教育実習生の石川君が凄い

先週末、39度を超す熱で倒れ、
土日は、ほぼ床に伏しておりました。

体育大会で雨に打たれた影響かなと。
そしてやはりトシですね。

昨日は宮城県涌谷高校から
3名の先生方の訪問があり、
観点別評価、アクティブラーニング、
学校改革などについて
スライドを用いながら
1時間程お話をさせていただきました。

その後、石鳥谷・大迫地区PTAに
出かけました。

石鳥谷会場の楽しみは
「たんぼアート」を見ることができることです。

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電車が通るのを待っていたのですが
残念でした。

さて、本校は今、教育実習の時期です。
その実習生の一人に、
石川周平君という学生がおります。

彼は石鳥谷出身なので、
地区PTAの中で彼の話しもしました。

彼は、筑波大学で体育を専攻する
アスリートであります。

実は、この教育実習期間中の狭間の土日に、
陸上の全日本選手権があり、
彼は110mハードルに出場しました。

何と彼は、金曜日の実習を終えた
18時過ぎに花巻から大阪に向かい、
競技を終えた後、
翌日の実習に間に合うために、すぐ大阪を発ち、
その日の午前0時に花巻に戻ったとのこと。

そんなあわただしい日程の中にもかかわらず、
彼は予選で自身の持つ県記録を塗り替え、
準決勝も勝ち上がり決勝に進出。
ファイナリストになりました。

日本記録にもあと一歩です。

教育実習でも陸上競技でもどちらも手を抜かず
全力で取り組む姿勢は、
まさに黒橋魂の見本ですね。

私は、石川君と競歩の高橋英輝君の
花高コンビが東京オリンピックに
揃って出場することを夢見ております。

お疲れ様でした!

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体育祭最終日

体育祭の最終日は、
午後から雨に見舞われました。

騎馬戦が終わった段階で、
急遽体育館に移動。

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女子の棒倒しと
男子のエキサイティングボールは
体育館で行いました。

インドアで行うことで、
臨場感が増しましたね。

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臨機応変な対応をしてくれた
生徒会の皆さんありがとうございました。

閉会式が終わり、閉会の言葉を
執行部の生徒が述べているとき、

「ちょっとまったあ」

という応援団幹部の声。

体育祭を成功裏に導いてくれた
生徒会執行部一人ひとりへの
エールが行われました。

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これには、見ていたすべての先生方が
感動していました。

本当に心底頑張りつくした
執行部の皆さん。

お疲れ様でした!

そしてありがとう。 

国際交流が加速!

6月21日、体育祭最終日に、
オクラホマから10人程の
高校生の訪問もありました。

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英語部との交流をメインにしていましたが、
急遽、職員チームの代わりに
ドッジボールに出場してもらったり、
また卓球のゲームにも参加してもらいました。

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楽しんでもらえてよかったよかった。

今本校では、ホットスプリングス市から
1週間のインターンシップを行っている
学生もおります。

先日はそのホットスプリングス市から
23名の訪問があったばかり。

本校は昨年度から国際交流に
力を入れていますが、
今年はその取組が
一気に加速しそうな雰囲気です。

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【快挙!】アーチェリー部女子東北準優勝

6月18日に、東北高等学校選手権大会の
アーチェリー競技が宮城県の
ひとめぼれスタジアム宮城で行われました。

高総体で団体優勝を決めている男子は、
準々決勝で福島県の田村高校に
惜しくも敗れベスト8でしたが、
今回は女子が頑張りました。

初戦、秋田県代表の秋田南高校、
2回戦は福島県代表の田村高校を破り、
準決勝で山形県代表の鶴岡南高校を
5-4で下し決勝に進出しました。

決勝は、青森県代表の青森西高校に
5-4と惜敗し涙をのみましたが、
堂々の団体東北準優勝を勝ち取りました。

選手は全員が2年生でしたが、
これまで共に活動してきた3年生の思いを
しっかり背負って試合に臨んだことが、
この結果に繋がったのではないでしょうか。

今日は団体メンバーの5人が、
晴れやかな笑顔で
校長室を訪れてくれました。

おめでとうございます!


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体育祭始まる!

6月21日から3日間、体育祭が行われました。
私は職員女子に混ざって
バレーボールに出ました(軽く負けました^^)。

利府高校の 長谷川 弘和先生という方が、
総体応援ラップというのを作っていて
とても面白かったので、それを参考に、
「花高体育祭ラップ」を作って、
開会式の挨拶でやっちゃいました。

こんなカンジです。

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GO HANA GO GO ♪

いよいよ始まる体育祭は「週明け!」♪
近づき心に感じる「重圧!」♪
今年は出てきた生徒会に「風格!」♪
クラスでバッチリ掴むよ「収穫!」♪

花高みんなで組むよ「スクラム!」♪
花高みんなでかわす「スマイル!」♪

今日から体育祭始まりま~す♪
3年生は最後の体育さ~い♪
ついでに私も最後の体育さ~い♪

GO HANA GO GO ♪

皆さんにとって体育祭が
「居心地のよい」空間、
そして「安全で安心な」
3日間になるよう祈っています。


なんか、調子に乗っている
ヘンなオジサンに見えたかと思います。

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るんびにい美術館で感じたあること

昨日、本校を訪問したオクラホマの方々に
少しお付き合いをして、花巻市にある
「るんびにい美術館」を訪問しました。

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花巻北高校から車で5分ほどの所に、
こんな素敵なスポットがあるなんて!

