マララさんノーベル平和賞

今日は、劇団四季の
JESUS CHRIST SUPER STAR
を観て、今帰ってきました。

本物の迫力は違いますね。
公演回数1400回を超える、
劇団四季のまさに珠玉の名作です。

jesus01.jpg


さて。

「数学教室」11月号が届きました。

数学教室11


今月号の連載
「数学という名の自由の翼」は、
正多角形の対角線の話題です。
興味のある方は買って読んでくださいね。


今日、帰りの車のテレビで、
ノーベル平和賞をマララ・ユスフザイさんが
受賞したことを知りました。

実は、私の連載
「数学という名の自由の翼」のタイトルや、
書く内容の方向性は、
国連で演説したマララさんの
言葉に触発されて決まりました。

連載1回目の4月号には、
次のようなことを書いています。
少し長いのですが紹介します。



<グローバリズムの話の後に続けて>

女子教育の権利を求めたことにより、
イスラム過激派「タリバン」に頭部を銃撃された
パキスタンの16歳の少女マララ・ユスフザイさんの、
国連での演説は非常に心を打つものであった。
マララさんは、
「タリバンは銃弾で私たちを黙らせようとしたが、
失敗した。
逆にそれによって、強さ、力、勇気が生まれた」
と力を込めた。
そして、彼女は、
「学ぶこと」の重要性について次の言葉で結んだ。

 One child, one teacher,
  one book and one pen
  can change the world.

本を読んで学ぶことは、
人よりよい成績を上げて
ビジネスチャンスを得るためではなく、
純粋に知にあこがれ、見聞を広げ、
その結果、より大きい
自由を得ることではないか。
それが一個の人間として、強さを持ち、
逞しく生きることにつながるのではないだろうか。

マララさんの16歳とは思えぬ
毅然とした演説を聞いて
私はそんな気持ちになった。

ところで、タリバンは、
「そんなに本が読みたければ、
余計なものではなく、
我々が用意している本を読みなさい」
ということを述べたそうである。

このようなタリバンの姿勢に、
不快感を持ち異議を唱える者もいるだろう。

しかし、自由な発想を封殺するような
ドリル型の授業、
数学の楽しさを教えない一方的な注入型の授業
が横行している日本だって、
タリバンの言っていることとそう変わらないともいえる。

とはいえ、グローバリズムを否定したとて、
私たちは、この先、子供たちを否応なく、
ボーダーレスの世界に送り出さなければならない。
これは避けては通れない道であろう。

私は、グローバル社会の中でものをいう学力とは、
偏差値に守られた学力ではなく、
好奇心に燃え、楽しく勉強することから
生まれるものであると思う。

そしてその楽しい経験を発信し、
国を越えて交流しあうことが、
私の考える草の根グローバリズムだ。

数学は世界の公用語である。
いわば、数学を勉強することは、
世界へ羽ばたき、自由を獲得するための
翼を手に入れること、
つまり、数学は「自由の翼」である。

数学という名の自由の翼を携えた子どもたちが、
世界中の仲間たちと
数学を論じ合うような社会を夢見たい。
(以下略)



マララさんのノーベル賞に
心からおめでとうといいたい。


 

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