ESDを語ろう!

突然ですが、ESDをご存知ですか。

ESDとは、「持続可能な開発のための教育」
(Education for Sustainable Development)
の略称で、2002年にヨハネスブルクで開催された
国連地球サミット
「持続可能な開発に関する世界首脳会議」で
日本が「ESD10年」として提唱し、
採択されたものです。

簡単にいうと、ESDとは、
社会の課題と身近な暮らしを結びつけ、
新たな価値観や行動を生み出すことを
目指す学習や活動とまとめられています。

実は今年は、
この「ESD10年」の最終年ということで、
11月に大規模なESDユネスコ世界会議が
日本で行われることになっています。

今は知る人ぞ知るESDですが、
きっと、数か月もすれば教育関係者の間で
ブームになると私は予想しています。

なぜ、今回ESDの話を持ち出したかというと、
昨日、宮城県多賀城高校から3名の先生方が
本校に訪問され話をしたことがきっかけです。

多賀城高校では、
平成28年度から防災系の学科ができ、
SSHにも申請されるということで、
本校のSSH申請時の苦労話や、防災教育、
総合学習、国際教育などについて
知りたいとのことで来校しました。

話をしながら、私は本校のSSH事業や、
SDプランの取組みはESDを抜きにして
語れないのではないかと、ふと思ったのです。

ESD活動を推進するネットワーク
「ESD-J」の公式サイトには、
ESDを通じて育みたい「能力」として
以下のことがあげられています

○自分で感じ、考える力
○問題の本質を見抜く力/批判する思考力
○気持ちや考えを表現する力
○多様な価値観をみとめ、尊重する力
○他者と協力してものごとを進める力
○具体的な解決方法を生み出す力
○自分が望む社会を思い描く力
○地域や国、地球の環境容量を理解する力
○みずから実践する力


更にESDが大切にしている「学びの方法」
として以下の点があげられています

●参加体験型の手法が活かされている
●現実的課題に実践的に取組んでいる
●継続的な学びのプロセスがある
●多様な立場・世代の人びとと学べる
●学習者の主体性を尊重する
●人や地域の可能性を最大限に活かしている
●関わる人が互いに学び合える
●ただ一つの正解をあらかじめ用意しない


何ということでしょう!
例えば、昨年1年生で取り組んできた
復興と防災の取組や、2年生で行ってきた
ディベートは、まさにESDの視点
そのものではありませんか。

「凄いことだ。本校のSDプランはESDの
先取り実践だったのか!」

私は思わず叫びました(心の中で)

日本発のESDは、恐らく、
本校が推進しようとしている「参加型授業」や
SDプラン、SSH活動を、
その理念的側面から大きく後押ししてくれる
力になると私は思っています。

皆の者、今こそESDを語れ!

 

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