伊藤先生の講演

またまた福島大会の話題です。

この日のメインは、このほど全国の委員長に就任した
伊藤潤一先生の講演会。

演題は「私の授業づくりの視点」

伊藤先生の話にハズレなしといわれますが(私が今言った)
今回も、思わず膝を打つはなし、大爆笑の話、
感動してうるっとくる話、あっという間の2時間でした。

以前は「ノンスタンダードアナリシス」などを熱く語っていた
のですが、今はほのぼのとした、「孫ネタ」「乙女ネタ」
が多くなってきたようですね。


そんな伊藤先生の話から、私がもっとも心打たれたのは、
中学1年生に「正負の数」を指導する場面で、初めて
グループでトランプ遊びを行ったときの話でした。
(スペード・クラブはプラス、ハート・ダイヤはマイナス
として、カードの得点の合計を競うようなゲーム)

伊藤先生は、トランプゲームなんかしなくても、きちんと
教えれば、正負の数の計算は理解させることができるはず、
と思っていたそうです。

ところが、この授業を終えて、いつもポツンと一人で
寂しそうにしていたある生徒が、

「今日の授業は、皆と一緒に数学ができて嬉しかった」

という感想を書いてきたのです。

これを見て、伊藤先生は、
「子どもたちは、皆と一緒に学ぶことに喜びを感じている」
と気づかされたそうです。

ゲームを行うことは、正負の数の計算をわかりやすく
するための手法であるだけでなく、皆で学びあう
ことの大切さを教えてくれるものでもあるということ。

「わかる」は決して教師の掌の上だけで導かれるものではない。
そして、それは教師の名人芸によって決まるものでもない。

教師の導き、生徒どうしの学びあい、個に返っての学び
これらによって、学ぶ喜びは生まれてくるのだと
先生の話から、あらためて実感しました。

ito.jpg
 

コメント

さっそくブログで取り上げていただきありがとうございました。
ご指摘のように、「孫ネタ」「乙女ネタ」が多いですよね。
でも今はこのネタしか出てこないので、このネタにさらに磨きをかけるしかありません。
今週末の「カフェ」「サークル」でまたお会いしましょう。

2013/ 12/ 11( 水) 08: 00: 49| URL| 伊藤潤一# -[ 編集 ]
 
先日はお疲れ様でした。
乙女たちは先生のお土産に喜んでいたことでしょう。
今度の土曜日の授業づくりカフェよろしくお願いします。
2013/ 12/ 11( 水) 22: 07: 40| URL| しもまっち# -[ 編集 ]
 

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