テーマは「彩雲」~第48回桜雲祭~

いよいよ明日から桜雲祭が始まります。
今日は準備の様子を眺めてきました。

s-saiun-01.jpg

s-saiun-08.jpg

s-saiun-05.jpg

s-saiun-03.jpg


今年のテーマは「彩雲」。

彩雲とは、太陽光が、
雲に含まれる水滴で回折し、
その度合いが光の波長によって
異なるために、雲が緑や赤に
美しく彩られる現象のことです。

瑞雲、慶雲などとも呼ばれ、
古来より吉兆
(よいこと、めでたいことの起こる前ぶれ)
の一つと言われております。

そういうこともあって、今年は風船が、
まさに彩雲のように、
あちらこちらに飾られていました。

s-saiun-06.jpg

s-saiun-07.jpg

s-saiun-09.jpg


また、花高の文化祭の目玉の一つは、
生徒の「自由研究」の発表です。

今年は体育館にパネルを配置して、
全グループのポスターを掲示し、
優れた研究グループの口頭発表を行う他、
すべてのグループの
ポスタープレゼンテーションを行う
企画も立てています。

s-DSC_0585.jpg

s-DSC_0584.jpg

s-DSC_0583.jpg

s-DSC_0575.jpg

s-DSC_0574.jpg


このポスターはざっと130枚あります。
バラエティに富んだ研究テーマの
ポスターの数々がまさに彩雲のごとく、
体育館を彩っています。

書かれているのは研究内容の
アブストラクトですが、
これを一日全部見ているだけで、
かなりの雑学博士になると思いますよ。

皆さん明日からの桜雲祭を
楽しみにしていると思いますが、
実はこうして準備をしている時間も楽しく、
かけがえのないものですよね。

ところで、花巻北高校と「雲」の関係は
昭和16年にさかのぼります。

元内閣総理大臣、米内光政海軍大将が、
創立10周年を迎えた本校を訪れた折に、
当時の校長に依頼されて命名した地名が
「桜雲臺」です。

これは、従来の「桜臺」という地名の
真ん中に「雲」を入れ、
「桜雲」(雲と見まがう美しい桜)と
「雲臺」(高いところにある場所)という
2つの熟語を合成したものです。

つまり「桜雲臺」とは、
雲と見まがう桜のような高い理想、
大きな志におおわれた高台の学舎と
解釈することができます。

この桜雲祭では、
そんな理想に燃えた生徒達が、
クラス展示(総合的な探究活動の発表、模擬店)、
文化部展示、教科展示、食堂、中夜祭、
有志発表という7部門で、
花巻北高校という「雲」を7色に彩ります。

彩雲、それはいわば理想のコミュニティ。

それぞれが思いを込めて、
自分色に染めながらも、
全体がしっかり調和を保つ場です。

どんな景色に染められていくか、
それは生徒の主体性と創造性、
そして来場される皆様の思いによって
決まっていくことでしょう。

立てよ理想の殿堂!

明日からの桜雲祭、
多くの皆様のご来場をお待ちしています。

 

「万葉植物園復興プロジェクトに思いを寄せて」

一昨日、万葉植物園復興プロジェクトの
生徒リーダー3人と、
花巻家守舎の専務である高橋さん、
そしてそのアレンジをしていただいた
保護者の清水頭さんと、
初の打合せ会を校長室で行いました。

高橋さんは、あのマルカンデパート復興に
直に携わってきたリノベーションの専門家です。

万葉植物園の復興を
どのような筋道で進めればよいか、
多くのアドバイスをいただきました。

manyoup-01.jpg

本校にはかつて「万葉植物園」という
素晴らしい庭園がありました。

もちろん、春日大社はじめ、
全国に万葉植物園はたくさんあります。

本校の万葉植物園も、それに倣って
万葉集に因んだ植物が
それはたくさん植えられていた庭園でした。

しかし、本校の万葉植物園は
数十年来放置されてきました。

今では、草がぼうぼうと生い茂り、
池は泥沼状態になって、
ボウフラの住処になっています。

万葉植物園の看板はあるものの、
今や誰も足を踏み入れない
アンタッチャブルな場所になっているのです。

そんな中、これまで生徒会を中心に、
何人かの生徒達が
この万葉植物園を復活させよう
という声をあげてきました。

私は、昨年の生徒総会で、
生徒達が万葉植物園復興の議論を
熱く闘わせる姿に驚きました。

そして、ああ、こんなにも
真剣に考えている
生徒達がいるんだと感動しました。

彼らのそんな強い思いにもかかわらず、
復興が前進しないのはなぜだろう。

時間の問題、資金の問題、
マンパワーの問題・・

いろいろと考えているうちに、
私は、この万葉植物園の
荒廃と復興の根底には、
教育の根幹に関わる
大きな問題が潜んでいるのではないか
という気づきを抱きました。

私は、この万葉植物園を、
学校が学校であるかどうかを試す
リトマス紙のように感じるのです。

万葉植物園なんて、別に整備しなくても、
生徒の学力向上や進路実現や
部活動での成果が
停滞するわけではありません。

むしろ、その整備に費やす時間とお金を、
部活や学力向上策のために
充てる方がいいだろう
という人がいるかもしれません。

しかし私は敢えてこう考えます。

万葉植物園が忘れられ、放置され、
荒廃していった歴史は、
学校が学習の効率性を追い求めるために
無駄をそぎ落とし、
文武両道の名のもとに
進学実績や部活動の成果に
邁進してきたことの象徴ではないだろうか。

すると、生徒からの
万葉植物園復興の声に耳を傾け、
行動をともにできるかどうかは、
学校の見識、教育に対する
スタンスが問われる、
いわば試金石なのではないか、

そして、万葉植物園復興プロジェクトの
リーダー3人に、私はこのような命題を
つきつけられているのかもしれない
と痛感したのです。

そういうわけで、今私は、
PTAや同窓会など様々な場で
万葉植物園復興を叫んでいます。

そして、今、自分たちができることを
必死で行っている、
3人のリーダーたちを支援する輪を
作っていきたいと考えています。

今日の高橋さんと
清水頭さんとの打合せ会も、
そんな中で生み出された
確かな一歩だと思っています。

私はリーダーの3人にこんな話をしました。

数字や結果が残せなければ
何も残らないというのは「学校」ではない。
学校は営利を追求する企業とは違うからだ。

目標がかなわなくても
残るものがあるのが学校だ。

だから復興のために立ち上がり、
仲間を巻き込んで様々な行動を起こすこと、
その過程から、多くの宝物を
君たちは手にするはず。

たとえ復興が道半ばになったとしても、
そこで得た経験は社会に出てから
生きて働く力になるはず。

踏み出せばその一足が道となる
迷わず行けよ、行けばわかるさ
(アントニオ猪木)