感動しました。

るんびにい美術館とは、
知的障害や精神の障害を持つ作者が
創造した表現作品を展示するギャラリーです。

月替わりで、いろいろな作者の作品を
クローズアップした企画展を行っています。

因みに今月は富士子さんの企画展でした。

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また、カフェ、ベーカリー、そしてアトリエもあり、
作者の創作活動の様子を実際に参観したり、
彼らと交流することもできます。

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るんびにい美術館のホームページには、
次のように書かれています。

私たちの心は、沢山のものを区別します。
障害者と健常者。おとなとこども。男性と女性。
国、人種、人や動物や植物…。

この世界は、
無数のボーダー(境界)でできています。
もしも、すべてのボーダーを心から消し去って、
それらをただ一つのものとして
見ることができたなら。

もしそんなことができたなら、
世界はどんなふうに見えるのでしょうか。

もしかしたら、そこにはただ命の
輝きだけがあるのかもしれません。

私たちは、見る人が命を感じるような、
あらゆる表現物を紹介したいと考えています。

命は、あらゆる境界線を越えて広がっています。
アウトサイドもインサイドもありません。

障害者も、そうでない者も。

ボーダレス・アート。

私たちがご紹介しようとするものを、
気まぐれにそう呼んでみましょうか。

ボーダレスはなぜだか魅力的です。
それは、きっと愛とよく似ているのです。



私が8月に企画している
「しもまっちwith FRIENDS」のポリシーと
全く同じだなあと、深く共感しました。

私は、この美術館の副代表である、
アートディレクターの板垣さんとお話をしました。

本当に共感しまくりだったのですが、
その中で一つ気づいたことがありました。

それは、教職員の不祥事問題についてです。

そのことを以下にまとめてみたいと思います。


美術館に足を運んだ時、
管内にカメラの絵が描かれた
注意書きのシールが貼られていました。

「撮影禁止の貼り紙なんだな」
と私は思いました。

ところが、よく見るとそうではなく、真逆でした。

写真は自由に撮って良いことや、
SNSで発信して構わない
ということが書かれていたのです。

私は、板垣さんに、アトリエで作家さんの
顔写真をとっても良いか伺いました。

すると、もちろんどんどん撮って
構わないとのことでした。

板垣さん曰く、写真を許可したり、
SNSでの発信を促すのは、
彼らの素晴らしさを
広く社会に示したいからとのことでした。

そして、発信によって活動が認知されていく中で、
作者である彼らに、
自信と誇りが芽生えてくるのだと話されました。

私はその言葉に大いに感銘を受けました。

るんびにい美術館は、障碍者であるがゆえの、
何ものにもとらわれない表現、
いわゆる「アール・ブリュット」と呼ばれる
作品を掘り起こして展示する美術館とは少し違います。

ここは、障碍者である彼らを、
創作活動によってアーティスト化する場所。

つまり偏見や差別を乗り越えるための
社会的活動を行う場に留まらず、
彼らに創作という力強い歩みを与え、
それを社会に発信していく中で、
彼らの「生きる力」を生み出していく
場でもあるのだと思いました。

私は板垣さんの話しを聞いて、
昨今の教員の不祥事問題について
私がこれまで考えていたことと
繋がったような気がしました。

教員の不祥事問題が起こる度に、
教育委員会から通知があり、
コンプライアンスの更なる徹底が求められます。

不祥事を「撲滅」するには、
「ひたすら管理職が職員に
言い聞かせていくしかない」と言われます。

結果、コンプライアンススピーチ、
職員朝会や職員会議での訓示や
コンプライアンス講話、
啓蒙パンフの配布などが繰り返されます。

でも私は、少し別の見方で職員の不祥事問題の
解決について考えていました。

それは、学校という教育現場の
内向き性からの脱却という視点です。

「教育公務員としての自覚を促す」ことは、
法律の条文やコンプライアンスマニュアルの
熟読を愚直に繰り返すことで達成されるのでしょうか。

まるでそれは、
「できない生徒は、100回ノートに書き写せ」的な、
旧来のパッシブラーニングの
手法のようにも思えてしまうのです。

私は、「教育公務員としての自覚を促す」ためには、
彼らを広く社会に発信し、
認知させていくような外向きの取組が
必要ではないかと思うのです。

学校の持つ貴重なリソースは
「誇り高きプロフェッショナルの教師集団」であり、
学校は、彼らと、彼らが有するコンテンツを
世界に向けて発信する使命を
持っていると私は思います。

教師のプロフィールや実績を正当に発信することで、
教師たちは社会からリスペクトされる存在となり、
その結果、誇りと自信が
培われていくのではないでしょうか。

教師の不祥事問題を無くすには、
頭ごなしに禁止や義務や制限を強いるより、
教師が外に羽ばたくための「自由の翼」を
持つことに私は意味を感じています。

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「ハンドボールクリニックと教育論」

昨日は午前中、花巻北高校の体育館で、
スペインでプレーするプロハンドボーラ―の
銘苅淳(めかる あつし)選手の
高校生対象のハンドボールクリニックが行われ、
私も見学をいたしました。

銘苅選手は、ハンドボール世界最高峰といわれる
ハンガリーリーグの2014年~2015年シーズンで
20試合120得点をあげ、
日本人初の得点王になった凄い人です。

プレーヤーとして活躍する傍ら、

「ハンドボールが、文化として、生活の一部になって
人生を豊かにするものとしてたくさんの人に
届きますように」

という思いを持って、ハンドボールの魅力を、
あらゆる場で精力的に
発信し続けている方でもあります。


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これは面白い!
愛知県の西真樹さん、みどりさん夫妻が
製作されたという立体作戦版です。
ゴールキーパーを極とした極座標で
位置関係を表示するわけですね。
数学の教材としても興味津々でした。


私は今回のクリニックに参加して、
いわゆる「学び」の本質について
多くのことを考えさせられました。

そうなんです。このクリニックは
ハンドボールの技術面の指導を超えて、
「主体的で対話的で深い」
学びの場でもあったのです。

だからこそ、私は彼の指導の様子を、
「教育論」「授業論」として受け止めていました。

そういう意味で、今回のクリニックは、
ハンドボールというジャンルにとらわれず、
多くの教師に観てもらいたい内容でもありました。

では以下に、私が授業論として感じたことを
いくつかまとめておきたいと思います。

【基礎・基本について】

最初の30分程は、
体幹を鍛える基礎トレーニングが行われました。

基礎ドリルというと往々にして、
ダッシュ100本とか、腕立て腹筋背筋とか、
局所的で「型どおり」の運動が中心になります。

選手は、指導者から与えられたそのようなメニューを、
歯を食いしばって黙々と「こなす」ことに
終始してしまいがちです。

まるで、「辛くて苦しいこと」自体が
基礎練習であるというコンセンサスが
指導者と選手の間に
できあがっているかのようにも思えます。

しかし、今回は、そのトレーニングの一つひとつに、
局所ではなく、複合的に
様々な筋力を鍛えるような
仕掛けが施されていました。

そして、何より、そのエクソサイズ自体が
面白さや楽しさを感じる内容だったことに
私はとても感心しました。

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心地よいリズム感とともに、
スピーディーに展開される
バラエティなエクソサイズの中で、
選手たちが生き生きと
楽しそうに活動する姿を見ながら、
私は、これを授業に置き換えて考えていました。

