生徒のノートに勇気をもらう

昨日書類を整理していたら、
十数年前、盛岡三高に勤務していた時の
生徒のノートが出てきました。

彼女は、数学は大の苦手で、
数学の課題をこなすことが苦痛でした。

でも、絵を描いたり、本を読んだり、
小説を創作することが大好きな生徒でした。

そこで、彼女は、
自分の得意分野を数学のノートに活かしました。

イラストや短文を散りばめた、
とてもカラフルな「炎のテストノート」
づくりを始めたのです。

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私がそれを見て、喜んで褒めまくっていたら、
1年間で数学の成績もグングン伸びたのです。

論語の一節に
「これを知る者はこれを好む者に如かず
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」
(知ることは好きであることに及ばない。
好きであることは楽しむことに及ばない)

とありますが、彼女は楽しむことから
数学嫌いの自分を克服したのでした。

私は、彼女が卒業するとき、
そのノートをいただきました。

このノートは、彼女自身が
自分を鼓舞するために作ったものです。

でも、それは、私自身に、今でも
元気や勇気を与えてくれる一冊でもあります。

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教師は生徒に育てられる。


 

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