すみません^^。
これはいいませんでした(笑)

私はそんなことを生徒に言いながら、
それはまさに自分に言いきかせる
言葉でもあると思っていました。

万葉植物園復興は、別にしなくてもいいこと。
だからこそしなければいけないこと。

私が在任中に、
万葉植物園を見て見ぬふりをし、
ただ放置していても特に何か問題が
起きるわけではないでしょう。

せいぜいやぶ蚊が多く発生するだけです。

でも、20年後、30年後はどうなのか。

恐らくやぶ蚊は更に異常発生し、
森のようになった植物園には
誰も足を踏み入れる者はなく、
その恐ろしいほどに生い茂る森に
いつか雷が落ちるかもしれません。

そうなってから、人はそこを
厄介な場所として、ブルドーザーで
根こそぎ無き者にしてしまうのです。

私たちに必要なのは過去リスペクトし、
未来の前提となる「今」を
つくり変えることではないか。
そのことを思う力が我々にあるかどうか。

万葉植物園復興には
3つのリスペクトがあります。

一つは、今述べたような
過去の先人たちの思いに対して。

二つ目は、復興を立ち上げようとする
生徒達に対して。

そしてもう一つは自然に対して。

先日、妖精アーティストのロナさんが
「フェアリートーク」の中で、
なぜ今妖精なのかということについて
このようなことを話したことが
今でも心に残っています。

先日ブログに書きましたが
もう一度書き起こしてみます。

人々は古来より自然と共に生きてきた。
そこには、「共生とバランス」の世界があった。
しかし、人間が便利さを求めていくうちに、
自然への関心が薄れていき、
妖精、妖怪はファンタジーの世界へ
追いやられてしまった。
妖精とは、実は自然そのものである。
妖精を知ることは、自然を知ること。
妖精を知ることで自然への
畏怖 (Awe)、
敬意 (Respect)、
感謝 (Apprication)
を知って欲しい。


もちろん、ここで述べている自然とは
自然環境に留まらないことは
先日のブログで述べた通りです。

いわば万葉植物園は
妖精が住む森づくりなのかもしれません。

つまり、復興の場所は、
その庭園であるとともに、
私たちの心の中でもあるのです。


 

「相澤先生の感想コメントから生徒の主体性について考えた」

8月7日に、3年生を対象として行われた
「黒橋の鉄人セミナー」で講座を
行っていただいた相澤徹先生から、
生徒の感想に対するコメントが
先日送られてきました。

相澤先生は元県教育長で、
岩手県立大学の理事長も
努められていた先生です。

先生の講座は、地域創生、
働くことについてなどの内容で、
直接受験と関わる内容では
ありませんでした。

昨日、進路課長の田上先生から
その感想とコメントを
見せていただきましたが、
いやあ本当に驚きました。

受講した99人の生徒全員に
きめ細かいコメントが書かれているのです。

aizawa-01.jpg

そして、生徒それぞれのいいところに
アンダーラインを引いてピックアップし、
共感のコメントを寄せています。

99人誰一人同じコメントはありませんでした。

私は、すぐに先生に電話をして、
私がどれだけ感激したかを伝えました。

すると、先生は、受講した生徒全員が
びっしりと記述していて、
しかもその内容が素晴らしかった。

それほど私の話しを
真剣に受け止めてくれたことがわかり
嬉しかった、としみじみ話してくださいました。

3年生の夏休み中の特別セミナーというと、
普通は教科の受験指導を行うところです。

しかし、今回は、将来社会に出て、
地域社会の中でどのように生きていくか
という大きなテーマでこの講座がセットされました。

まずそれが素晴らしいことですね。

高校を卒業したその先を伸ばす力に
繋がる取組みだったのではないかと思います。

相澤先生の素晴らしさはもちろんですが、
生徒の感想を読むと、自分で一生懸命考え、
それをしっかりと自分の言葉で
表現していることがわかります。

ここで、生徒の感想の素晴らしさを見て、
「さすがは花高生だ」という人が
いるかもしれません。

もちろんそれは一面正しいのでしょう。

でも、もう一つ注目して欲しいのは、
相澤先生の講座の進め方なのです。

先生は、最初に講義を行い、その後、グループで
「質問づくりワーク」(QFT)を行っています。

この活動によって、生徒の思いが具体化され、
自由に対話し、表現できる姿に
なったのではないかと思うのです。

つまり、感想文に見られる生徒達の主体性は、
この「質問づくりワーク」によって顕在化した、
つまり、アクティブラーニング「型」手法の
勝利なのではないでしょうか。

今、本校の生徒の主体的な活動が
顕著になってきました。

夏休みの様々な活動を見ても
そのように強く思います。

それは生徒が「変わった」のでしょうか。

私は、そうではないのではないか、
と最近思うようになりました。

そう。

生徒は、最初から主体的な存在だったのだ。
ただ、それを顕在化される場が
与えられていなかっただけ。

つまり、変わったのは生徒ではなく、
そんな場を与え、主体性を引き出した
学校や教員集団だったのかもしれません。

昨日の職員会議でそんなことを話しました。

 

「自由の翼展② フェアリートークで思ったこと」

8月11日に行われた
「自由の翼展」の午前の部は、
高校生妖精アーティストである、
ロナ・ラージスさんによる
「フェアリートーク」、
妖精学講座が行われました。

まさにギャラリーBunの雰囲気にピッタリ、
そして、今回のイベントの
スタートにふさわしい講座でした。

妖精についての様々なエピソードが話された後、
ロナさんは、なぜ妖精学なのか
ということについて次のようにまとめられました。

人々は古来より自然と共に生きてきた。
そこには、「共生とバランス」の世界があった。
しかし、人間が便利さを求めていくうちに、
自然への関心が薄れていき、
妖精、妖怪はファンタジーの世界へ
追いやられてしまった。

妖精とは、実は自然そのものである。
妖精を知ることは、自然を知ること。

妖精を知ることで自然への
畏怖 (Awe)、
敬意 (Respect)、
感謝 (Apprication)
を知って欲しい。


ここで、ロナさんは、
妖精を自然のメタファーとして捉えています。
私は、ロナさんの話しを聴きながら、
ここでいう自然とは何か
ということを考えていました。

この日のイベントの
トークセッションに登場する畠山さゆりさんは、
人間の生命維持のメカニズムは、
共生と循環、調和を繰り返す
自然環境と相似形であるといわれます。

