「らしさ」と向き合う

明後日の、みちのく仙台大会の講座で
データ分析について話す内容を
一つ紹介します。

2008年に、花巻北高校で行った
統計グラフコンクールについての取組みです。

この取組みの概要は
「数学教室」2009年7月号に
記しましたので、それを以下に引用します
(一部名前は伏せます)。


「らしさ」と向き合う ~グラフ統計隊結成~
本校には「服装規定」なるものはない。
生徒手帳に
「高校生らしい服装をすること」
とあるのみ。
ところが、ある時、
どうも女子のスカート丈が短いのではないか
という声が職員からあがり、
服装検査を実施したことがあった。

その際、生徒たちの考える「高校生らしさ」と
先生の考える「高校生らしさ」に
ギャップがあると感じたので、
次のような調査を行ってみた。

それは、スカート丈を
少しずつ短くしていった写真を何枚も撮り、
どの辺が高校生らしいのかを、
男子生徒、女子生徒、保護者、教師
に対してアンケートを行うというものだ。

これは、HさんとFさんという2人の生徒に
声をかけたことによって実現した、
ユニークな企画だった。

結果の一例を示すと、確かに
生徒、保護者と教師の意識に
大きなギャップがあることが見られますね。

らしさ03
(生徒作成ポスターより)

この調査結果は、PTAや学校評議員の間でも
大きな反響を呼んだ。
そこで、2人に、これをポスターにして
統計グラフコンクールの高校・一般の部に
応募してみないかと話をもちかけた。

2人は更に、Mさん、Sさん、Aさんという
3人の仲間に働きかけ、
ついに、統計グラフ作成隊が
結成されたのであった。

結成されたとはいっても、
皆それぞれ忙しい身で、
時間をとることができないで、
合宿して一日でつくりあげる
という手法が採用された。

明るく、友人思い、そして、多才な彼女たちは、
いろいろアイデアを出しながら
夜を徹して作業を行い、
見事なポスターをつくり上げた。
タイトルは「『らしさ』と向き合う」。

これは、岩手県の統計グラフコンクールで、
最高の賞である特選に輝いた。


(「数学教室」2009年7月号
「5人の素敵な出会いから生まれたかけがえのない宝物」より抜粋)


因みに、彼女たちは、
前もって、フィールドワークを行い、
出身中学校の生徒やその保護者たちにも
アンケートを行っていました。

そして、彼女たちは翌年も
「Bye The Eye」というテーマで、
ポスターを作成し、
2年連続の特選を受賞しています。


データ分析の授業は、何より生徒自身が、
興味関心を持つ題材を探すことが大切ですね。

らしさ02

らしさ04


 

みちのく仙台大会 ご案内

お知らせです!
8月2日(日)~4日(火)
宮城県仙台市の東北高校
小松島キャンパスで、
数学教育協議会の
第63回全国研究大会が行われます。

<パンフレット>

私は、8月2日の実践講座(中・高)で
「確率・統計のポイント」を行います。

13:30~16:00の長丁場です。

楽しい講座になるよう準備中です。
というか、考えてみればもう明後日ですね。

明日、大野での、まきばコンサートを終えたら、
速攻で仙台に向かいます。

現在考えている主な内容は
次のようなものです。

●5色のカードを並べる活動から、広がる様々な実践
  ~最後は心理学まで登場~

●指数対数と確率の融合問題を考える。
  ~ベンフォードの法則を展望する~

●時系列と条件付き確率
 ~百人一種を用いたシャノンの実験~

●確率の問題の「5文型」
 ~吸収系を持つマルコフ過程の対応・
  私のシミュレーションゲーム作りへ~

●「校歌」を推量する

その他、現在進行中であります。

基本は楽しく、遊びの要素を取り入れつつ、
高度な世界も展望しようというテーマです。

急な案内ですが、
もし仙台方面で参加できる方、大歓迎です。




 

朝からなぜかミウラ折り

先日、寝苦しくて、
朝3時には目が覚めてしまいました。
8月はいろんな出張が錯綜して
忙しくなるなあと思いながら、
それなら、と、朝からミウラ折りで
8月のスケジュール表を作っていましたよ
(何が「それなら」なんだか)。