アクティブラーニングの話が現場に入ってきたとき、
こんな声をしばしば耳にしました。

「本校の生徒は、そんな授業の前に
まず基礎基本を身につける段階だ」

私は、

「じゃあそれならその基礎を身につける過程を
アクティブにできないか」

と問いかけました。

すると、

「うちの生徒は『できない』から、
板書をキチンとノートに書かせる習慣を
つけさせることが先決」

とか、

「そもそも授業とは黙々と基礎基本を
身につける場であって、
そんな賑やかしの授業をすると
収拾がつかなくなる」

などという答えが返ってきました。

つまりそこには、
「できない生徒」には主体的で自由な発想を
求めるような学びはむしろ害をなすこと、
そして、教師が一方向に語り、
それを生徒がひたすら受動するという学びを
是とするという発想が垣間見られます。

銘苅さんのトレーニングは、バラエティで、
それ自体が楽しく、選手のテンションが
どんどん高まっていきます。

また、基本的にペアによる活動なので、
自然と対話が生まれ、それがモチベーションに
つながっていくように感じられました。

感心したのは、
例えばメディソンボールを使ったエクソサイズでも、
全員が同じことをするのではなく、
自由な動きを意識的に入れることを
銘苅さんは強調されていることです。

つまり、言われたことをただ受動するのではなく、
そこに自分なりの創意工夫を入れていく
という自由度を与えているのですね。

私は銘苅さんの練習を見ながら、
基礎基本の中に「意欲」を生み出す仕掛け、
ペアワークなどによる対話的な活動、
自由度を与えること、
などといった主体的な学びを生み出す
指導者の力量について考えさせられました。

そして、そのように、
主体的に学びだすことによってこそ、
「基礎を行う」ことを自己目的化するのではなく、
広く応用されるための土台となる
本当の意味での「基礎力」が
培われていくのではないかと感じました。

【対話の重要性】

3対3のシチュエーションでのドリルの際、
意図がきちんと把握されず、
単に「形式的」な動きになっている選手がいました。

それを察知した銘苅さんは瞬時に、
わかっている選手が、
わかっていないと思われる人に
説明をするよう促します。

彼はこう言います。

「わかっていると思っていても、言語によって
人に説明できなければ
わかっていることにはなっていない。
人に説明をすることによって、
自分自身の理解も深めていく」

その結果、単に黙々と「こなす」練習から、
グループ内での対話が起こり、
練習の深まりが生まれていきました。

これはまさに、他者へ説明する活動が、
他者のためばかりではなく、
自分自身の深い理解に結びついていくという、
学びの本質を射ている話だと膝を打ちました。

【即時フィードバック】

銘苅さんは、多くを語りません。
語る内容はシンプルです。

しかし、その後の選手の活動をしっかり観察しています。

そして、選手の失敗事例を見つけた瞬間、
それを全体にシェアしながら個に返していきます。

また、ちょっとしたいいプレーに対して
「ナイスプレー」という評価を「瞬時」に返します。

凡百の教師は、生徒に活動をさせず、
ひたすら一方的に語り倒します。

そのような教師は良い指導者とはいえません。

良い指導者は、学習者のパフォーマンスを
注意深く観察します。

その中で、よい活動には
即時にフィードバックを与え、
また、失敗事例を材料にしながら
高い学びに学習者を導きます。

【自由というキーワード】

銘苅さんはとにかく「自由」という言葉を
盛んに語りかけていました。

「君たちには自由を与えている。」
「自由が与えられたことを楽しみなさい」
「自由によって責任も生まれている」

等々

例えば、3対3の攻防のドリルにおいて、
単にパターンを「こなす」ことを
目的化するのではないことを、
銘苅さんはこのように表現されます。

「ディフェンスが自由な発想で動きをつくることで、
オフェンスも自ら考え出し、
そこにアイデアが生まれる。」

つまりディフェンスとオフェンスの
両者の自由な発想によって、
新しい価値が生まれるということですね。

授業でいうならば、先生が話したことを
単純に鵜呑みにするのではなく、
そこから派生して自分で考えだすことが
いかに大切であるかということだと思います。

あるいは、他者との対話によって、
新しい気づきが生まれる
ということでもありましょう。

学力の3要素の中に
「思考・判断・表現」という観点があります。

それは、受け取った知識を、
自分の中で咀嚼し深めたり、
自由な発想でその枠を超えて、
更に新しい知識を編み直していく
過程でもあると思います。

【転移する学び・生きる力】

未だに多くの教師は、アクティブラーニングを、
学習定着率を効率的に高めるメソッドと
勘違いしています。

そして、その結果を模試の偏差値や
大学進学実績に求めようとしています。

アクティブラーニングとは
「主体的で対話的で深い学び」を実現すること。
そして、アクティブラーナーをつくることです。

アクティブラーナーとは、
「学び方」を会得した人間であり、
だからこそ、生涯にわたって学び続ける力、
学んだことを他の領域に転移させる力を
持った人だと思います。

銘苅さんは、最後に選手たちを集めて
こんなことを言いました。

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「ハンドボールをすることによって、
皆さんがハッピーになって欲しい。
そのためには、失敗を恐れずトライすること。