また、齋藤みずほさんからは、
人間が本来潜在的に持っていたアートの能力が、
日常生活を維持していく中で薄らぎ、
どこかに追いやられ、
最初から自分には備わっていなかったと
思ってしまっているのではないか
という話しもありました。

そして、ロナさんの母親のサマンサさんは、
子どもは生まれながらの天才であり、
ありのままの自分が完璧であるという、
「あり完」「No Limit」を主張され、
世界に発信されています。

このように考えると、
ロナさんの言う自然を知ることとは、
自然環境を守るという話に留まらず、
自分の身体や心を見つめ、
あるがままの世界に回帰し、
個人のしあわせとは何か、
そして、世界、地球のしあわせとは何かを
追求することではないかと思いました。

すると、それはまさに、
Chiharuさんの歌声と併せて、
その後のトークショー全体を貫くような

いわば、基調講演ともいえるものだったんだなあと、
今しみじみと思っています。

ロナさんは高校卒業後、
妖精アーティストとして身を立てていくとのこと。

ロナさんの今後の活躍を
これからも応援していきたいと思います。

fairytalk02.jpg


 

自由の翼展① 

8月11日に
「しもまっちwith friends 自由の翼展」の
スペシャルイベントが行われました。

jiyu-28.jpg

この日、芳名帳に記帳していただいた方
だけでも50人もの参加がありましたので、
会場に入れなくて
外から眺めていた人も含めれば
100人近い参加者が
あったのではないかと思います。

この日はFMワンや
岩手日日からの取材がありました。

FMワンのDJは
花北時代の教え子でびっくりしました。

岩手日日から以下のように、
とても大きく紹介していただきました。

jiyu-01.jpg

また、5日・6日には山口県から
盟友マツシマンこと松嶋さんが、
盛岡の山下さんとともに駆けつけ
準備を手伝ってくださいました。

jiyu-m05.jpg
マツシマンからいただいたお菓子は
全日の準備で皆さんと美味しくいただきました。

5日の夜は、マツシマンと
じっくりお話ししました。

彼との対話は餅つきのような感じかな。

私が杵で餅をつくと、
マツシマンが上手に餅をこねて、ひっくり返す。

気持ちよくなってまた餅をつく。
今度は攻守交替して
マツシマンが餅をついて私がこねる。

この日の夜は共感と気づきの嵐でした。

jiyu-m06.jpg

また、山下さんには準備の他に
当日の運営も手伝っていただき本当に助かりました。

そして、夜の打ち上げ後には、酩酊の私を
自宅まで送り届けてくださいました。
感謝、感謝です。


さて、今回の自由の翼展の
イベント開催にあたって、
皆様からたくさんのお花、お祝い、
差し入れをいただきました。

本当にありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。


金沢PTA会長、
ohana-pta.jpg

様々な施術で私の体を
診てくださっている齋藤重貴先生、
ohana-sige.jpg


昨年まで本校に勤務していた牛崎先生、
ohana-ussi.jpg

そして、神戸の百合学園勤務の
アクティブラーナー内橋先生、
ohana-ucci.jpg



素敵なお花ありがとうございました。

息子が昔お世話になっていた柏山さんからは、
がんづきなどの手作りお菓子をいただきました。

息子のお嫁さんの実家の相馬さんからも、
それはそれはたくさんのおにぎりの差し入れや、
南部せんべいなどのお菓子、
そして抱えきれない程の野菜もいただきました。

清水頭さんからは、お母さんが作られた、
おこわやお煮つけなどの惣菜の差し入れを
たくさんいただきました。

スタッフや参加された皆さんに大評判、
美味しいとむせび泣く人もおりました。

ああ、写真を撮ることができなくて残念。
準備が本当に大変だったと思います。
感謝にたえません。

齋藤みずほさんからは、
この日のために塗香を用意していただきました。

jiyu-m02.jpg

これは、夜の部での海外の方との
交流の中でもご紹介され大変好評でした。

また、私をイメージし調香したという文香を、
私だけではなくスタッフへのお土産用にと
準備していただきました。

jiyu-m01.jpg

また下の写真の「ジャズ羊羹」は、
今回の「自由の翼展」にふさわしいもの
ということで、わざわざ大分の由布院から
取り寄せてくださったとのこと。

jiyu-m04.jpg

うーんこの気配り。さすがです。
やはり、みずほさんは
「世界に自慢したい日本女性」ですね。

永島宏子さんからも素敵なお菓子を
たくさんいただきました

また、永島さんには前日の準備から
当日の運営まで、
齋藤さんと清水頭さんとともに
携わっていただきました。

そして、夜の部では海外の人達を交えて
線香花火パーティーを催してくださいました。

愛知の名城大から来られた
竹内先生からもお菓子をいただきました。

彼とはその翌日、
わんこそば対決を行いますが、
その記事はまた後日。

ソーベーズカフェオーナーで、
今回のトークセッションの主役の一人である
畠山さゆりさんからも、
人気のソーベーズオリジナルクッキーなど、
たくさんのお菓子をいただきました。

jiyu-m03.jpg

添えられたカードのさゆりっちが最高です。

私は、この日、さゆりさんの天才ぶりに
あらためて衝撃を受けるのですが、
その記事はまた後で。

今回のスペシャルゲストのChiharuさん、
サマンサさん、さっちゃんからも
お祝いをいただきました。

ありがとうございました。

さゆりファミリーの一人、断食仲間であり、
イーハトーブマラソン仲間でもある
タキックスさんからは、
月の輪の無農薬米酒をいただきました。
今カミさんと美味しくいただいております。

断食マイスターの試験に向けて
お互い頑張りましょう!

そして、凄いと思ったのは、
私の断食仲間、髙橋佐智子さんからいただいた
手作りのパンとお菓子です。

jiyu-21.jpg

佐智子さんは花巻市内で
美肌フェイシャルサロンを経営し、
毎年様々なコンクールで入賞されている
カリスマエスティティッシャンです。

佐智子さんはお菓子作りもプロ級。
そして、凄い勉強家で、
最近では「ほっこり文字」を習っておられ、
それらを自分の仕事にも活かしておられます。

お庭で取れた可愛い桃
(香りがハンパなく甘み抜群)を彩り、
そして添えられたほっこり文字。

これはまさにアート。
今回の展示の一つといってもいいですね。

私は、この日バタバタしていたことと、
終わるや否や桜雲39回生の還暦祝いに
駆けつけなければならないこともあり、
お礼もいえずに失礼してしまい、
大変申し訳なく思っております。

そういえば、本校の八重樫先生からも
紅茶の差し入れいただいたことを思い出しました!

