「高橋英輝選手激励会」

5月25日に行われた、
リオオリンピック競歩の日本代表、
本校OBの高橋英輝さんの
激励会の様子を紹介したいと思います。

8時半に市役所前で待ち合わせです。

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おお。

市役所にも立派な垂れ幕がありました!

高橋さんと、彼の高校時代の塚田先生、
そして、日本陸連強化委員会の副委員長で、
富士通の元監督である木内様と落ちあいました。


市役所では皆さんから温かく出迎えられました。
上田市長を表敬訪問し、しばし歓談。

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上田市長も花巻北高校のOBですので、
思いもひとしおだったようです。

そして、いよいよ、花巻北高校へ。

花巻商工会議所会頭で、
本校の前同窓会長の宮澤啓祐様、
現同窓会長の佐藤良介様はじめ、
多くの桜雲同窓会の皆様や、
PTAの皆様、学校評議員の皆様などが
激励に駆けつけてくださいました。

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同窓会長から激励金が手渡されました。


激励会では、最初に花北の旧職員の
伊藤寿一先生が作成した、
高橋さんが活躍していた当時の
花北陸上部のスライドショーが放映され、

その後、塚田先生から高橋さんの紹介と、
生徒の皆さんを激励する
メッセージをいただきました。

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私が心に響いた塚田先生の言葉は二つあります。

一つは、
「失敗をすることで進歩がある」
ということです。

往々にして人は、無様に負ける姿を
人前に晒したくないものです。

だから、自分が成功できると思うことしかやならい。
でも、失敗を恐れて
前に踏み出すことができないことは
自分の成長を止めているということでもある。

高橋選手は、大きな試合で失敗を繰り返したけれど、
その失敗の経験があるからこそ、
次への進化、進歩があったということですね。

そして、もう一つは、
夢をどう持ち続けるかということです。

高橋選手の高校時代の夢は、
箱根駅伝を走るということだったそうです。

でも、その夢が叶わないとわかったとき、
彼は競歩に出会い、その世界で頑張る決意をします。

今、彼がオリンピック代表としてこの場にいるのは、
自分の夢を形にするための、
別の道を見つけたからということなのかもしれません。

私も進路指導の中で同じような話をします。

早く夢を持て、夢を持ち続ければ必ず叶う、
という夢追い込み型の進路指導は、
時に生徒に強迫観念を与え、
「夢の決め打ち」→「挫折して立ち直れない」
という結末を生み出してしまいます。

大切なことは、夢が変化しても、
自分の中でぶれない軸(価値観)を持つこと、
そして、夢破れても対応できる方向感覚を持つこと。

これらは、キャリア・アンカー
(職業生活における錨のポジション)と
キャリア・アダプタビリティ(変化への適応)
と呼ばれます。

高橋さんは、陸上競技部という部活動の中で、
技能の向上だけでなく、
人間力を高めていったということがわかります。

部活動の意義はそこにもあるのですね。

さて、塚田先生の後、私からも5分程時間をいただき、
激励の挨拶を行いました。

0525高橋ー06

競歩は、相当な筋力と体力を使うのはもちろん、
知力、そして、精神力、自制心など、
あらゆる力が総動員されているスポーツです。

そこから、私が感じるのは、
体力・知力・精神力を一体的に使いながら
自分の人生をナビゲートしていくという、
「生きる力」を具現化する営みのようでもあるということ、

そして、
凡事の徹底が、大きな何かを成し遂げる
ということにも通じると思います。

生徒の皆さんには、彼の姿から、
そんな生きる力を学んで欲しいと思います。


こんな話をいたしました。
尚、私の挨拶の全編はこちらにあります。

校長激励の挨拶→★★

そして、いよいよ、
高橋英輝さんから挨拶がありました。

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ごく普通の高校生活、駅伝ランナーの夢、
その夢の挫折、
そしてそこから競歩との出会い。

国際舞台で戦う中で
自分の力になっているのが、
花高時代に培われた黒橋魂であったこと。

お世話になった故郷への感謝の思い。

朴訥で、一言一言に誠意の滲み出た言葉に、
会場の私たちこそが勇気づけられました。


そして、応援団登場。
校歌とエールで締めくくられました。

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最後に、高橋選手を囲んでの全体での撮影会。

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終了後は、取材の嵐でした。

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最初は本校新聞委員会です!

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IBCアナウンサーは
何と高橋さんの花北時代の同級生でした。

テレビ東京が追いかけ取材をしていました。
8月のリオ五輪の競歩の放映権を
テレビ東京が持っているとのことです。

すると、岩手では生で観られないのですね・・・。
うーん残念。


高橋さんからオリジナルTシャツを
プレゼントされました。

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お返しに、私の持っている
マルカンプロジェクトTシャツを差し上げました。

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Tシャツは、図書館前のT先生のコーナーに
翌日の一面トップの新聞記事とともに
ディスプレイされています。


高橋英樹さん。

あなたの躍動する姿は、
花高生の、どんな状況でも折れない心、
負けない心、くじけない心、
困難に立ち向かう勇気を培ってくれるでしょう。

もちろん、それは花高生だけでなく、
被災地で復興に取り組む人々や、
2020年の東京オリンピックを夢見る人たちにも
勇気を与えることでしょう。

リオから、夢と感動、希望と勇気を
日本中に送り届けてくれるような大活躍を
心の奥底から願っております。

頑張ってください。

 

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