自由が与えられたら、その自由を
もっと楽しまなければだめです。

皆と一緒でいいですよ、
先生もっと教えてください、
何て言っているようでは全然だめですよ。

そして、自分をもっと高めるという
楽しさを身につけると、
それはハンドボールだけではなく、
他の世界にもつながっていきます。

だから、皆さんがハッピーになったら、
そのことによって、皆さんの周りの人間を
ハッピーにしていく。
そういう人になってください。」

ハンドボールという競技における
技能の向上に留まらず、学び続ける楽しさ、
そして、他者をハッピーにするという
大きな目標が語られ、
濃密な2時間が締めくくられました。
本当にあっという間の2時間でした。


今回のクリニックが始まる前に、
私は銘苅さんとほんの少しだけ
お話をさせていただきました。

でもそのほんの一瞬のうちに、
彼の逞しい身体だけでなく、人の心を掴み、
場の空気を変えてしまうオーラを強く感じました。

そして、身体だけではなく
頭がとても良い方であることも
瞬時に理解できました。

その頭の良さとは、
知識がいっぱいあるということよりも、
「学び方を熟知している」というイメージです。

だからこそ、あらゆることに、
彼の身につけた「学び方」が波及、転移され、
それが彼の生きる力、魅力として
体現されているのだと思いました。

銘苅さんありがとうございました。


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「私の本棚 ~数学が大好きになるこの一冊~」

図書館前の「私の本棚」
第2弾も私が担当させていただきました。

今回は「数学が好きになるこの一冊」と題して、
私の本棚にある本から
とりあえず何冊かを持ってきて陳列しました。

数学本01LT

数学本02LT

数学本03LT

それぞれの本のキャプションは以下の通りです

●「数学用語と記号物語」
●「授業を楽しくする数学用語の由来」
 (片野善一郎)

「正弦はなぜsinか」
「関数はなぜfunctionなのか」など、
数学用語に関する話題が豊富です。

そして、その語源や歴史的流れを知ることで、
その本質に迫ることができる内容になっています。

授業での話題や、生徒の疑問に答えるためにも、
教師必携の本でもあるかもしれません。

●「博士の愛した数式」(小川洋子)
80分しか記憶が持たない数学者「博士」と、
「私」と「ルート」のピュアで、知的で、
そして切ない愛の物語。

博士の愛した数式はご存知
e^(πi)+1=0 ですが、
このストーリー全体のモチーフとして
「完全数」を中心とした数論の面白さが
取り上げられています。

生徒に読ませたいし、この本を使って
授業を展開するのも面白いですね。

尚、著者と藤原正彦氏の対談集
「世にも美しい数学入門」もお薦め。

●「天地明察」(冲方丁)
江戸時代の天文学者(であり
碁打ちで数学オタク)の渋川春海の
生涯を描いた時代小説。

春海が全国を測量し、
日本の新しい暦法を策定するまでの過程が
見事に描かれています。
関孝和などの和算家も登場しますが、
あらためて、江戸時代の
日本の優れた知性に感動を覚えます。

和算がらみの小説では
「算法少女」(遠藤寛子)もお薦め。

●「赤いぼうし」(美しい数学シリーズ)
(画:安野光雅 文:野崎昭弘)

安野画伯は日本を代表する絵本作家ですが、
数学・科学にも造詣が深いですね。

私は学生時代「数学セミナー」(日本評論社)に
連載していた氏の「算私語録」の大ファンでした。

絵本とはいっても、友人である
野崎昭弘氏という格別の数学者との共著なので、
実は組合せ論や論理に関する
堂々たる数学書でもあります。
巻末に大人向けの解説もついています。

尚、安野氏の絵本では、
「はじめてであうすうがくの絵本1~3」もお薦め。

日本にはこんなに凄い絵本があるのに、
眠ってしまっているのは本当にもったいないですね。

●「数の悪魔」(H.M.Enzensberger 訳:丘沢静也)
数学の本は売れるといっても
たかが知れていますね。
でも、10数年前にこの本の初版が出たとき、
一般の小説などを凌いで
空前のベストセラーとなったのです。

子ども向けに書かれていますが、
数学に落ちこぼれた大人達が、
この本で数学の面白さや楽しさに
目覚めたという声も多かったようです。

数学教師としては、著者の講演を記録した
「数学者は城の中」も読みたいところです。

●「虚数の情緒」(吉田武)
「虚数の情緒」は、表紙に
「中学生からの全方位独学法」とあるように、
中学生の知識があれば
独学で読み進められる構成になっています。

1000ページにも及ぶその内容は
とても深いのですが、
わかりやすい記述と興味をそそる豊富な内容で
読者をぐいぐい引きつけます。

吉田氏の著書では「オイラーの贈物」も名著です。
私は昔、数学科を志望する生徒にすすめていました。

●「数学とは何か」
(R.Courant H.E.Robbuns 訳:I.Stewart 森口繁一)

数学の様々な分野の基本概念が
系統的に書かれています。
数学というと「解析」「線形代数」など分野ごとに、
独立に勉強することが多いですね。
確かにその中で、専門性は磨かれるのでしょうが、
横断的に数学を見渡すことができない
という欠点もあります。

この本は、古典から現代までの数学グラフィティとして、
高いところから数学全体を鳥瞰する本です。

「数学とは何か」に対する
答の輪郭が見えてくるかもしれません。

●「The Mathematical Experience」
(P.J.Davis&R.Hersh)

格調が高く、高校生には難解で
読み進むのが大変かもしれません。
でも、数学とは何かという命題に対して、
正面から大上段に振りかぶって攻めてくる、
ある意味崇高な哲学書でもあります。

各セクションのテーマも詩的で、
文章表現も美しいです。

人気ミステリイ作家(大学の助教授でもある)
森博嗣氏の「笑わない数学者」にも
エピグラフとして引用されています。

「数学の精選話題」や「教授と学習」など
興味をそそる話題も多いですよ。

●「UniversaL PatternS」
 (Martha Boles & Rochelle Newman)
●「Image of Infinity」
 (Ray Hemmings & Dick Tahta)
●「The Surface Plane」
 (Martha Boles & Rochelle Newman)