忙しいのに馬鹿ですね。




私のミウラ折りは正式なものではなく、
なんちゃって、です。
B4の紙(ケント紙がいい)を、
5cm間隔で平行線を引きます。
左から5cmずつとり(最後は5.5cm位になる)、
次は右から5cmずつとり・・・というように繰り返し、
ジグザグをつくります。

ミウラ折り


あとは山折り谷折りを交互にすればできあがり。
折りやすくするには、
カッターの裏を使えばうまくいきます。
私はもう何度も作っているので、
数分でできます。



 

ひろのまきば星空コンサート

今日(というか、もう昨日になってしまいましたが)、
大野の合唱団「グリーンエコー」の
本番前最後の練習日でした。

私は、どうしても都合があって、
20:00までしか練習できず、
申し訳ないと思いながら、大野を後にしました。

グリーンエコー0730-01


さて、皆さん連絡です。

8月1日(土)、ひろのまきば天文台で、
2015星空コンサートが行われます。

出演グループと時程は以下の通り。
①大野保育所18:00
②大野中学校18:16
③レクイエムプロジェクト北いわて合唱団18:27
④グリーンエコー18:38
⑤ミラクルズ18:49
⑥久慈高校音楽部19:00
⑦洋野吹奏楽団19:13
⑧大野高校吹奏楽部19:26
⑨星空案内19:39
⑩全体合唱19:50

私の所属するグリーンエコーは、
とてもアットホームなグループです。

男声が3名と寂しいのですが、
私にできることを一生懸命頑張りたいと思います。

皆さん、どうぞおいでください。

尚、大野高校吹奏楽部がフィナーレをつとめます!


グリーンエコー0730-02

グリーンエコー0730-03

オリジナルTシャツできました!
いいカンジです!




 

久慈平荘で

今日は特別養護老人ホームの
久慈平荘を訪問し、
施設長の野田さん、介護士の下道さんと、
明日の大野についての作戦会議を行いました。

まだ公開できませんが、
今私は、大野高校と久慈平荘が
タイアップした企画を提案しています。

現在、本校職員、県教委には
了解を得ているので、
来年度の実行に向けて、
いよいよ具体化できそうな段階にきました。

野田さんの教育や福祉、
地域づくりなどの視点は
私が今感じていることと
バッチリと重なることが多く
大いに勇気をいただきました。

また、つい先日までデンマークの学校に
研修に出かけていた下道さんから、
21世紀型の学びに関して
非常に興味深い話を聞くこともできました。

そして、その後、
施設を見学させていただきました。

とても明るい雰囲気の中で、
いきいきと働く職員の方々、
屈託ない笑顔をかけてくれる
高齢者の方々に出会い、
とても清々しい気持ちになりました。

最高齢の方にもお会いしました。
とっても元気です。

久慈平04

今日は本当にありがとうございました。
とても得難い経験をさせていただきました。

久慈平03
大野高校の保護者の方もいらっしゃったので
写真を撮っていただきました。


久慈平02
今年からソフトクリーム製造器を入れて大好評とのこと。
コーヒーフロート美味しかったです!


 

正六角形の構造

朝、少し肌寒かったので、
賭け布団を引っ張り出したところ、
ささやかな発見が!

0730-01.jpg

布団カバーはハニカム構造だったんですね。

正六角形の蜂の巣構造にすることで、
どんな方向に引っ張っても
しなやかに伸縮して力を吸収できます。

私もこうありたい。なんちゃって。

サッカーやハンドボールの
ゴールネットも正六角形の
構造になっていますね。

サッカーゴール01

ところが、今朝、大野小学校の
グランドをジョギングしていたら、
サッカーゴールのネットが
正方形の構造になっていました。

0730-02.jpg

0730-03.jpg

やはり、ボールによる力が
頻繁にかかるサイドの部分が

かなり傷んでいました。

これを見ても、
ハニカム構造の良さがわかります。

逆に考えると、この構造は、外圧に対して
構造的に安定する形とも言えます。


かつて、こんな、
くだらない!実験をしたことがあります。

一関市の銘菓ゴマ摺り団子です。
DSCF0209.jpg

これをくっつけてみます。

DSCF0211.jpg

もっと、ぎゅっとくっつけると
どうなるでしょう。

goma.jpg

餡子がはみ出して収拾がつかなくなりました(笑)

