結婚式①

今日は大安吉日。
娘の結婚式。

妻の着付けのため、
ホテルの静かな喫茶室でひとり
河合隼雄の「幸福論」を読んで、
1時間ほど時間をつぶす。

結婚式前の静かな一時を、
この本で過ごすのは小さな幸福だ。

「儀式」について、
彼はこんなことを書いている。

人間は合理的な存在でもあるし、
非合理的な存在でもある。
この両者をつなぎ、
全体として生きてゆくためには、
人間は「儀式」ということを必要とする。
古来からそのような点で
才能のあった人が儀式をつくり出し、
長い期間の間に洗練されて
形ができあがってくる。
そのような儀式によって、
人間はまったく不可解な
運命の力に耐えて、
新しい力を獲得していくことができる。


人間が生きるということに関わる
根源的な問いかけに、
恐らく科学は答えを提供してくれない。
もしかしたら、そのようなとき、
儀式という存在が、人々を励まし、
エネルギーを与え、
幸福を築いてくれるのかもしれない。

幸福論

 

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