「パワフルな問い」 石巻西高校での講演より

11月25日に石巻西高校で
アクティブラーニングの講演を行いました。

その中で、

「石巻西高校の生徒にとっての『生きる力』とは何か。
彼らの実態(良さ・課題)や学校を取り巻く
リソースを踏まえて、グループで意見を出し合い、
付箋紙を用いて表現してみよう。」

という問いを立てて、
グループワークを行いました。

これは、

「持続する知識、他に転移する能力」

を培うために

「パワフルな問い」

を立てることが、
授業をアクティブラーニングにするための
一つの考えである、ということを
強調したかったために行ったものです。

単に、

「生きる力とは、
『○○な学力』『豊かな○○』『健康と○○』である。
○に入るのは何か、グループで考えよ」

などでは、問いを自分事として
捉えることができないので、
答えても、「つながる力」になりません。

ちなみに、私は
「持続する知識、他に転移する能力」
を培うための「パワフルな問い」
という表現をしていますが、

「永続的理解」のための「本質的な問い」
(2010 三藤・西岡・田中)

「生きて働く質の高い学力」のための
「深い思考を誘う問い」(若狭高校)

という言い方も参考になります。

さて、ワークでは実態について
3分ほどグループで話し合った後、
各班に説明者を1人残して、
その人以外は、自由に他の班の様子を
聴きに行くという手法でシェアしました
(ワールドカフェ型)。

このような形で行うと、短い時間で
多くの意見と交わることができます。

皆さん、とてもアクティブに
取り組まれていましたね。

先生から許諾をいただいたので、
説明の様子の動画を少しだけ公開します。


レジリエンスのようなものを
生きる力としているようですね。

シェアした後、元のグループに戻りまとめます。

このようにして作った成果物から、
今後の具体的な取組を企画したり、
経営計画を作成するなど、
次の活動に繋がっていけるのではないかと思います。

ここで、少し補足しますが、

アクティブラーニングとは、
「パワフルな問い」を立てることだけではなく、

その問を様々な「活動」を通して
深め解決に向かわせてこそです。

その「活動」に
外化や他者との共創など
をどう取り入れていくかを
考えていくことで、
アクティブラーニングになっていく
のではないかと私は思っています。




 

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