文芸部授賞式

昨日、文芸部の生徒が、
東京代々木のオリンピックセンター
で行われる表彰式に出発しました。

小説部門で大城さんが文部科学大臣賞、
そして、文芸部誌が全国優秀賞を受賞します。

さて、大城さんの「受賞によせて」
の文章を読み、感銘を受けました。

それは、次の部分です。
以下に引用させていただきます。

<前略>
この度、最優秀賞を頂いた
「細工ロイドの通り道」は
理系少女たちの物語になっています。
作中で紹介されているサイクロイド曲線は、
きっと文系の方々には馴染みのないもので、
理系の私だからこそ書けた小説なのでしょう。
文芸部での活動と理系という進路とは
私の中で当初交わらないものでした。
しかし、2年と半年という
文芸部での活動を通して、
その考えは変わりました。
文芸作品とは、
自然法則のようなものだと思うのです。
この世界に存在している
自然法則を解明しようという理学の姿勢は、
筆者が書き出した世界を紐解く
読者の姿勢と同じもののように感じるのです。
自然法則も、文芸作品も
確かに存在しているものの、
私たちが気に留めなければ
何の意味も示せません。
表面を眺めてみても、
少し理解できた気になるだけで、
その本質は見えてこないのです。
しかし、真剣に向き合ってみれば、
そこにはヒントが散りばめられていて、
それを手がかりに世界を自分のものへと
引き寄せることができます。
この物語にもそんな世界の
一端が見えていれば嬉しいです。
(以下省略)


私は、彼女の言葉から、
理系や文系という名の「結界」を作って
行われている今の高校教育を乗り越える、
21世紀型の新しい学びのスタイルを
展望する勇気と希望を得ることができました。

 

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