オーガニックラーニングとおでん鍋

12月5日(土)に、
近畿大付属高校の英語教師で、
一般社団法人オーガニックラーニングの
代表理事でもある江藤由布さんの企画する、
オーガニックラーニングの
仙台セミナーに参加しました。

私は、これまでも江藤さんの発信に
共感している者ですが、
今回、セミナーに参加し、
「まさに然り」
「我が意を得たり」
と思うことがたくさんありました。

江藤さんは、

●教えないから学びだす
●失敗をしない君の人生、それ失敗
●人生の経営者たれ


をオーガニックラーニングの
モットーとして掲げています。

それは、edupreneur(教育起業家)である
自らの生き方そのものをコンテンツとして
我々に提示しているようにも思います。

江藤さんの、思い立ったら即行動に移し、
知らぬ間に大きな磁場を形成している、
という姿を見て、
「一体いつ寝ているの?」
と尋ねる人もいます。

あるいは、そんな江藤さんを
「宇宙人」と評する人もいます
(筒井洋一さん)。


「思いと行動が一致すると
寝ていなくても大丈夫」

という江藤さんの言葉には驚きつつ
ナルホドと思いました。

確かに、自分もそうです。
思いと行動が一致しているときは
疲れないし風邪もひきません。

ただ、江藤さんの様に
瞬時に行動に移せるかどうかに
私との大きな違いがありますが。

さて、今回、江藤さんの

「オーガニックラーニングは
方法論ではなくビジョン、
いわばOS(オペレーションズシステム)であり、
マインドを耕すルートである」

という言葉には思わず唸りました。

私は、最近、講演などで、
アクティブラーニングを、
おでんに例えて説明しています。

org02.png


今、アクティブラーニングは、
初等・中等・高等教育の枠組みを超えて、
あるいは、生涯教育・社会教育にまで及んで、
「学び」を突き通す軸として、その存在が
クローズアップされているように思います。

これを、おでんに例えると、
アクティブラーニングは
具材を突き通す串にあたります。

また、地域、校種、職種を超えて、
多くの人々が同じテーブルで、
「学び」について語り合う場が
形成されていることも注目されます。

それは、おでん鍋に、
様々な職種という具材が
共に寄り添って語り合うイメージです。

私は、アクティブラーニングラプソディ
ともいえる状況から生まれたこのような現象は、
閉塞的ともいえる学校現場の
「脱・内向き化」を促すという意味で
ポジティブに捉えたいと思います。

おでんとは、
アクティブラーニングが

「知識注入型の教育を乗り越えた、
学習者主体の学びを目指すもの」

「マインドセットを整え、
汎用的な能力を育むもの」

といった、
教授パラダイムから学習パラダイム、
コンテンツベースから
コンピテンシーベースにという、
小中高大を貫く理念を内包しているということの
メタファーと捉えたい。

ってそこまでいうか。
おでん買い被りすぎ。



さて、私はここで、
オーガニックラーニングのイメージを、
やっぱりおでんで表してみました。
すみません。
そんな真剣に語ることではないのですが・・・

org03.png

鍋の中に、沢山の具材が入っていて、
ぐつぐつと煮込まれています。

素材は、その旨みを、他の具材に与え、
そして、自分も他の素材から旨みを受け取ります。

そういう「共創」によって、単独の素材より
はるかに美味いおでんができあがります。

オーガニックラーニングは、いわばその具材が入る鍋。

その鍋に出汁をはり、
具材を集めて火にかけ、煮込む。
美味しいおでんをつくるには、
出汁にこだわります。
化学調味料ではなく、
上質の昆布と鰹節(関西では昆布だけかな・・)。

このような一連の作業を行うのが、
コーディネーターの役目ともいえます。

時に応じて、具材を変え、味付けを変え、
そしてそれらをぐつぐつ煮込むことで、
単独では得られない新しい味が創出される。
それは、時に、料理人が予想していた
味の範疇を飛び越えていくこともあるだろう。

そんなことを考えながら、
私はアクティブラーニングについて、
これまでもやもやとしていた定義を
自分的にまとめ直すことができました。

それを図解してスライドにしましたが、
その話は、またいつか。


 

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