でも、120度で隣接しあうハニカム構造が
現れることがわかります。

イクラがあります。
ikura02.jpg

醤油をさすと、張力が働き、互いにくっつきます。
ikura01.jpg

やはり、120度の角で隣接し安定します。

銀杏の真空パックを買ってきました。
ginnan.jpg

ここにもその構造が現れます。

しつこいですが、バナナを見てください。
banana01.jpg

実は、3つの部分が120度で隣接しています。

最後に、石鹸膜による実験
フェルマ点

つねに写真のような膜が生じます。

フェルマ点2

上から見ると、完全な120度の構造。
中心は三角形のフェルマー点と呼ばれます。

これは、3点からの距離の和が
最小になる点です。

自然の摂理とは、
エネルギーを最小にしようとすること。

つまり、ネコがコタツで丸くなる原理だ!
(球体にして表面積の最小化を図る!)

今朝の布団カバーから思ったことでした。







 

発信力より受信力というコンピテンシー

盛岡三高時代、生徒につけさせたい力として
「発信力」「傾聴力」「協働型問題解決能力」
ということをよく言ってきましたが、
最近私は、「受信力」の大切さを
強く感じるようになりました。

例えば、先日、大野高校吹奏楽部が
様々な方から支援をいただきました。
プロの音楽家からクリニックしていただいたり、
昨日は、個人の方から
支援金をいただきました。
それが実現したのは、私がブログや、
フェイスブックで発信したことや、
それを基にした新聞記事がきっかけです。

でも、いくら発信したところで、
それを受け止めてくれる人がいなければ、
このような形にはなりません。

私は、「受信力」というコンピテンスは、
発信力の上位にあるもの
ではないかと思います。

そして、発信する人間は、
受信者へのリスペクトを持つことと、
発信者自身が受信力を
磨くことが必要だと思います。

私は、かつて若気の至りで、
2度ほど数学の国際学会で
発表したことがあります。
1992年には、カナダのケベックに
2週間以上滞在し、
ポスタープレゼンテーションと、
分科会で発表し、
更に、地元のラバル大学の学生にも
レクチャする機会を得ました。

当時、フラクタル数学の、
誰も研究したことがないもの
(と、そのとき自分は勝手にそう思っていた)
を発表するということで、
かなり意気込んでいました。

周到に英語のレポートを準備していましたが、
結局、自分は、自分のことを
一方的に発表するだけでした。
そこにいる聴衆の反応はお構いなしに。

今思うと本当に恥ずかしい限りですが、
英語圏の人の質問はほとんど
シャットアウトして、とにかく
「自分を見て」「自分の話を聞いて」だけ。

私は「発信」こそがすべてで、
双方向の対話など
微塵も考えていなかったのです。

受信力とは、
語学力+コミュニケーション力+
テクノロジーを使いこなす力、
であるとともに、
異質な他者を認める力
も含まれていると思います。

前振りがとても長くなりました。

なぜ、こんなことを書いたかというと、
実は今日、「反転授業の研究」グループ主宰の
田原真人さんから
ウェブ上でのインタビューを受け、
彼から受信力の強さを感じたからです。

私は、ネットでのインタビューは初の経験で、
なかなか当意即妙な応答ができず、
田原さんには申し訳なかったのですが、
彼は、非常に上手に聞き役に回り、
会話をスイングさせてくれました。



そんな、田原さんを見て、
受信力とキーコンピテンシーとの
関係について
なぜか思いめぐらせてしまいました。

OECDのDeSeCo計画
(Definition and Selection of 
Competencies Project)が
2003年に発したキーコンピテンシーという概念が、
日本に伝えられたとき、
殆どの人がチンプンカンプンだったと思います。

だって、文部科学省の定義はこんなですよ。

「コンピテンシー(能力)」とは、
単なる知識や技能だけではなく、
技能や態度を含む様々な
心理的・社会的なリソースを活用して、
特定の文脈の中で複雑な要求(課題)
に対応することができる力。