八重樫先生ありがとうございます。

そんなわけで、恐らく、ここには記していない
たくさんの方から
頂き物があったかのではないかと思います。

もしかしたら、
大変な失念をしているかもしれません。
ご指摘をいただければありがたく思います。

もちろん、妻には本当に苦労をかけ、
感謝のしようがないのはいうまでもありません。

そんな中、特に、今回のイベントの成功は、
清水頭聖子さんと齋藤みずほさんの
存在なくしては語れません。

お二人には、準備や当日の運営の他、
作品の出品、企画のプロデュース、
宣伝など全面的にサポートしていただきました。

清水頭さんの機転と気遣い、
そして思いを迅速に行動に移す力には
ただただ敬服です。

そしてみずほさんには、
当日のファシリテーションを
ほぼノープランでお願いしましたが、
いろんな人の思いを繋いで、
素晴らしく全体をまとめてくださいました。

お二人に共通しているのは、
優れた能力を自分が前に出るためではなく、
人を応援し輝かせるために
遺憾なく発揮されるところです。

本当にありがとうございました。

イベントが終わってみて思ったことは、
私は単なるアプリケーションの一つに過ぎなくて、
一番大切なのは、そんなアプリを支え、
動作させるオペレーティングシステム(OS)
の存在なんだなあと思いました。

あるいは、ジャズのコンボで
アルトサックスが六方踏んで
気持ちよくソロをとれるのは、
バッキングで支えるリズムセクションの
存在あってのこと。

かな。

支えていただいた皆様一人一人が主役。
そのベースの上で踊らせていただいた私は、
ひたすら皆さんに感謝するばかりです。

そして、このような素晴らしい場を
提供してくださった、
Bunの渡邊文子オーナー
本当にありがとうございました。

自由の翼展の展示は8月31日まで続きます。


 

夏休み明け始業式と新任式

ファイスブックの記事は頻繁にしているのですが
ブログの方の更新が途絶えておりました。
後で、まとめたいと思います。

今日は始業式と、
本日からクレアさんの後任として赴任した
ALTのスティファン・デイビット・クロフトさんの
新任式でした。

20170817-01.jpg

スティーブと打ち合わせたとき、彼から、
くだけた挨拶をしてもいいだろうかと
相談されました。

もちろんいいよ、といったら、彼は奥さんに
大至急ポケモンのお面を届けてもらっていました。

いいですねえ。

20170817-02.jpg

20170817-03.jpg


笑いをとるためならとことん真剣に。
千里の道も厭わず。


以下は今日の始業式の挨拶です。




皆さん、夏休みは充実しましたか。
一念発起できましたか。
インターハイに出場したアーチェリー部の皆さん、
剣道部の山口君、お疲れ様でした。

全国高総文祭に出場した、放送部の皆さん、
軽音楽部の皆さんもお疲れ様でした。

今、この場に立って、皆さんの顔を見ていると、
この夏休みの皆さんの活動が
次々と私の頭に浮かんできます。

吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクール県大会で、
13年連続の金賞を堅持しました。
また、8月10日に行われた戦没者追悼記念式典では、
合唱部の皆さんが素晴らしい歌声を
聞かせてくれたことが新聞に
大きく取り上げられていました。

美術部の皆さんは、豊沢町の民家のシャッターに、
賢治ゆかりのアートを完成させて、
地域から注目を浴びておりました。

8日・9日に行われた全国国際教育研究大会では、
英語部の生徒と放送部の生徒が大活躍してくれ、
全国から高い評価を頂きました。

その大会では、本校の姉妹校である
ホットスプリングス市のASMSAから
7名の方々が参加しました。

ホストファミリーとして対応してくれた皆さん、
ありがとうございました。
また、この夏休みには、トモダチプロジェクトや
トビタテジャパンプロジェクトなどで
海外に出かけた生徒がたくさんおりました。

更に、長崎平和の旅に参加した生徒、
遠野市と東大が行っている、
未来創造プロジェクトには
11名の生徒が参加しました。

まだまだ、いろんなことが思い出されます。
このような活動から、こんなにも多くの皆さんが
主体的な学校生活を送っていることに
驚きつつ、私はそれを
とても頼もしく感じております。


さて、そのような中ですが、
今日私が最も話をしたいのは、
3年生の受験に向けての頑張りについてです。

3年生はこの夏休み、まさに、ギアを入れ替えて
一生懸命勉強に取り組んでおりました。

黒橋の鉄人セミナーを参観しましたが、
誰一人居眠りをする生徒がいませんでした。

私は今回、進路実現のためのポイントとして
次の3つのことをあげておきたいと思います。

一つは適切な環境外圧です。

課外や、模試、課題などの
皆さんの外側から与えられるものの存在です。
これに真剣に対応していくことによって、
皆さんは強く逞しくなっていくと思います。

二つ目は、皆さんを導く適切な指導者の存在です。

それは教科指導面、進路指導面、
あるいはメンタル面で皆さんを
サポートしてくれる人たちです。

そして三つ目は、ともに頑張る仲間です。
進路実現は所詮個人戦かもしれません。

しかし、その目標達成のプロセスの中で、
切磋琢磨し、ともに歩むなかまの存在ほど
大きいものはありません。

皆さんは、自分のことは
自分が一番よく知っていると思うでしょう。
もちろんそうかもしれません。

しかし、逆にだからこそ、自分に限界をつくり
垣根をこしらえてしまうのも、
あるいは、できない言い訳を考え出すのも自分です。

哲学者の鷲田清一さんは、
わたしというものは「他者の他者」として
はじめて確認できる、ということを言っています。

実は皆さんは、自分の進路を、
本当に狭い世界だけで
選択しているのではないでしょうか。

あるいは、茨の道に突き進むことに恐れて、
安全と思われる場所に逃げ込んでいるのかもしれません。

だったら、このようなときこそ、先生方や、
ともに学び行動する仲間達の声に
耳を澄ませてみて欲しいのです。

ジョハリの窓でいう、
「自分は知らないが他人は知っている自己」(blind self)を、
きっとあなたに教えてくれでしょう。

そして、皆でスクラム組んで、
フルスロットルで受験に立ち向かうのです。

皆さんには限界を突破するパワーがあります。
私たち教職員全員は、
いつでもそんな皆さんの応援団です。


 

