数学英文論文集

先日、広島の熊野充博先生から、自作の「数学英文論文集」
を丁寧な手紙とともにいただきました。

熊野先生は元高校の数学の教員ですが、教壇を去った後
「60の手習い」で英語による数学論文を書き始めました。

そして、驚くのは、英国のThe Mathematical Gazette誌
という学会誌に4編もの論文を提出し、掲載されたとのことです。

この度、その論文集を発行され、私にも送っていただきました。

熊野先生の数学に対する深い造詣と、日々勉強する姿勢を私は尊敬し、
自分も退職後には先生のように数学研究に勤しみたいと思っております。

もちろん私には先生のようなレベルには到達できそうにありませんが。

私が30代の頃、n本のマッチ棒を使って作られる三角形の総数について、
自費出版の本で発表したところ、熊野先生が興味を持たれ、
私の証明した定理と、広島の中原先生が、正n角形の3頂点を結んで
できる非合同な三角形の総数とを関連させることで、
新しい発見が得られることを指摘し、
「佐藤・下町・中原の定理(SSNの定理)」という定理にまとめ、
各所で紹介していただきました。

特に、先生の著書「初等数学・解くよろこび」(サイエンティスト社)
にその定理が生まれた顛末と、熊野先生による現代風の証明が載っております。

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自分の名前が付いた定理があることは、数学をする者にとって、
とても名誉なことで、熊野先生には本当に感謝しております。

先生の4本の論文、まず手始めに今
「A generalisation of the limits of square root」
(平方根の極限値の一般化)を頑張って読んでおります。

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先生の今後のますますのご活躍をお祈りしております。
 

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