「避難訓練」

今日は、非通知型避難訓練が行われました。

本番さながらモードで行う避難訓練です。
皆さんお疲れ様でした。

私の講評を、以下に記しておきたいと思います。

これは、災害時にSNSを用いて発信するための
一つのテストとして行うものです。
ブログにアップし、すぐに
フェイスブックでフォローします。

<講評>
一昨日の台風10号により、
岩泉町や久慈市などで
甚大な被害が出ています。

今、岩手県の高校は、横軸連携といって、
内陸部の学校が沿岸地域の学校と
連携をとって支援する体制をとっています。

因みに、花巻地区の高校は、
大槌高校との横軸連携を行っています。

幸い、大槌・釜石地区は、
台風の被害はそれほど無かったのですが、
岩手県全体として死者12名、
未だに多くの孤立者がいるなど、
非常に深刻な状況になっています。

私たちは、東日本大震災津波を経験しました。
そして、今年度に入り、熊本地震がありました。

今、私たちが
地球規模で考えなければならないテーマ、
人類共通の課題は何かというと、
それは、自然災害対策です。

現代社会は、異常気象社会ともいわれています。

そんな現代に生きる私たちは、
危機対応(クライシス・マネジメント)と
危機管理(リスク・マネジメント)を
しっかり身につけていかなければなりません。

本日の非通知型避難訓練は、
危機対応の実地訓練でした。
そして、今、このようにお話をしているのは
危機管理の場面であります。

避難訓練にあたり、私からは、もう少し広く、
復興教育の視点からお話をしたいと思います。

岩手県では、「いわての復興教育」において、
「いきる・かかわる・そなえる」
というポリシーをかかげています。

私は、危機管理は復興教育の一つであり、
それは、単に危機に備えるという意味だけには
留まらないと考えています。

私たちは、東日本大震災津波を経験し、
多くの支援を受け、人々の心の温かさや
優しさに触れました。

しかし、その一方、人を傷つけるような行為、
差別的な言動にも出会いました。

その経験から言えるのは、
危機管理、復興教育の根っ子には、
実は他者に共感し、尊重する心、道徳心、
公共の精神、倫理観などの、
人づくりの視点があると思います。

それが「いきる・かかわる・そなえる」の
精神ではないでしょうか。

危機管理というと、
「どう危機に備えるかのマニュアルをづくり」
と思われがちですが、それだけではありません。

もっと大きく考えると、
他者の危機に思いを寄せ、
共に生きていこうとする優しさ、
つまり、共生社会実現のマインドを育てる
ということにも繋がるということを
押さえておいて欲しいと思います。

皆さんは、自分の命を守ること、
危機に備えることを十分自覚しつつ、
更に、21世紀の県の復興の担い手としての、
「いきる・かかわる・そなえる」のマインドと、
発信力を持った人間に育って欲しいと思います。

以上、少し広い意味での
危機管理についてのお話しになりましたが、
私の講評にかえたいと思います。



 

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