「キー・コンピテンシー」とは、
日常生活のあらゆる場面で
必要なコンピテンシーを
すべて列挙するのではなく、
コンピテンシーの中で、特に、
人生の成功や社会の発展にとって有益、
さまざまな文脈の中でも重要な要求(課題)
に対応するために必要、
特定の専門家ではなく
すべての個人にとって重要、
といった性質を持つとして選択されたもの。
個人の能力開発に十分な投資を行うことが
社会経済の持続可能な発展と
世界的な生活水準の向上にとって
唯一の戦略。
(以上文部科学省のHPより抜粋)


だって。わかりますか。

当時、私は、キーコンピテンシーを
次のように解釈し、説明していました。

まず、個人の能力は、

① 社会に成果をもたらすこと
② 人生において成功する(質の高い人生を送る)こと

という、個人と社会の両者にとって
価値や効果をもたらすものという
前提に立っているということです。

そして、キー・コンピテンシーは、
次の3つに集約されます。

①道具を相互作用的に用いる能力
A)言語・シンボル・テクストを相互作用的に用いる
B)知識や情報を相互作用的に用いる
C)テクノロジーを相互作用的に用いる

②異質な人々からなる集団で互いに関わりあう能力
A)他人といい関係を作る
B)協力する
C)争いを処理し解決する

③自律的に行動する
A)大きな展望の中で行動する
B)人生計画や個人的プロジェクトを設計し実行する
C)自分の権利、利害、限界、ニーズを守り主張する

キーワードは「道具」「他者」「自分」との関わりです。
更に、この三者の中核に
省察性(reflectivity:社会空間を乗り切る力、
矛盾や差異に二者択一を越えて対処する力、
責任を持つこと)という概念を置き、
3つのコンピテンシーを相互関連させながら、
自らの人生をナビゲートしていく
ということがコンピテンスの概念です。

ちなみに、PISA調査は、
キーコンピテンシーの①についての
能力を評価するものといえますね。

田原さんが「反転学習の研究」の中で
様々な仕掛けを行い、ネットワーク、
リレーションを築いていくのは、
彼のキーコンピテンシーの高さ故だと感じました。



そう。

反転のグループで知り合った人たちは、
キーコンピテンシーの高い人ばかりです。
ICTを使い、国際的なリソースを持ち、
他者といい関係をつくり、
プロジェクトを企画し遂行する。

こんな人たちが、
きっとこれからもっと多くなるのでしょう。

私は、まず確実に①のテクノロジーの部分と
語学力のリテラシーが致命的ですね。

田原さんや江藤さん達が、FBの発信を
あれだけしながらも、いろんな人の発信を
きちんと咀嚼し、瞬時にコメントするのを見て、
基本となる①のスペックが圧倒的に違うなあ
などと思ったりします。
(私はとりあえず「いいね!」ですから)

まずは、田原さん達と交わりながら、
自分の足りない部分を
補っていこうと思う今日この頃です。


田原さんありがとうございました。


 

今後の県立高校に関する地域検討会議

7月22日(水)に、
「今後の県立高校に関する地域検討会議(第2回)」
が久慈市防災センターで行われました。

この会議は、
「小規模校を中心とした課題解決に向けた
市町村との連携・協力の在り方」
及び
「学校、学科の配置に係る対応」に関する
市町村関係者との意見交換ということですが、

ざっくばらんにいうと、
高校の統合・廃校に向けてのヒアリングです。

私は、オブザーバー参加という立場なので、
意見を述べることはできず、
市町村側と行政側の話を
(むずむずしながら)
聞いているだけでした。

その中で、私が感じたことを
少しまとめておこうと思います。

辛口なので、批判があるかもしれませんが。
敢えて。

この会議の中で、
地域の側の「~して欲しい」「~できないか」
という県への要求と、

行政の側の、「話は聞くけれどそれは難しい」、
という「できない理由を述べること」の応酬を見て、

私は、もっと、互いに明るくポジティブに
語ることはできないだろうか、
という気持ちを抱きました。

だって、語る内容は未来のことなのですから。

未来をネガティブに、暗い顔で語るならば、
その未来を生きる子どもたちは、
ますます萎えてしまうではないですか。

私は、この地域検討会のテーブルにおける
グランドルールとして、
互いに、次の3つのマインドを持って
議論し合うことを提起したいと思います。

1 自由な発想を持つ
2 未来へのビジョンを持つ
3 子供の未来を考える


少し補足します。

1 自由な発想を持つ
「人はできない理由の述べる天才」
といわれます。
学校現場でもPDCAが進まないのは
「前年踏襲」「現状維持」的な発想に
縛られることによることがとても多いからです。