「生徒研究発表会」に感じた彼らのポテンシャル

今日は、生徒研究発表会でした。
6本の発表がありましたが、
どの高校の発表からも
生徒の皆さんの主体的な姿勢を
感じることができました。

そして、自ら問題意識を持ち、
継続発展していこうという
ポテンシャルを感じました。

私は審査委員長なので、
各レポートの講評を行う立場でした。

発表が終わり、結果発表まで90分間。

その間、合議があるので、
各校の講評をまとめるのは
30分ほどしかありません。

結構どころか、ものすごく大変です。
一応、昨夜(カラオケ後)レポートを読んで、
大まかな枠組みを作っておいたので
何とかなりましたが、
でも、レポートを読むだけと、
実際に発表を聞くのでは
大きな違いがありますね。

そういうわけで、
発表審査→協議→講評作成
→結果発表・講評→表彰式
という怒濤の流れの中で
アドレナリン出っ放しで、
表彰式が終わった時は
わたしゃあもう放心状態でした。
(しかもその後閉会式に
なだれ込むわけですが)

以下に、各校に対する講評を
備忘録として記しておきます。


1 東京都立杉並総合高校 
「公立高校が普通にできる国際交流」


スギソウさんの「とびたってみましたチーム」、
とんがっていてステキです。

国際交流を語るとき、
ボトルネックになっているものがあります。
一つは、金銭的、時間的、
人材的な面での欠乏です。
もう一つは、人々のマインドの問題です。

スギソウさんも言っているように、
国際交流は
「特別な学校や特別な生徒による
特別な活動」
あるいは、とにかく海外に出かけて
交流すればよいというものではありません。

このような、国際理解教育推進の前に
横たわっている種々の課題に対して、
「forからwith」というスローガンを掲げながら、
批判的な視点を持って、
問題提起をされていることを
私は評価したいと思います。

レポートから発表者の強い思いとともに、
母校スギソウへのLOVEも感じました。

時に批判力は愛に根ざしているんです。

国際理解とは、一つのプログラムや
コンテンツに寄り添うのではなく、
人によりそう、魂で通じ合うこと。

スギソウさんには、
そんな根本を失わずこれからも更に
活動を充実させて欲しいと思います。

2 秋田県立由利高校 
「異文化と異国語を乗り越えて」

今回の研究大会では、アメリカと台湾から
オブザーバーとして参加していただいています。

岩手と台湾も昔から縁が深く、
また、現在も相互の行き来が
積極的に行われています。

国際交流とは、
他国の方々と混じりあうなかで、
互いの文化や歴史や価値観を認め合う
ということだと思います。

そして、それは、日常生活の中で、
他者に共感し支援する力にも
つながっていくことだと思います。

つまり、国際交流の価値とは、
人としての優しさを持つこと、
あるいは社会に参画し、
地域の未来を創造していこうという
社会的知性を身につけていくこと
ではないかと思います。

由利高校の皆さんは、
台湾訪問の経験をきっかけにして、
そのことに気づきだし、
自らが「由利高校国際科」の顔になって
牽引するという自覚を持たれていることが
とても素晴らしいことだと感心しました。

3 岩手高校 
「目指せ、真の国際人!! 郷土の先人Respect!! 
我ら世界の架け橋とならん」

岩手高校の国際交流部は、
公式のフェイスブックサイトを持っていて、
様々な活動の様子が
定期的にアップされていますね。

昨日も、盛岡タイムズに活動の様子や
この会に臨む姿が紹介されていました。

発表者の応答も堂々として良かったですね。
地に足がついた活動をされている
証だと思いました。

新渡戸稲造研究は
まさに大会テーマにマッチしたもので、
継続研究されているわけですが、
今回は単にその焼き直しというのではなく、
台湾との交流にフォーカスして、
また新たな視点を持ってバージョンアップ
していることが感じられました。

岩手の偉人の一人に
橋本八百二という画家がおられます。
彼は「国際人であればあるほど地域人」
と述べています。

国際交流部が、世界と繋がりながらも、
郷土岩手を発掘して、地域の良さを
発信していく継続的な活動を
されることを期待しています。


4 盛岡中央高校
 「Global Citizens for a more peaceful
and tolerant world」


盛岡中央高校が主催する
「CHUO国際教育フォーラム」は、
国際交流活動の一環として
広くアジアの高校生に集まってもらい
意見交換をする目的で実施されている
非常に大規模なイベントですね。

私も何度かテレビで拝見し
その内容の素晴らしさに
圧倒されておりました。

今年は19回目を数えるということで、
進化発展していることが窺えました。

大切なことは、この取組みが
単発の打ち上げ花火的なフェスティバルとして
終わっていないことですね。

持続発展させていくために、
「地球市民」という言葉をキーワードにして、
4つのテーマを設定していること、
そして、事前学習と振り返りを行うことで、
点ではなく線の取組み、あるいは、
この活動の成果を他の様々な活動に
転移させていくという面の取組みが
なされていることに感心しました。
発表の仕方も工夫がされていて
良かったですね。

5 秋田県立西仙北高校
 「なぜデンマーク人は幸福なのか」


今、雇用や職業や教育などの大きな変化の中で、
幸せに生きる事が問い直されています。

そのような中で、西仙北高校では、
福祉先進国であり、医療、教育においも
先進であるデンマークと10年以上も
交流を深めてきたこと、そしてその中で
「なぜ」を掘り下げ、得た知見を広く
発信していこうとしていることが
とても素晴らしいことと思います。

ノーフュンホイスコーレの話の中で
千葉忠夫先生の話がありましたので、
少し補足します。

彼は岩手県一関の出身で、
デンマークでは大変な有名人です。
彼は、高校卒業後、
「われ日本とデンマークの架け橋にならん」
と言ってデンマークに船で渡り、
福祉関係の学校をつくったのです。

西仙北高校の皆さんも、
是非、デンマークと日本の架け橋になって、
これからの未来における幸せのカタチを考え、
発信していって欲しいと思います。

ある意味デンマークの先進性が
日本人によってもたらされていること
がとても面白いですね。

文化や習慣の違いから他国に学ぶとともに、
あわせて自国の良さにも
目を向けていければと思います。

6 神奈川県立相模原青陵高校 
「高校生の視点から作成した日本語教材」

CEMLA(多文化学習活動センター)は
「外国につながる子ども」の学習や
相談に応じるためのセンターで、
「世界の村」 をもじって、
セムラと呼んでいるそうですね。

相模原青陵高校の皆さんは、
昨年に引き続いての発表ですが、
日本語を教えるというハウツー的な支援を越えて、
異文化、多文化を受け入れる立場に立つという、
「自分事の問い」に掘り下げている段階に
進んでいることに感心しました。

高校生だからこそできるという視点で
教材開発を行うことに
私は大きな価値を感じます。

そのような自分事の問いに
編み直すことにより、その支援は、
他者を潤すだけではなく、
自分たちの意識を変えて、
主体的に社会に参画する姿勢が
つくられることと思います。

今、「見えない子ども達」という言葉が
よく言われています。

出生後、親が戸籍を作らず、学校に通うこともなく、
社会の枠外に置かれた外国人です。

私たちに必要な視点は、そういった、
国籍や制度や自国の都合などの
境界や垣根を取り払って、
互いに尊重できる関係の下で、
自分たちのできる一歩、
自分たちだからこそできる強みを見出だして、
共同、連帯していくことかもしれませんね。

相模原星陵高校の取組から
このようなことを感じました。


 

全国国際教育研究大会始まる!

