複式授業と習熟度別授業②

前回の続きです。
高校で複式型の指導を取り入れた
授業の一例を考えてみます。

【2次関数の頂点を求める】
まず、複数の学習課題(評価規準)を設定します。
例えば、
①2次関数の一般形から標準形に変形できる
②文字係数入りの2次関数の一般形から
 標準形に変形し、センター試験レベルの
 問題を解くことができる

などとします。
生徒を課題①を目標とするグループと、
②を選ぶグループに分け
授業をスタートします。

1 共通導入
2つのグループ同時に一斉指導を行う。
ここでは、2次関数の表現の仕方それぞれに
良さがあることや、
平方完成の原理をシェーマ図等を用いて説明する。
数学的な見方・考え方の観点にあたる内容である。
また、本時の流れを説明し、
グループリーダーを決める。

2 直接指導と間接指導
課題①のグループに直接指導を行い、
特に、平方完成の技能を指導。
課題②のグループは、平方完成の基本練習と、
応用問題を考えさせる。

次に課題②のグループに直接指導を行う。
課題①のグループは平方完成の基本演習を行う。
相互に答えあわせを行う場面を作る。

3 共通まとめ
最後に、全体でまとめを行い、自己評価を行う。

こんな具合ですが、学びあいの場面を入れたり、
グループ間で問題を作成し、
出し合ってみるなど、
いろいろな応用が考えられます。

 

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