この3冊は、1992年にカナダで行われた
ICME7(国際数学教育者会議)の会場で
購入したものです。

見ているだけでインスピレーションが湧いてくる、
数学とアートの魅力満載の書です。

●「数学スナップショット」(H.Stainhaus 訳:遠山啓)
この本の初版は1957年なので60年前ですね。
でも、その着眼のユニークさ、
数学の美しさを追求するセンスは
今でも色褪せていません。

例えば、「立ち上がる正12面体」は
私の得意の授業ネタですが、
ルーツはこの本にあります。

尚、訳者の遠山啓の「数学入門(上下)」は
教師にも生徒にも読んでほしい本ですね。


●「フラクタル音楽」(Martin Gardner)
学生の頃、ガードナーの「数学ゲーム」の本を
貪り読んだ時代がありました。

この書は、その「数学ゲーム」からの抜粋版です。
私は、この本に出てくる
「褐色音楽」の話題にヒントを得て、
ハノイの塔の音階を作り、
私のホームページのオープニング曲にしています。

また、盛岡三高の教員時代に
「30個の立体パズル」を作って生徒に出題したところ、
数学の成績が良くなかった女子3人が
奇跡的に解き、大喜びして私に完成したパズルを
持ってきてくれたことがありました。

彼の本との出会いは
自分が数学教育の世界に進むきっかけに
なったようにも思います。

私の目指したワクワク数学の授業の
原点といってもいいかもしれません。

●「「無限」の考察」(足立恒雄・絵:上村奈央)
誰もが「無限」について
考える時があると思います。

無限は神秘で、不思議で、
そして魅力的な概念ですね。

本書は、この「無限」というシロモノを
解析、幾何、集合の3つの数学的視点から
分かりやすく解説してくれます。

書店で立ち読みしたとき、
添えられた絵がとてもステキだったので
思わず買ってしまいました。

この本を読んで、
数学はやっぱりセンスオブアートが
大切だなあと思い、授業の中に
積極的に絵を取り入れようと思うようになりました。

●「アキレスとカメ」(吉永良正・絵:大高郁子)
「「無限」の考察」と同様の装丁、
どちらも講談社からの出版です。
この書は、ゼノンの4つのパラドクスを
図解入りで分かりやすく取り上げています。

それは単なる論理の遊びを越えて、
哲学の世界を展望する読み物になっています。

数学は問題を解く技能を競う学問ではなく、
世界はどうなっているかを読み解くために、
問いを立て続けていく営み、
つまり哲学と言えます。

高校生の時代に、
哲学としての数学を味わって欲しいと思い、
この本をピックアップしました。

●「フラットランド」(Edwin Abbott Abbott ・Ian Stewart)
●「2次元より平らな世界」(Ian Stewart 訳:青木薫)

「フラットランド」は1884年に敢行された科学書。
幾何学に関する数学書であり、
また物理学の古典であり、
また社会を風刺する小説でもあります。

原典を読んだことはないのですが、
2002年にイアンスチュアートの注釈によって
リメイクされたものをピックアップしました。

そしてその後、その「フラットランド」の発展版として
「フラッターランド(2次元より平らな世界)」が登場します。

いやあ、この「フラッターランド」の
面白いこと面白いこと。
一気に読んで、あまりに面白くて友人に貸したら
未だに返ってこないという。

次元というくくりで、数学の全体像を
とても楽しく提示してくれるオススメの書です。

●「見える数学1」(西三サークル)
この本は、「西三サークル」という
愛知県の高校教師を中心とした
数学サークルの面々が開発し、
実践した手作りの教材を集めたものです。

教具や図解などのシェーマは
数学の概念を「見える化」します。

そしてモノを使って楽しく学ぶことで
数学に対する親近感を抱くことができます。

西三サークルの先生方の、
「数学ってこんなに楽しいんだよ」っていう思いが
ビンビンと伝わってくる本ですね。

●「ディオニシウスの耳」(湯川薫)
SF(サイエンスフィクション)はよく耳にしますが、
今はMF(マセマティカル・フィクション)
という言葉もあります。

私はかつて、工学博士の森博嗣の
「すべてがFになる」「笑わない数学者」
などのシリーズにハマり、
シリーズの作品を全部読みました。

本書は、理学博士でもある湯川薫氏の
サイエンスミステリーです。

モーツアルト暗号と呼ばれる楽曲や、
回転楕円体のトリックなど、
数学、物理、音楽の話題が
散りばめられています。
彼の「虚数の眼」も面白いです。

●「数学の不思議」(Calvin C.Clawson)
数学の面白さの一つは、
誰もが取りかかれるようなシンプルな問いの中に、
美しく、不思議で、深くて神秘な世界が
横たわっているということではないかと思います。

この「数学の不思議」は、そんなシンプルで、
知的好奇心をくすぐる数学のトピックスが
たくさん散りばめられています。

そして、それを楽しく味わっているうちに、
数学の世界がどのように進化発展していったかの
概観をイメージすることができると思います。

●「数学と論理をめぐる不思議な冒険」
(Joseph Mazur)

「論理」「無限」「現実」という3つの章立てによって、
数学の歴史的な興味深い話題を取り上げ、
物語的な構成によって、
数学とは何かということに焦点を当てています。

そこに、数学とは
理系の研究者のための学問ではなく、
広く賢い市民になるための教養として
広めていこうという著者の思いを感じます。

●「つながる高校数学」
(野崎昭弘・何森仁・伊藤潤一・下町壽男)

すみません。ちゃっかり拙著を入れました。
従来の教科書の見方、切り口を少し変えて、
高校数学の全体像を見渡そうという思いで作った本です。

それぞれの単元に「エクスカーション」を入れて、
発展的な内容を展望するような構成になっています。


●「フーリエの冒険」(ヒッポファミリークラブ)
ヒッポファミリークラブ(言語交流研究所)のメンバー、
数学についてほぼ素人の集まりが、
フーリエ級数を「自分たちの言葉」で
理解していく過程を一冊にまとめたものです。