今日からいよいよ
全国国際教育研究大会が始まりました。

20170808-01LT.jpg


冒頭の挨拶を以下に記します。




第54回全国国際教育研究大会岩手大会に
ご参加いただきましてありがとうございます。
大会準備担当を代表してお礼を申し上げます。

また、本日は公務ご多用の中、
外務省、文部科学省、独立行政法人国際協力機構、
岩手県教育委員会、関係諸団体の皆様に
ご臨席を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、本大会のスローガン
「I wish to be a bridge across the world
~地域から羽ばたこう世界へ~」は、
花巻市が新渡戸稲造の先祖の地であることから
設定いたしました。

新渡戸稲造は
「願はくはわれ太平洋の架け橋とならん」
の信念のもと、
海外の学問や文化を導入するのみならず、
日本の文化や伝統を外国に紹介する
使命をもって生き抜いた国際人であります。

もちろん「地域から世界へ羽ばたく」という意味は、
地域を飛び出して海外に打って出る
ということではありません。

世界を舞台にした活動も、地域に根ざした活動も、
地球市民として考え、行動するのであれば
その価値は等しいことはいうまでもありません。

この度、本会を運営するにあたり、
国際教育研究大会の目的は何か、
更に言うと、国際教育のミッションとは何か、
グローバルリテラシーの真髄とは何であるか
ということを問い直してみました。

私は、その中で
「最も大切なことを、最も大切なことにする営み」
という言葉が浮かびました。

国際理解教育とは、社会がこしらえた
様々な境界を取り払う中で、
人はみな同等に価値があることを確認し、
互いにリスペクトしあう関係をつくること、
つまり共生世界に生きる者を育てる
人づくりであると思います。

教育に携わる者として、
そのことは十分承知しているけれど、
しかし、現実は、目の前の些事に追われ、
国際理解教育が一部の特別な領域に押しやられ、
最も大切なことを、最も大切なことにする
取組みに進んでいっていないという
一面があるのではないでしょうか。

それを乗り越えるため、ここにいる私たちが、
互いに連帯し、本会を充実、
発展させていかなければならないと感じています。

本大会は、より深い交流ができるようにと、
ここ花巻温泉で一同が宿泊を共にする
スタイルにいたしました。

こちらは3つのホテルが隣接しており、
それぞれの大浴場や露天風呂への
湯めぐりも楽しむことができます。

また、このホテルの前にはバラ園があり、
今は夏のバラが咲き誇っております。

少し足をのばして遊歩道を歩かれますと
釜淵の滝という名所があります。

ただこちらに行くときは
熊の出没にご注意ください。

明日のお昼は、あのマルカン食堂で、
10段巻きソフトクリームと
ナポリカツ定食はいかがでしょうか。

失礼しました。

明日は水曜日なので定休日でした。

本大会が、新たなる出会いの場、
安全で安心な対話空間になり、
楽しく充実した二日間になることを祈念しております。

結びに本大会が本日開催に至りましたのは、
全国国際教育研究協議会の皆様からのご助言と、
JICAをはじめとする関係諸団体からの
ご支援の賜物です。

そして、本県から多数の参加をいただけたのは、
岩手県校長協会、そして各校の
ご理解があってのことです。

皆様に心より感謝を申し上げ
本大会会長の挨拶としたいと思います。

二日間よろしくお願いいたします。


20170808-02LT.jpg


 

ASMSAがやってくるやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

8月7日から12日までの6日間、
本校の姉妹校であるASMSAから
7名をお招きしご案内をいたします。

昨日12時に新花巻駅でお迎え。

コリー校長、デイビットさん、ニールさんと
1年ぶりで再会しました。

注文の多い料理店で一緒にランチ。

yamanekoLT.jpg

yamaneko2LT.jpg

asmsa0807-02LT.jpg

学生さんも元気そうで安心しました。
箸の使い方も上手でしたね。

その後、市役所に出かけ
市長を表敬訪問しました。

asmsa0807-03LT.jpg

asmsa0807-04LT.jpg

上田市長は本当に国際人ですね。
相手へのリスペクトと心配り。
そして、花巻市や花巻北高校の未来を
見通した力強い発言。
花高同窓生の誇りです。

私は、明日からの全国国際教育研究会の
理事会や準備があり一旦お別れし、
夜の懇親会で再び交流を深めました。

kokusai0807-01LT.jpg


国際交流協会の佐々木理事長も参加され、
大変有意義な懇親の場になりました。

asmsa0807-07LT.jpg

asmsa0807-06LT.jpg

asmsa0807-05LT.jpg
(これらの写真は佐々木理事長のFBからいただきました)


ASMSA0807-01LT.jpg

asmsa06LT.jpg

DSC_0594.jpg

明日からの大会と、ASMSAへの対応。

同時並行で大変ですが、頑張るぞ。

なお、今回のASMSAを招くにあたり、
花巻市国際交流室の佐々木室長さんには
いつも適切なご指導とご助言をいただきました。

室長なしには、今回の受け入れは不可能でした。

といってもまだ始まったばかりなのですが・・。

佐々木室長様、本当にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします!



