ハイブリットワークショップに見る「公私を越えて繋がる」ニューリーダーの存在

だいぶ時間が経ってしまいましたが、
11月22日に本校で行われた、
アフターアワーセッション

「世界と繋がりながら語り合う
ハイブリッド・ワークショップ」

について紹介したいと思います。

参加者はリアルで60人、
ZOOMによるオンラインで25人にも及びました。

ニューヨーク、ニュージーランド、シンガポール、
韓国、マレーシアといった海外からの
参加者があったことも特筆すべき点です。

この会全体の様子は、
オンラインファシリテーターをされた
田原さんが適切にまとめておられますので、ご覧ください。

http://flipped-class.net/wp/?p=2582

田原さん、ありがとうございます。

フェイスブック上で、
参加された皆さんからの振返りや、
写真の数々を見て勇気づけられております。

また、翌日の「岩手日日」に
何と一面トップで記事が掲載されています!

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この取組みを広く認知してもらうためにも
とてもありがたい記事でした。

今回は、

「セッションの開始前の自分に、
終了後の自分がメッセージを贈る」

というリフレクションを行いました。

特に回収はしなかったのですが、
数人の方からご提示いただきましたので、
以下に紹介したいと思います。

■異なる意見を交わし合い続ける
 心地よさを実感しました。
 参加者の、子どもたちに向ける愛情は
 それぞれかたちが異なっても、
 同量のエネルギーを蓄えているからこその
 一体感だったと思います。

■ベンチャー精神を抱き自立している方々の
 思考に触れることができ、幸運でした。
 「僥倖に恵まれる」とはこのことです。

■協同し、知恵を出し合いながら、
 成功させることを前提に話し合いが
 進んだような気がしました。
 自分の頭でポジティブに考える
 思考クセのある方々と話していると勇気がわきます。

■「解釈は無数にある」
 いつも頭において生活しているつもりが、
 いざ、様々な意見に出会うと「?」となり足が止まった。
 頭で考えることと、実際の経験をすることは違う。
 やはり経験して、様々な人の様々な解釈に
 「いいね!!」と承認しあえる人になるぞ!
 と言ってあげたい。
 「あり完」←これで幸せになった人が、
 まわりにも同じ思いで接していけば、巡り巡って、
 あり完のgoodサイクルが起こるぞ!

■教育現場の先生方の視野を
 もっと広げて欲しいと思いました。
 得意分野はもちろん、不得意分野にも挑戦し、
 その体験を子どもたちに伝えていただければ、
 変わるのかと思います。

■ワークショップは苦手なので、話しを聞くことに徹して、
 肯定したり、当たり障りのない頷きにより、
 場をつくることに貢献しようと思っていたキミに、
 それでは、場をつくることに貢献できていないことが
 よくわかったんじゃないかな。
 たまたま、仕事に関わる相対評価の話になり、
 Cさんがそれ自体を否定したことに対して、
 ちょっとむきになり、反論をしたことで、
 Cさんの考えにもなんとなくではあっても、
 理解できたような気になったはず。
 再度、なんで相対評価が必要なのか、
 という点にモヤモヤしたものがでてきたことが、
 次の段階をつくることになったんじゃないかな。

■「あり完」も必要と思います。
 未来の使者である子ども達の発達段階に
 どう対応していくかという、しつけとしての役割は、
 全部家庭でできるのであれば素晴らしいのですが・・・。
 教育の分野で、私の現役時代をふり返れば、
 しつけ教育をしていたように思います。
 今、確実に言えることは、教育は「待つ」ことも
 大きな役割であるという気づきです。
 筒井先生が常日頃からやられていたことが、
 ようやく理解できかけました。
 今日は先生方ありがとうございます。


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今回の成功の要因は、第一に、
松嶋さんと田原さんの
息のあったリアルとオンラインの連携、
そして、筒井さんの適切なファシリテーションという
安心・安全なオペレーティングシステムです。

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そして、そのOS上に、縦横無尽に行われた、
サマンサ&ロナさん、カイチ君、まつしマンによる
インスピレーショントークという
コンテンツの素晴らしさが二つ目の成功のポイントです。

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それが、会場の参加者の心に灯をつけ、
練られた「3つの問い」によって、議論が活性化され、
会場がスイング感とグルーヴ感に満ち溢れました。

そして、全国からこの会に参加された
たくさんの素晴らしい方々が、各グループの中に入って、
エンパワーしてくださったことも見逃せません。

このワークショップの冒頭に、筒井さんが、
この会の趣旨として
「●●を越える」ということを話されました。

皆さんは●●に何を入れるでしょうか。

「職種」、「世代」を思いつくかもしれません。
そのことによって参加者は
新しい視点を手に入れることができました。

あるいは、ZOOMというオンラインコミュティによって
「国境・時空を越える」と感じた人もいるでしょう。


私は、

「公私を乗り越える」

という言葉を入れようと思いました。

それは、松嶋さんのインスピレーショントークの中で、
自分が行っている取組が、
他者から「趣味でやっているんですか」といわれ、
最近は「そう、趣味です!」と答えている、
とおっしゃっていたのを聞いて、
私の頭の中に浮かんだものです。

松嶋さんのように、
「趣味のように働く」
「遊ぶように仕事をする」というのは、
実は、利益やノルマで動くのではないこと、
前例に踏襲されない自由な視点を持つことであり、
それは、社会が直面している課題や、
理不尽に立ち向かうスタンスでもあると思うのです。

そして、その行動原理は、創造力や他者への優しさを
増幅するものであると私は確信しています。


高齢化、地域の過疎化に拍車がかかり、
100年生きて60年働く時代がやってくる
とも言われています。

また、AIの進展による「知識爆発社会」の到来によって、
職業や働き方も大きく変わってくるでしょう。

そのような中、「公私」という境界を
乗り越える視点は、
21世紀を生きる人間に、
まさに求められる資質であり、
それは、AIが追いつけない知性を
内包するものなのかもしれません。

そして、この「公私」という境界を越える視点は、
ただのキレイごとではなく、
キャッシュフロー的な要素も含んだ、
企業マインドにも影響を与えていくものであると思います。

今回、自腹で遠くから参加された方々の、
他者をエンパワーする力とホスピタリティマインドに、
そんな「公私を乗り越える」
ニューリーダーシップの姿を私は強く感じました。

皆さんありがとうございました。

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