このシリーズには他に
「量子力学の冒険」「DNAの冒険」があります。

まさに知の冒険という趣です。
この本から、主体的で対話的な学びが、
楽しさとともに、限界を突破する
強靱さを持つことを感じました。

●「話題源数学」(編集代表:吉田稔・飯島忠)
高校や大学の先生方が、数学の様々分野における
面白そうな話題を綴った教材集です。

ほぼ1~2ページに1話題というコンセプトなので、
とても読みやすいです。
授業でのワンポイントとして使うのもよし、
時々パラパラとページをめくって、
興味ある表題を見つけて眺めてみるもよし、
自由研究のネタ探しに使うもよし、
数学好きには手元に置いておきたい本ですね。

●「ニャロメの面白数学教室」(赤塚不二夫)
この本は、私が以前、
花巻北高校に勤めていたとき、
生徒からもらったものです。

「先生好きそうだから」

といって渡してくれました。
これは赤塚不二夫が
たくさんの数学の書物を参考にし、
2年以上かけて大マジメに取り組んだ
200ページもの作品です。
赤塚不二夫氏のあとがきには
次のように書かれています。

「最初、ぼくは驚きの連続でした。
なにしろ、ただの計算だけの世界だと思っていたのが、
完全な間違いだったからです。
冷たく見える数式の裏側には、
ショッキングなドラマが隠されていました。
何十人、何百人の大天才たちの驚くべき発想!
ゼロの発見と、マイナスの発見。確率の面白さ。
微分・積分の神秘。
どれをとっても興味がつきません。

何でこんなに面白く、スリルに富んだ数学の世界を、
ぼくらの先生は教えてくれなかったんだろう。
数式を書き並べ、
計算方法を教えてくれるだけだった授業を、
こんなに呪ったことはありません。」


まだまだ紹介したい本はありますが
取りあえず今回はこんなところで。


 

「心温まるエピソード」

6月10日に、地区PTA紫波支会の
総会と研修会が行われました。

今回は、私から1時間程
お話をさせていただきました。

まとめとして話したことの一部を
以下に記します。




最近、心温まる出来事があったので紹介します。

それは、こんな話です。

朝、学校に地域の
交通指導員と名のる方から電話が来ました。

電話を受けた生徒課長は
「生徒の自転車通行についての苦情だな」
と思ったそうです。

しばしば、自転車の並列走行などについての
ご指摘を地域の方からいただくことがあるからです。

でも、そうではなかったんです。

電話の声の主はこういいました。

「今朝、花巻北高校の生徒が、
私たち交通指導をしている3人に
手紙を渡してくれました。
その手紙には、これまで毎日、
子どもたちの交通指導をしてくれて
ありがとう、
優しく声をかけてくれてありがとう、
という感謝のメッセージが綴られていた」


そして、手紙と一緒に
お菓子もいただいたというのです。

その方は感激し、
学校にそのことを伝えたくて
矢も立てもたまらなくなり、
電話をかけてくださったのだそうです。

彼は、電話しながら、
感極まって号泣したそうです。

花巻北高校は、勉強でも部活動でも、
他者と競い自分を磨く場であります。

では、そのように互いに切磋琢磨する
究極の目標は何でしょう。

私は、人への優しさを持った
人間になるためだと思います。

自分が経験した悲しみや
苦しみを乗り越える中で、
他人の胸の痛みを
心の底から理解できること。

そんな優しさを持った暖かい人間に
なるということが、
学びや部活の目指す
大きなゴールではないかと思います。

そして、そういう優しさを持つことは、
世の中の理不尽や不条理に声をあげ、
立ち上がる強い人間として
生きることでもあると思います。


 

あなたは成仏できましたか?

6月8日に3学年PTAが行われました。
なはんプラザで研修会を行い、
その後、ホテルグランシェールに移動して
懇親会という、例年にない、
ガッツのある試みでした。
懇親会もとても楽しく、実り多き会でした。

高総体が終わり切り替えの時期を迎え、
3学年の保護者の皆さんの
気合を感じた一日でした。

冒頭の私の挨拶では、「切り替え」について
お話をさせていただきました。

以下に紹介します。




本日はお忙しい中お運びくださいまして
ありがとうございます。

3年生の特に運動部の生徒の多くは、
高総体を終えて、
ひとくぎりついたのではないかと思います。

だから、切り替えて
今度はしっかり勉強に向かいなさい、
ということを殆どの人はいうかもしれませんね。

でも、私はその前に、
「ひとくぎりつける」ということを
掘り下げてみたいと思います。

確かに、高総体は終わった。
だから時間的にはひとくぎりである。

しかし、そのとき、自分の心の中にも
「ひとくぎり感」があるかということです。

自分がやり遂げた感、
つまり心が成仏されているか
ということが問題です。

成仏されないまま、
「終わったんだから次に向かえ」と
外側にいる人間がいうのは
無責任なことのような気もします。

また、私としては、次に向かうのであれば、
その出だしのパワーを
最大にしていきたいと思うのです。

そのためには気持ちの整理、
心がすっきりと成仏されることが
必要ではないかと思うのです。

皆さんのお子さんは成仏されましたか?