 

月を確認しあう

8月5日は「自由の翼展」の準備でした。
午後から同窓会総会があったため、
バタバタでした。

何と盟友松嶋さんと、山下さんがわざわざ
お手伝いにかけつけてくれました。

まつしまん0805-03LT

ありがたいです。感謝しかありません。

息子とセッションの合わせを行いましたが、
会うのは本番までにこの時間だけという。

まつしまん0805-02

あとはぶっつけで失敗しても
ご愛嬌ということで許して下さいね。


息子の作品(ぬるキャラ)をちょっと紹介。

まつしまん0805-06

まつしまん0805-05

まつしまん0805-04LT

松嶋さんはこの日花巻に泊られたので、
花巻駅前で、一献を交わしながら、
語り合いました。
「月とガスタンク」の話が一つのテーマでした。

まつしまん0805-01


今回の花巻への旅は、
「命の洗濯」なのだと思っていたのですが、
しもまっちと話しているうちに、
「月」を確認しに来たのだな、
という気づきがありました。
この月とガスタンクは
11日のトークセッションの
テーマにもなるかもしれません。

8/11のこと、
シャッターアートフェスティバルという夢、
ホメオスタシス、善玉菌と悪玉菌、
五次元からの幸せ粒子、
管理的な教育行政、数学とアート、
偶然とご縁、
マウンティング野郎とアクティブラーニング、
モテ期(笑)、しもまっちファミリー、
しもまっちの来年度以降のことなどなど。
最後は2人でオンラインフェスの
グランドフィナーレを覗きながら、
焼きそば食べてました。
(以上松嶋さんのFB記事より)


松嶋さんとの対話は、餅つきのような感じ。

私が杵で餅をつくと、
彼がが上手に餅をこねて、ひっくり返す。
気持ちよくなってまた餅をつく。

今度は攻守交替して
彼が餅をついて私がこねる。

まさに共感と気づきの嵐。

私にとっても「月」を確認する旅でもありました。

焼きそばが注目されていたことが
可笑しかったです。

 

桜雲同窓会盛大に開催

8月5日に行われた桜雲同窓会、
100人以上の参加の中、
大盛況のうちに終えました。

最後は、新旧の幹部が揃っての応援歌。

現3年生と、以前私が花高に勤務していた時の
応援団長が揃ったのは感無量でした。

幹部03LT

幹部02LT

幹部01LT



 

Chiharuさんのライブです!

「しもまっちwith friends 自由の翼展」
が迫ってきました。

先日はテレビのニュースで
紹介されていたとのことです。

5日・6日と展示準備をして、
昨日からオープンしています。

8月11日(金)には、歌とトークの
楽しいイベントを予定しています。

この日の目玉の一つが
Chiharuさんのライブです。

Chiharuさんは、2012年の
定禅寺ジャズフェスティバル参加をきっかけに
仙台市内を中心に全国でライブ活動を展開。
2013年5月にCD「あおぞら」をリリースしました。

ドキュメンタリー映画
「ぼくは写真で世界とつながる」で
音楽とナレーションを担当されていて、
2年前、私がその上映会に行ったとき、
Chiharuさんのミニライブがあって、
その優しく温かい歌声と楽曲に
心が洗われるような思いをしたことを
今でも覚えています。

彼女の透き通った癒しの歌声が、
妖精が棲んでいそうなBunの雰囲気に
とても似合いそうだと感じ、
厚かましくオファーしたところ、
この度駆けつけていただけることになりました!

尚、実は私も1曲
コラボさせていただく予定です!
(内容はヒミツ)。

また、Chiharuさんのライブに先立って
12:00頃から、私しもまっちと、
息子タツヤのミニライブも予定しています。

気軽にお立ち寄りください。


Chiharuさんのブログでこのイベントを
紹介していただきました。

こちらです→★★



 

黒橋の鉄人セミナー

今日から「黒橋の鉄人セミナー」始まりました。

kurobasi-t-01LT.jpg

このセミナーは3年生対象の夏期講習です。
普通なら、センター対策などの
受験指導がイメージされると思いますが、
本校のこの鉄人セミナーは一味違います。

大学や社会に出たときに、
生きて働く骨太の力を育てようということを
根底に据えています。

というわけで、今日の文系は「経済」で、
講師は元岩手県教育長、
元岩手県立大学理事長である
相澤徹先生です。

最初の1コマが講義、
次の一コマが質問づくりのグループワーク、
次の1コマでシェアをして、
深化させていくという、
いわゆるQFTといわれる
フレームワークで行われました。

kurobasi-t-02LT.jpg

kurobasi-t-03LT.jpg

私はどうしても時間がなくて、
ぎりぎり30分しか
お話を聴けませんでしたが、
いやあ凄かった。

私が今感じていることとシンクロしまくり。

もう、その30分が宝物で、
後ろ髪を引かれながら
会場を後にしました。

ああ、全部聴きたかったなあ。

さて、12日は数学ですが、
講師は、私が今一番生徒に
指導して欲しいと考えている
竹内英人先生(名城大学)を
お願いしています。

黒橋の鉄人セミナー素晴らしい。
企画してくれた進路課長のT先生
ありがとうございます。

 

「教師と学校組織のホメオスタシス」

8月2日に岩手県総合教育センターで、
教員免許状更新講習の講演を行いました。

「学級・学年における
組織マネジメント(34歳)」という講座です。

こんなカンジでプランを立てました。

研修0802

アイスブレイクを入れて、15分休憩をとって、
グループ討議とシェアリングも2回行ったので、
最後のテーマである
「授業をアクティブにする仕掛け」の話を
大幅にはしょってしまいました。

反省です。

でも、皆さんとても素晴らしい
アクティブラーナーで、
楽しい時間を共にすることが
できたのではないかと思います。

ありがとうございました

翌日に、長野市のホテル国際で、
北陸地区4県の私立学校初任者研修があり、
9時からの講演を依頼されていたため、
この日の講演終了後、
速攻でセンターを後にし、
新幹線に飛び乗って長野に向かいました。

長野で行われた初任者研修会は、
長野、富山、石川、福井の北陸4県の
私立の高校の初任者を対象とした
3日間にわたる大規模なイベントです。

公立高校では、初任者研修が
学校教育法によって義務付けられているので
悉皆(全員対象)になりますが、
こちらの初任者研修は、
あくまで希望者を対象としたものとのことです。

にもかかわらず、50人を超える先生方が
集まっておりました。

だからこそなのでしょう、
先生方のやる気と元気の
若いエネルギーを感じながら、
講演を楽しむことができました。

内容については後日
ブログにまとめたいと思いますが、
ここで、一つだけお話したことを
記したいと思います。

というわけで本題に入ります。

【教師と学校組織のホメオスタシス】

最近私は、尊敬する我が師、
惣兵衛(株)社長でフードセラピストの
畠山さゆり先生の影響で、
ミトコンドリアやホメオスタシスなどのことを
しばしば考えるようになりました。

しかも、教師の悲しい性(さが)によって、
そのような生化学をすべて
「学び」や「学校文化」のメタファーとして
思いめぐらせてしまうのです。

そんなわけで、今回の講演では
「教師と学校組織のホメオスタシス」
というスライドを用意しました。

ホメオスタシスとは「恒常性」といわれるもので、
環境の変化に応じながら、
健康な状態を維持していこうという
身体のメカニズムです。

例えば、暑くなったら汗をかいて
熱を逃がすとかもそうですね。

生命を維持するといったとき、
これまでの一貫した自分を頑なに変えずに、
外圧を全部突っぱねるというフィードバックと、
そうではなく、その環境に応じながら
変化を受け入れて自分の体質を
少しずつ変えていこうとする
フィードバックもあると思います。

