久慈平荘と提携した介護人材育成事業 

一昨日の金曜日、
八戸からデイリー東北さんをお呼びして、
来年度からスタートする
「久慈平荘と提携した介護人材の育成事業」
についての説明会を行いました。

この事業は、
特別養護老人ホーム久慈平荘と連携し、
「介護職員初任者研修
(旧ホームヘルパー2級にあたる資格)」を、
大野高校を会場に、
希望する生徒に実施するというものです。

昨年の夏頃から、久慈平荘の施設長の
野田さんとあたためていた構想が
いよいよ動きだしました。

この事業の目的は次の4つです。

(1)洋野町の高齢化、人口減少を支える、
 介護マインドを持った生産年齢世代を育成する。

(2)大野高校が洋野町及び地域の介護施設と連携し、
  地方創生のエンジンの役割を担う。

(3)介護人材の裾野を広げる特色ある学校づくりにより、
 高校の活性化を目指す。

(4)将来の人口減少社会における地方創生を実現するための
 ロールモデルとして発信・提示する。


強調したいのは、
学校存続への布石という意味合いでの
「特色ある学校づくり」を意図するのではなく、
もっと未来へのビジョンを持って、
新しい学びを提供する学校づくりと、
それに連動した地域の活性化を
目指そうということです。

この思いは、
施設長の野田さんと私が共有する考えで、
今後、大野型CCRC構想の一つとして
位置付けていこうという思いも持っています。

画期的なことは、町のバックアップを要請しながら、
生徒に無償で行うこと。

そして、カリキュラムの中に入れないことで、
本校だけではなく地域の人と共に受講する
という学びの環境をつくるという2点です。

ここまでの道のりはそう簡単ではありませんでした。

高校の職員のコンセンサスを得て生徒に提示し、
県教育委員会と相談し、
地区懇談会で地域への説明を行い、
PTA、同窓会、大野高校を守る会などの
応援組織と作戦会議を重ね、
そして、町長との面会の場を設置し、
更に町の総務課や福祉課との打合せを経て
町の理解をいただきました。

年末から年始にかけて
何とか実施できる状況が見えてきたので、
中学校への説明とともに、
校長通信の「飛翔」の臨時増刊号を作成し、
洋野町大野地区へ全戸配布しました。

そして、21日の今回と、25日の2回にわたって、
マスコミへの発表の場を設けました。

この日は、私の他に、
久慈平荘からは
施設長と副施設長の野田さんと主担当の下道さん
大野高校を守る会の事務局長で町会議員の南さん、
守る会のメンバーで元PTA会長、
現同窓会副会長でもある野田さん
現PTA会長の長川さん

以上の6人をお呼びして、約1時間にわたり
じっくりと説明させていただきました。

デイリー東北説明01LT


最後に、今回の取材の中で、
学校再編に関わる部分で
私が述べたことを箇条書きにまとめておきます。

①学校の存続・発展と地域の創生は不可分一体である

②しかし、「地域のために子どもがいる」
 「学校のために子どもがある」という考えは
 「自分の周りだけが良ければ」
 「どうすれば自分たちだけが生き残れるか」
 という視野狭窄に陥りがちであり、
 それはともすると不満、対立を生み出す。 

③そうではなく「子どものために学校、地域が何ができるか」
 という逆向きの視点が必要

③学校や地域の大人は、
 子どもの未来に責任を持たなければならない

④そして、学校は生徒に「夢と希望」を
 与える場でなければならない

⑤求められるのは学校の「脱・内向き化」
 そのために他職種との連携が必須

⑥自由な発想と未来へのビジョンを持って、
 純粋に「アイデアを出し合う」「未来のビジョンを語る」
 場を大野高校は提示したい。

⑦今回の事業もそのような視点を踏まえて
 実施するものである。



まずは一歩目が踏み出されました。


 

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