先日、ここにいらっしゃる理事の
瀬川さんのフェイスブックの記事を見て、
とても感動しました。

娘さんの高校での部活が終了し、
東北大会へは行けなかったけれど、
これまでの未経験者で苦しんだ日々、
勉強との両立に頑張った日々について、
万感の思いで綴っていました。

そして、最後はこういう言葉で締めくくっていました。

「これからは大学受験に向けてまっしぐら。
文武両道で頑張ってきた2年は
決して無駄ではないはず。
志望校合格に向かって頑張れ!
でもまずは、好きなもん食べな」


私は、この記事を読みながら、
こうやって子どもが頑張ってきたことを認め、
激励し鼓舞しつつ、でもそれと同時に、

「好きなもん食べな」

という優しさにつつんであげる。

これが次に向かわせるパワー、
成仏させることにつながるのかなあと思いました。

そんな家族の愛に見守られた子どもたちは、
結果を云々する前に、
すでに紛れもない勝者であると私は思います。

なぜなら、そのような親の愛の力は、
単に競技の結果を左右することなどより、
ずっと大きなものを与え続けてくれるからです。

そして蛇足ですが、瀬川さんの記事を読むと、
成仏するべきは子どもだけではない、
親もなんだなあと思いました。

瀬川さんはこの記事を書きながら、きっと
自分の気持ちを整理しているんだなあ、と。

親の気持ちも成仏し、前に向かうためにも
この学年PTAの意義があるのかもしれません。


さて。

高総体ではアーチェリー部が
盛岡工業の団体30連覇を阻む
劇的な優勝を勝ち取りました。

剣道部の山口君は
他を寄せ付けない強さで個人優勝し、
インターハイ出場を決めました。

また、昨日の新聞報道にもありましたが、
放送部が高総文祭放送部門大会
兼NHK杯のラジオドキュメント部門で
最優秀賞を受賞する快挙を成し遂げました。

朗読部門の高橋美綺さんと
校内放送研究発表会の3部門で
全国に進むことが決定しています。

全国大会に進むものについては、
校門前に垂れ幕をかけておりますが、
今年度に入って現在、
10本もの数を数えることになりました。

そのような華々しい結果に
我々は注目しがちですが、
でも、一方で
本当に悔しい思いをした選手達もいるのです。

剣道部は女子が先月、8年ぶりで選抜大会を制し、
今回の高総体では
男女アベック優勝を狙っていたと思います。

本当に紙一重の戦いでした。

でも残念ながら勝利の女神はほほえみませんでした。
男子は大将戦に持ち込めず準優勝でした。

思えば、昨年度の高総体ハンドボール競技では、
決勝で不来方高校に
1点差に敗れたことも記憶に残っています。

私は考えます。

なぜ生徒達は部活動に熱中し、
そして学校としても部活動を重要視するのか。

それは、個人や学校の名誉のためではありません。
そんなことよりもっと大事なことがあるからです。

それは、部活動が
生きる力を身につける場だからです。

そして、それは失敗や負けるショックによって、
培われていくと私は思います。

潜在能力の氷山モデル
といわれるものがあります。

古来人間は、多くの能力を持っていましたが、
快適な環境の中にいる中で、
それを発揮する機会を失ってしまい、
それが潜在的なものとして
見えなくなったというものです。

そんな中、人間がショック受けたり、
厳しい環境に身を置く状況が生まれると、
水位が下がり、氷山が浮かび上がります。

つまり、そこに眠っていた潜在能力が
「いよいよ俺の出番だ」とばかりに
顕在化するというのです。

個人的な話で申し訳ありませんが、
私は先日3日間の断食を終えました。
昨年から4度目になります。

これは、自分の体に安全なレベルでの
ショックを与えることで、
眠っている能力を呼び覚ます
という意味もあるのだそうです。

私は断食によって、ある種の能力を
自覚したような気がしています。

話を部活動に戻します。

部活動は、いわば「負けるための練習」
をする場でもあると思います。

つまり、安全なる失敗体験を
積む場でもあるわけです。

生徒は失敗に学び、強くなる。

昨年、決勝で、1点差で涙を飲んだ
ハンドボール部の3年生8人は、
全員が国公立大学に合格しました。

それは、きっと、自分の中に眠っていた能力が、
負けたショックを自分で受け止め、
それを成仏させることで
開花していったと私は考えたいと思います。

バスケットボールのマイケルジョーダンは
こう言っています。

「何かを始めるのは怖いことではない。
怖いのは何も始めないことだ。」

失敗や負けることを恐れること、
失敗を回避するように生きる事で、
能力は衰退します。


子どもは基本的に、限界はないのです。
親や教師が限界を与え、
子どもの能力を見切ってしまうと、
子どもの成長は止まります。

子どもが自分の力で学びだせば、
限界を突破します。

私は、先日行われた吹奏楽部の定期演奏会で、
その演奏だけでなく、素晴らしいMC、ダンスや寸劇、
アンコールでの合唱等々の、
自分たちで創り上げたパフォーマンスを見て
そのことを確信しました。

つまり主体的な学びほど
強いものはないと思いました。

私たち大人は、
そんな生徒みんなが持っている能力を引き出し、
尖らせるために、
最高の環境を整えていかなければならないのです。

今日は教職員と保護者が
そんな気持ちを一つにする
決起集会にしていければと思います。

ご静聴ありがとうございます。


 

アーチェリー男子団体見事優勝!

先日、アーチェリー競技で
高総体団体優勝を決め、
見事インターハイ出場を決めた
本校の加藤太一君、阿部魁徒君、
村上涼君、入倉穣彦君の
4人の団体メンバーが
校長室を訪れてくれました。

6月5日の岩手日報にも
大きく報道されましたが、
1988年から続いていた盛岡工業高校の
30連覇を阻止する歴史的な勝利でした。

厳しい環境の中で、
よくぞこのような成果をあげたと思います。
大いに栄誉を讃えたいと思います。

この勝利は男女含めた部員全体、
指導してくださっているコーチの方々、
そして声援を送り続けてくれる保護者、
卒業生の力によるものではないかと思います。

おめでとう!

全国大会での更なる活躍を期待します。

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ラジオドキュメント最優秀賞!

