先日、田村幹男さんから
ヘキソミノパズルの作品を
いただきました。
田村さんは、東京出身、
現在は北海道在住の
天才パズリストで、
以前このブログでも
紹介したことがあります。
記事はこちらです→
夢の7分割今回は、25種類もの
ユニークな解をいただきました。
その中から2つほど紹介します。
<その1>
ヘキソミノパズルのピースは
全部で35個あるのですが、
ケースにできるだけ多くのピースを
接するように配置した解です。
何と、28ピースが接しています。

<その2>
逆に、できるだけ接するピースを
少なくした解です。
12ピースが接しています。

実際にやってみるとわかりますが、
このような解を作るのは
並大抵のことではありません。
天才の技です!
ヘキソミノパズルの天才といえば、
もう一人います。
広島の中原さんという方です。
彼の記事はこちらです→
ヘキソミノパズル彼の作品で凄いのがあります。
ピースの総数の35は、
35=1^2+3^2+5^2
と見ることができるので、
あるピースと、3倍、5倍に
相似拡大したピースで
表せるという主張です。
更に、
35=6^2-1
とも書けるので、
あるピースを
6倍に相似拡大した図形から
そのピースを1個抜いた
図形も実現できます。
解の一例の図は以下の通り。

このようにできるピースは
11個に限られることを、
私のホームページで
簡単に証明しました。→
ここです。いつか、田村さんや
中原さんの作品をもとに、
ヘキソミノアートギャラリーが
実現できないかなあ、
などと考えるこの頃です。
田村さんありがとうございます。
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