前なんか、くたばってしまえ!」と言われてそれを筆名にした二葉亭四迷は、なんというか……なかなかにユニークですね(笑)
「私死んでもいいわ」という情熱溢れる訳し方をしたのも頷ける気がします。
今の作家も言葉遊びは凄いと思えるものはありますが、昔の言葉遊びは粋ですね。
2015/ 02/ 05( 木) 15: 32: 03| URL| 夜雲# zjDuAsyg[ 編集 ]
 

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