「2学年講演会⑤」

2学年講演会のまとめ、今回で5回目です。
5回で終了の予定でしたが、
分け方を細かくしたため、
あと2~3回続けたいと思います。

今回は「こなす」と「ひらく」という言葉に注目して、
課題への取組などについて話した部分です。




5 「こなす」学びと「拓く」学び

先ほど、夢と手段のところで紹介した植松努氏は、
「こなす人」と「ひらく人」の話をよくされます。

「こなす人」とは、与えられた最小限の課題、
ノルマをできるだけ引き延ばしてこなす人、
与えられるまで待つ人、
人からしてもらうことを望む人のことです。

一方、「ひらく人」とは、自ら考え行動し、
周囲の環境を変化させていく人のことです。

変化や新しいことを受け入れ、
世の中の理不尽に対して
批判的な目を持ち
行動していく人のことでもあります。

こなす人は結果として能力を失い、
人に迎合するだけの人生につながります。

ひらく人は能力が磨かれ、
地域や他人の気持ちを考えて行動できる
優しさが身につくと考えられます(図参照)。

0411k-17.png

私は、学びについても、
「こなす人」と「ひらく人」
という見方をしてみたいと思います。

例えば皆さんが日々取り組んでいる
課題について考えてみましょう。

課題を、
「叱られるからしょうがなくやる」といった、
「こなす」という意識の人は、
課題を苦痛と捉えてしまいます。

すると、こなすこと自体が目的化し、
与えられること以上のことを
やろうとは思わないでしょう。

また、他者との比較や先生からの叱責などが
自分自身の行動原理になるため、
結局自分というものがなくなり、
他者に迎合する生き方に
つながるのではないでしょうか。

これでは苦痛が増し、
自己肯定感が薄れる
負のサイクルに陥ってしまい、
能力が磨かれることはありませんね。

一方、「ひらく人」は、課題を、
自らが向上するチャンスと捉えます。
チャレンジし、成功体験によって自信を持ち、
失敗してもその経験を、
自分を高めるきっかけにすることができます。

0411k-18.png


学びに向かう姿勢は、
人生に立ち向かうことと同じです。

ですから、課題に対しても、
ぜひ、「自分を向上させるチャンス」と
ポジティブに捉えることを
意識して欲しいと思います。




次回は、今回の講演の
クライマックスにあたる
「知識とは何か」のまとめです。


 

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