目標がその日その日を左右する

高総体たけなわです。
ラグビーも男女バスケットも
順調に勝ち上がっております。

野球の春季大会も始まっています。
いい調子で滑り出していますね。

私は、高総体の時期になると

「結果に悔いを残しても、
やってきたことに悔いを残したくないんです。」


という言葉をいつも思い出してしまいます。
これは、風の大地というマンガで、
主人公の沖田圭介(プロゴルファー)が、
大会前に言うセリフです。

私は、この言葉に強いシンパシーを覚えます。

別に、「結果より経過だ」という、
言い古された単純な話でまとめようということではありません。

この言葉には、キャリア教育の視点から
非常に重要な意味があると思うのです。

私たちは「目標」を達成するために頑張るといいますが、
本当の目標は「1日を充実させる」「1日を丁寧に生きる」、
もっといえば「いつ死んでもいいという生き方を日々送る」
ということではないでしょうか。

実は、本当の目標は日々を充実させることであり、
そのような生き方をしたいために、
目標、ゴールを設定するのではないかと私は考えます。

だから、その目標はたとえ達成されなくても、
そのゴールを設定することで、
日々を充実させることができたならば、
すでに本当の目標は達成しているのです。

部活動とは、大会やコンクールに臨み、
よい結果を出すために行うものであることはもちろんです。

でも、そういう「結果を求めること」という目標を
設定することで、
逆に、充実した日々を送るというのが、
本当の目標達成です。

これは、部活動だけではなく、受験、ダイエット、恋!
など、あらゆることに
あてはまるのではないかと思います。

目標(ゴール)とは、
日々を充実させるために(本当の目標)、自分を追い込む呪文。


高校生において、日常の部活動は、
限界にチャレンジする力、他人と協力する心、
時間やマナーなどの規律を守る姿勢を育む場である。
それを日々全うしていることは、
イコール日々を充実させ、
豊かな人生を送っていることになるし、
その経験は、次の人生にも活かされると思います。

「目標がその日その日を左右する」

という言葉があります。

ここで、大切なのは「目標」ではなく
「その日その日」なのです。


だから、例えば、大会で全力を出し切れず敗れたり、
あるいは、大会前に怪我をして、
あれほど熱望していた試合に臨むことができなかったり・・・

それはとても悲しいことではあるけれど、
そのことによって
今までの事が無に帰するわけはないのです。

悲しみが強いほど、それは強い目標を持ってきたから。
ということは、それまでの日々の活動が
充実していたということに他ならないのです。

だから、目標が達成できなくても、
その達成のために過ごしてきた時間に
自信を持って欲しいと思います。

その蓄積は、きっと明日につながるはずなのだから。

 

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