「いわて国体と生徒総会のアナロジー」

今日は生徒総会が行われました。

冒頭に挨拶をしました。

この生徒総会後に、新応援団による
応援歌練習も控えていたため、
協力体制を呼びかける、多少説教臭い
話しになってしまったかもしれません。

以下に、私の挨拶を記しておきます。



今年度行われた
希望郷いわて国体・いわて大会は
大成功に終わりました。

大会の成功のために、岩手県知事を長とした
国体を推進する組織が作られ、
その方々が汗水流して頑張った結果ですね。

しかし、そういった組織の人たちと
選ばれた選手だけで
成功が生まれたわけではありません。

もし、希望郷いわて国体が、
天皇杯皇后杯の得点という結果のみにこだわり、
それを追い求めるためだけに行うのであれば、
それは、組織のメンバーや、
選手と強化を推進する各種目の
スタッフだけの問題として
片付けられるかもしれません。

しかし、国体の成功とは、結果だけではなく、
プロセスの成果にこそあると私は思います。

多くの県民が、
心から他県の選手のおもてなしを行い、
小中高生たちが応援隊を作って選手に声援を送る。
花を植えて美化に努め、岩手をアピールする。

開閉会式では、歌や踊りなど、
様々な活動をしている人たちにスポットが当てられ、
会を盛り上げる、等々、
選手ではない人たちの努力や汗によって、成功したのです。

つまり、国体の成功を支えたのは、
運営する組織に対して、
その近くにいて彼らを支援する人々や、
協力を惜しまなかった一人一人の県民なのです。

生徒会活動もそうではないでしょうか。

生徒会や応援団も、
組織のコアになる存在が必要です。

しかし、彼らのリーダーシップや、
カリスマ性だけで
活動が活性化するわけではありません。

それほど甘くはないのです。

大切なのは、組織の近傍にいる人たちの
エンパワーメント、支援の輪なんです。

組織の活性化や成功を阻むのは、
一生懸命やろうとする人の足を引っ張る
他者の存在だと思うでしょ。

でも私は、そうは思わない。

むしろ、そういう対立や批判をする勢力によって、
組織はそれを乗り越えようとするためにより強くなり、
自らをバージョンアップしていくからです。

生徒会活動の活性化を阻むのは、
ものを言わず、何も協力しない、
そして、それに対して何も感じないという
「自分だけよければ精神」を持つ人間、
あるいはそんな集団の存在です。

これからの時代に大切なことは、他者を支援し、
頑張る人たちを尖らせる周囲のパワーです。

例えば、生徒会行事に皆で協力しようぜと
立ち上がる仲間の存在、
応援歌や校歌を声高らかに歌う学校文化。
これが、皆さんの高校生活を充実させ、
やる気を持続させてくれる
大きなパワーになるのです。

私はそれを学校における「グリット」と呼んでいます。

だから、皆さん全員の力を貸してください。
生徒会、応援団を大いに盛り上げてください。

馬鹿になってがむしゃら頑張る、
自分はそんなタチじゃないと思ったら、
周囲にいるそんな人を応援してください。

そうすればきっと素敵な高校生活を送れると思います。

皆さんの協力をお願いします。



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