国の財政負担の状況や、
人口減少の客観的な資料を基にした
情勢分析は大事です。
しかし、そういう厳しい中にこそ、
互いの叡智を結集することで
一寸の光明を見出だす、
いわゆるイノベーションを
生み出すことができるかもしれません。

そう。

この会議の名称を
「地域イノベーション会議」
としてはどうでしょう。

2 未来へのビジョンを 
私たちが語る未来とは、
どういう未来なのでしょうか。
とりあえずここ10年なのでしょうか。

もしそうならば、
人口が漸減する県北地域において、
現行の教育システムを堅持したまま、
学校体制を維持することは、
それは厳しいでしょう。

しかし、今、世界では、
もっとグローバルな視点で
未来へのビジョンが語られています。

例えば、オックスフォード大学の
マイケル・A・オズボーンは、
今後20年までにアメリカの47%の仕事は
自動化されると語っています。

米デューク大学のキャシー・デビッドソンは、
2011年度にアメリカの小学校に入学した
子どもたちの65%は、
大学卒業時に今は存在していない
職業に就くだろうと述べているのは
あまりにも有名ですね。

そして、2060年には、
日本における65歳以上が、
人口を占める割合が40%を超えることは事実。

更に、2100年には
日本の人口が現在の1/3の4800万人まで
減少するという驚きの予測もあります。

このような中、県北や沿岸の、
統廃合がやり玉にあがっている学校
以外の学校は、対岸の火事として
関心を示さなくてもいいのでしょうか。

今、世界の動きは、
そういうドラスティックな変化に応じて、
従来の産業、雇用などの枠組みが
大きく変わりつつあります。

知識基盤社会・高度接続社会
といわれる今日の社会変化は、
産業革命や太平洋戦争の前後での変化に
比べられない程大きいという人もいます。

そして、もちろん、
そのような変化が求められるのは、
産業や雇用だけではなく、
教育もであることは当然です。

だから今、アクティブラーニングや
反転授業などの、
授業パライムから学習パラダイムに
移行するようなムーブメントが起きているのです。

昔のままのモノサシを使って、
10年スパンの未来を懐中電灯で照らして、
そこに横たわる問題を
見えなくすることだけを機械的に続けていけば、
当座の財政のやりくりはできても、
岩手県の30年後の教育は
行き詰まってしまうのではないでしょうか。

3 子どもの未来を考える 
地域の方々の話を聞くと
「医学部とか難関大に入る生徒を
盛岡や八戸に逃げさせないために、
拠点校に人材の配置を」

とか

「生徒を地元に就職させるようなインセンティブ」
という話もよく出されます。

そういう人たちには怒られるかもしれませんが、
私は、生徒の進路を
地域エゴの犠牲にしてはいけない、
ということを敢えていいたいと思います。

地域の維持のために子どもがいるのでしょうか。
それとも、
子どもの未来のために地域があるのでしょうか。

私は、地域が子どもに行う教育は、
とてつもなく大きいと思います。
でも、それは、地域の中にある学校の、
教室という限られた空間で行われる
教科教育だけではありません。

地域は、子どもたちに、
生涯にわたって学び続ける心、
自立した社会人として生き抜いていく力
を身につける場であることが第一です。

それが身につけば、
その後、医学の道に進もうが、
政治家になろうが、
その学びはどこで行われようが構わない、
と私は思います。

地域は子どもたちの根っこを育てる場である。
そうやって地域の温かい目に
見守られて育った子ども達は、
きっと、地域の未来を背負ってくれる
人材となってくれるはずと思う私は
お気楽な楽観主義者なのでしょうか。

地域の生涯学習教育力は難しい問題ですが、
私は大野高校に赴任し、大野で生活する中で
この地ではそれが可能であると確信しています。

0727しもまっち01

 