6月5日・6日に、
第40回岩手県高等学校総合文化祭
放送部門大会兼第64回NHK杯
全国高校放送コンテスト岩手県大会が行われ、
本校がラジオドキュメント部門で
最優秀賞を受賞する快挙を成し遂げました。

作品タイトルは「ラジオ、ききますか?」。

これは、本校の生徒が、
地元のFM局であるFMワンに
出演させていただいたことをきっかけに、
取材を積み重ねながらつくりあげた作品です。

まさに、放送部員全員の力による
受賞だったと思います。

最初に場を提供してくださった
瀬川 こうこさんありがとうございます。

また、朗読部門で、
3年生の高橋美綺さんが優良賞、
2年生の高橋怜佳さんが入選を果たしました。

先日、放送部では、
元めんこいテレビのアナウンサーの
野崎明美さんをお呼びして
講習会を行っていました。

そのような活動も今回の成果に
つながったのではないかと思います。

更に、校内放送研究発表会での
全国推薦も得ることができたとのことです。

その結果、ラジオドキュメント部門、
朗読部門の高橋美綺さん、
更に、校内放送研究発表会の3部門で
全国大会への出場を果たしたことになります。

併せて、高橋美綺さんは、
全国高総文祭での朗読部門での
全国大会も既に決定しています。

本校放送部の今後の更なる活躍を期待しています。

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高橋圭子びじゅつ教室グループ展

先日、本校の美術の先生であるK子先生から、
絵葉書をいただきました。

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孫の寝顔です!

K子先生ありがとうございます。

さて、そのK子先生の教室のグループ展が
7月1日~31日までギャラリーBunで開催されます。

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私が予定している
「しもまっちwith friends自由の翼展」
と同じ会場です。

実は、昨年、Bunで行われた
K子先生の個展を観に行った際、
今年の8月ギャラリーが空いている
という話から、
その場でオーナーさんとK子先生から
すすめられるままに、あれよあれよと
私の個展を入れることになりました。

7月の展示は、
K子先生が指導されている方々の
絵画の作品が楽しめます。

皆さん足を運ばれてください。

妖精がいるギャラリーBun。

ホッとする場所ですよ。


 

おめでとう!特別敢闘賞

先日行われた
高総体ハンドボール競技終了後、
優秀選手が選抜されました。

その中で、花巻北高校の佐藤君が、
特別敢闘賞に選出され表彰を受けました。

本校ハンド部での3年間は
まさに「気魄に燃える青春時代」だったと思います。

この経験はこれからの人生において、
大きな宝となっていくでしょう。

佐藤君おめでとう!

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自由の翼展

何を血迷ったか、8月に「しもまっち展」を
花巻市の妖精のすむギャラリーBunで
行うことにしてしまいました。

でも、コンテンツが頼りないなあ、
どうしようかなあと思っていたら、
たくさんの方から
協力をいただけることになりました。

そこで、

「しもまっち with friend ~自由の翼展~」

として新たに企画をしました。

とはいえ、企画、発信、案内など、
どう進めればいいものかと困っていたら、
キャリアクエストの齋藤 みずほさんが、
テキパキと案内ページを
FB上に作ってくださいました。

というわけで、リリースされました。

興味のある方はご覧ください。

パンフレットはこちら→★★★

8月11日のイベントに
協力いただくメンバーは凄いですよ~。

チラシLT





 

ホットスプリングス市との交流事業

花巻北高校は昨年から国際教育に
力を入れています。

今年から、毎年複数の生徒を
アメリカに派遣する仕組みを作りました。

同時に、海外からの受け入れも
積極的に行っております。

6月7日は、朝からまる一日、
アーカンソー州のホットスプリングス市から
21人の高校生と2人の引率者が来校し、
本校の生徒と交流を行いました。

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歓迎の挨拶。
私の超くだらないジョークにもウケてくれました。



午前中は授業への参加、午後は琴の合奏、
そして英語部との交流会という
盛りだくさんのスケジュールでした。

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引率者のブルースさん。地区の教育次長さんです。

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姉妹校であるASMSAから参加した学生さんです。

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音楽の授業にいきなり入ってもらいました。
飛び入りで独唱やピアノ演奏がありました。


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こちらもお返しのピアノ演奏です。

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英語の授業に参加して交流を深めます。

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お昼休みに、私が数学の指導をしている
3年生を紹介しました。ドイツの話し、
難民問題についてなど、短い時間でしたが
深いディスカッションを行っていました。


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午後は音楽の授業。「さくら」「ふるさと」を琴で合奏。
「ふるさと」の演奏の前には、音楽の松岡先生から
東日本大震災津波についてお話がありました。


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最後は英語部との交流会。
ALTのクレアさんが準備したたくさんの
アクティビティを皆で満喫していました。


生徒達にはとても刺激的な
一日になったのではないかと思います。

再来週の体育大会には今度は
オクラホマの生徒達が来校する予定です。

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ハンドボール高総体

昨日から高総体ハンドボール競技が
始まっています。

私は役員として会場に来ております。

男子は昨日、劇的な逆転勝ちをおさめました。

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監督の齋藤先生のために保護者が作った横断幕。
逆転で勝利を飾り、しっかり「齋藤劇場」起こしてくれました。


今日は最強の不来方高校戦でしたが
26-21で残念ながら敗れました。

3年生がたった1人というチームでした。

最後まで支えてくれた3年生の佐藤君ありがとう。

昨年から格段に進歩しているなあと感じました。
この大会を通じて、自分たちの「課題」が
見つかったのではないかと思います。

でもそれと同時に、自分たちのチームの良さが
何であるかも知って欲しいと思います。

課題を克服し、そして自分たちの強みを伸ばし、
これぞ「花高ハンド」というチームブランドを
つくっていってください。

まずは、お疲れ様でした。

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女子は、昨日41-1という強烈なスコアで勝ち進み、
今日は花巻南高校との対戦でした。

花巻南高校は県の強化拠点校。
日々富士大学との強化練習を行っている強豪です。

一方本校は、ベンチも入れて総勢9人で、
その半数が初心者というチーム。

でも、最後まで一歩もひけをとらず戦い続けました。

結果は惜しくも敗れましたが、
最後まで諦めず、全員が爽やかに戦う姿勢は
会場に大きな感動を与えてくれました。

女子は殆どが3年生です。

試合後、選手たちの涙の中にも、
全てを出し切ったことが窺える
爽やかな笑顔を見て、
本当に素晴らしいチームになったなあと感動しました。

昨年度の監督の川村先生も応援にかけつけ、
チームの成長ぶりに目を細めていました。

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お疲れ様でした。

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最後まで声援を送り続けた応援団の皆さんありがとう。