料理授業論

今日は紫波町の自宅にいるのですが、
カミさんが夜出かけるので、一人夕ご飯。

何にしようかなと迷った末、
棒棒鶏を作ってナンに巻いて食べるという、
我ながらナイスなアイデアが浮かびました。

スーパーでナンの粉を買いに行ったら、
生食用の北寄貝が一玉70円で売っていました。

これは食べるでしょうと、5個ほど買ってきました。

19日の食卓02

北寄貝をさばくのは初めてですが、
2か所貝柱に包丁を入れるとスルリと剥けます。

ヒモを取って、身を真ん中から割って
内臓をこそげると簡単に刺し身になります。

美味しい!

19日の食卓03

残りの部分を、酒・醤油・ショウガ・ニンニクなどで
味付けしてフライパンで乾煎りしてみました。
これは砂抜きが不完全で味付けも
くどくなり失敗でした。
ちょっと食べて捨ててしまいました(^^);;

棒棒鶏はちょくちょく作ります。
もも肉を、ショウガやネギを
ぶち込んだ鍋で茹であげて、それを細切りします。

19日の食卓04

市販の中華クラゲとキュウリの千切りを和えて、
肉を載せてソースをかけておしまい。

19日の食卓05

問題はナンでした。
粉に水100cc程まぜてコネコネしたのですが、
手にくっついてタイヘン。

19日の食卓01

まずは落ち着かせて、
のばしてアルミホイルにのっけて
オーブンで5分程焼くのですが、
べたべたで形ができず、
アルミホイルからうまく剥がれないし失敗。

でも味はいいです。

19日の食卓07


4回目に焼くとき、
アルミホイルの上にサラダオイルを
チラッとかけたら、
見事にスルッと剥がれました。

やはり経験ですね。

ナンは、厚くなってしまたのですが、
これに棒棒鶏と、カイワレをのせて食べると、
当初の予想通り、中華料理の、
花巻と北京ダックのような
趣になってなかなかでした。

19日の食卓08

さて、そうこうしているうちに、
北寄貝を刺し身で全部食べると、
次の日にアタッてしまうような気がしてきました。

そこで、急遽鍋を出して、
しゃぶしゃぶにしてみました。
ウルイもあったのでそれと一緒に。

うん。北寄貝のしゃぶしゃぶ最高! 

19日の食卓06

試しに、ナンにこれとカイワレを
巻いて食べました。
すると驚いたことにキノコの味がしました。

ま、そんなこんなやりながら、
珠玉の一人時間を過ごし、
食べ終わった頃、カミさんが返ってきました。

食卓の様子を見て

「私がいないと思ったらやりたい放題ね」

といわれました。

ははは。撤収が遅かった。(^^)


さて、

今日の一人料理で思ったこと。

優れた料理人は、
素材の良さを引き出すことに腐心する。

それは、いい素材に対して何もしない
ということではない。
素材に対峙し、とことん見つめ、
その良さを引き出すために、
それまでの経験を駆使し、
さりげない工夫をするのだ。

そして、どういう素材と交われば
更に良さが引き立つかを
考えることもポイントだ。

ところが、凡百の料理人は
それができないので、
過剰に工夫をし、過度な味付けに頼り、
結果として素材の味を殺す。

今日の私はまさに後者。

北寄貝のヒモや貝柱をダメにしてしまいました。

それは、素材の良さを引き出せず、
ヘンにいじくってしまったのです。

そこで、ハッと気がついた。
それって、授業と同じじゃん。

一流の教師は、
生徒の主体性を伸ばすことを第一に考える。

過剰に生徒をコントロールして、
生徒の良さを殺してしまうのは二流の教師。

料理と授業論、考えると面白い。




 

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