因みに、私は昨年から、
さゆり先生のご指導の下、
食の改善の一環として、
断食を5回ほど行いました。

最初は、断食明けに食べ始めると
すぐ体重が戻ってしまいました。

いわゆるひとつのリバウンドですね。

ところが、今では断食後に
結構飲み食いを激しくしても、
ある一定の体重が保たれるようになったのです。

そして、30年来のお付き合いをしていた
花粉症様ともきっぱりと決別することもできました。

これって、ホメオスタシスが働いて、
自分の体質が変わっていった
ということなのかなと思っています。


話しを戻します。

人間は、基本的に変化を嫌い、
今の状態を保持しようとする生き物であります。

そして、新しいことを受け入れたくない理由を
考え出す天才でもあります。

同様に、学校という組織も、
「前例踏襲・例年通り文化」から脱しきれず、
内部から変化を起こしていくことが
なかなかできない面があるかと思います。

従って、往々にして、改革は
文科省や県教委や学校経営者(校長)の
トップダウンによって行われていくことになります。

さて、そこで、例えば、
観点別評価への転換や、
アクティブラーニングの推進、
道徳教育や主権者教育の実施といった
「外圧」に対して、
教師はどのような態度をとるでしょうか。

一つは、従来の自分の考え方や見識は
絶対変えないぞというスタンスです。

そういえば、頑なに
アクティブラーニングを嫌う人がいますね。

私の知っている方で
「アクティブラーニング」という言葉を
発することができない人がいます。

彼はいつも「アクティブなんとか」とか、
「アクティブだかなんだかだか知らないけれど」
などとしかいいません。

ま、これはこれで、何か
「俺は女なんかに興味はねえ」
と突っ張っている純情な中学生みたいで
微笑ましくも思うのですが。

いずれ、このような頑なに変化を拒む人のとる道は、
図に示すような2つが考えられます。

ホメオスタシス1LT

一つは、批判して拒絶するというものです。

でも、このような立場をとる人がいることによって、
現在の日本型のアクティブラーニングの
理念というか、在り方が
補強されていったという一面があることを
明記しておきたいと思います。

異なる意見による対立や相克という
陰陽のバランスは、
アウフヘーベンされて
しばしば新しい価値を生みだします。

二つ目は、取りあえず、形を繕って
やったことにしてしまおうという姿勢です。

思考を停止し、WHATから入っていくタイプですね。

そうすると、やらされ感満載の業務が
1個増えるので、多忙化が促進され、
不満がつのっていくという循環が
起こっていくことは明らかです。

このような外圧に対して、
それを拒絶するのではなく、
「なぜこのようなことが行われるか」
というWHYから問いただしていくこと、

また「自分の学校にとっては
どのような意味があるのか」と自分事の問いに
編み直して行くこと、

そういった、自分のマインドと
折り合いをつけながらも
新たな自分への脱皮をしていこうというのが、
ホメオスタシスの働いている状態
ではないかと思うのです。


私の愛読マンガ「ピアノの森」の中で、
一ノ瀬海のピアノの師匠である阿字野壮介は、
「自分が教えたことを一度全部忘れろ」といいます。

そうすることで、
もっと自分を高めることができるのだ、と。

芸能の世界でも
これと似たようなことが言われます。

一度自分の中に在るものを捨て去って空にしろ、とか。

つまり、自分が多くのものを持っているということは、
同時に、コップが満たされていて
新しいものを受け入れていくスペースがない
ということでもあります。

ベテラン教師であるほど、そのコップの中には
昔取った杵柄で満たされています。

しかし、逆に、満たされているために、
新しい価値を受け入れることが難しいわけです。

捨て去ることは、
新しいものを受け入れる準備をすること。

人間がつねに成長し続ける
生き物であるとするならば、
持っている様々なノウハウを
一度捨て去る勇気を持つことも必要です。

優れた地図(コンテンツ)ではなく、
自分の方向を決めるコンパス(学び方)
さえ持っていれば、
いつも自分を更新していくことができる
ということなのかもしれません。

少し話が脱線してしましました。


学校が、変化を嫌う内向きで
自己防衛型の組織だとすると、
そこに新しい考え方が入ってきた時、
「やっつけ型業務」「業者などへの丸投げ」
という対応になるでしょう。

ホメオスタシス2LT

そうなると、学校は
それまでの価値観は保存されるのでしょうが、
それはいわばガラパゴス化という道でもあり、
未来を担う子どもを育てていくポテンシャルは
失われていくのではないかと思います。

一方、学校が、生徒を主体化するという思いを共有し、
変化を柔軟に受け入れる職員集団であり、
また、経営体として、学年や校務分掌を越えて、
重なり合いつながり合うような
ガバナンスが行われているような組織であれば、
外圧を取り入れながらイノベーションを
生み出していくことができると思います。

ホメオスタシス3LT

以下、講演では
「カッコイイ教師のマインドセット」とは何か
という問いを立てて
グループワークにすすんでいくのですが、
今回はまずはこの辺で終わりたいと思います。


最後にオマケの話題を一つ。

変化を受け入れるという話しをした場面で、
ダーウィンのこんな言葉を紹介しました。

変化2

更にその後、次のようなセリフを紹介したら、
北陸の初任者の先生方には好評でした。

変化1

少女ファイトという漫画のワンシーンです。

彼氏に振られた友人に向かっていうセリフ。

実は私は数学で時々使っています。

ベクトル相手の気持ち1

これは点Pが直線AB上にある条件を
ベクトルで表したものです。

ベクトル方程式が私、
パラメータの関係式が相手です。

ここで、相手が心変わりしてしまいました。

ベクトル相手の気持ち2

そこで、

どうにもならない相手の気持ちはあきらめて
なんとかなる自分の気持ちを変えてみませんか、


といいながら、次のような変形をします。

ベクトル相手の気持ち3

これによって、新しい価値が生まれるのです。

失礼しました。


今回2日間、私の講演を聴いてくださった、
34歳の皆さん、そして初任者の皆さん、
ありがとうございます。

皆さんは、社会、世界にアンテナを立てて、
リサーチャー、エデュケーター、ファシリテーターとして
自分自身を更新しつつ、
更にまた、職場を揺さぶって、
学校改革のイノベーターとなって欲しいと思います。