続・大野高校を取り巻く素晴らしい人の輪

以前、ブログで吹奏楽部の
楽器購入に関わって、
多くの人の輪ができたという記事を書きました。

簡単にまとめると以下のような感じです。

ほとんどの楽器が老朽化し、
地区大会に出ることも危ぶまれた吹奏楽部に、
同窓会の方が、援助をしてくださいました。

<吹奏楽部ビデオレター>

それのお礼メッセージの動画をFBで観た、
私の教え子のカッキーこと、柿崎さんが、
打楽器の指導に大野まで来て、
ドラム演奏も披露して下さいました。

<カッキー来校>

その様子が、岩手日報と
デーリー東北に紹介されました。

<大野高校を取り巻く素晴らしい人の輪>

さて、そういうことがありましたが、
先日、その新聞の記事をご覧になった、
盛岡市在住の細越健志さんという方が、
自分も何かの役に立ちたいと、
吹奏楽部への支援を
申し出てくださったのです。

細越さんは、実は平成10年から2年間
大野に在住し、大野村情報センターに
勤務しておりました。
そして、ご自身もチューバ奏者として、
現在も久慈や大船渡のバンドで
活動されています。

そのような関係で、
大野高校吹奏楽部に他人事ではない
気持ちをもっていらっしゃったとのことです。

細越さんは、現在、
県の教育委員会生涯文化課
世界遺産担当課長をなさっております。

今日、私は、県庁の
生涯文化課におじゃまし、
細越さんにお会いし、
ご挨拶させていただきました。

そして、多大な支援金をいただきました。

0727-01.jpg

本当にありがとうございます。

生徒の、ささやかな
ビデオメッセージから始まり、
柿崎さん細越さんなど
多くの方から声援をいただきました。

そういう周囲の温かい人たちに、
大野高校は支えられているということを、
この日も強く強く感じました。

細越さん、ありがとうございます。



 

洋野まちなかフェスタinおおの

昨日は、
大野駅前(といってもバス停ですが)広場で、
「洋野まちなかフェスタinおおの」が行われ、
出かけてきました。

これは、大野の若い世代の方々が、
大野を活性化するために企画したイベントで、
今年で6年目を迎えます。

またまた多くの教え子達との再会があり、
楽しい一時を過ごすことができました。

そして、平成4年に大野高校に赴任した
当時の教え子たちが、
このイベント運営の中心を担っていることに、
本当に頼もしく思いました。

豆腐、コンニャク、煎餅の天ぷら、
生麩のから揚げ、獲れたて、茹でたての
トウモロコシ等々、
地元直送の食材による
大野ならではの料理、
おいしくいただきました。

このイベントには、
洋野町内で活動する様々な団体や
個人の方々が次々、
歌や踊り、太鼓、空手の演舞等の
パフォーマンスを披露します。

そして、本校の吹奏楽部は、
今年初めての企画で、
大野中学校とのコラボを行いました。

息の合った楽しい演奏に、
集まった多くの観衆から
惜しみない拍手が送られていました。

0726フェスタ02

0726フェスタ01


アンコールの後、更にアンコールがあり、
大野中学校の先生が
「天城越え」の歌を披露する
一幕もありました。

大野らしい、
温かく、爽やかなイベントでした。

来年度は、総合文化部などによる、
大野高校生の出店の企画など、
スタッフと打合せをし会場を後にしました。

スタッフの皆さん、お疲れ様でした!

 

「数学教室」8月号

「数学教室」8月号が届きました。

0726数学教室01

驚いたのは、出版社の国土社が
民事再生手続きを申し立て
認められたとのこと。

これによって、次号からの販路を
新たに確保しなければ発刊が途絶えます。
9月号からどうなるのか、
現在検討中とのことです。


そんな、もしかしたら最後になるかもしれない
「数学教室8月号」の連載
「数学と言う名の自由の翼」には、
「数学と芸術」というテーマで
書かせていただいております。

以下、本文の一部を抜粋します。

<前略>
アメリカの心理学者のジョン・L・ホランドは、
職業人のパーソナリティの特徴を
6つのパターンに分類し、それに対応する
キャリアクラスタを設定しました。
それを六角形の頂点に配置したものを
ホランドの六角形といい、
各頂点の頭文字をとって、
RIASEC(リアセック)とも言われています。

RIASEC.png

RIASEC2.png


すると、いわゆる理系の生徒の適性タイプを
Iとすると、その近傍のR(技術)やA(芸術)
にもまたがっているとも言えますね。

ホランド理論によれば、慣例にとらわれず、
創造的な活動を好む人は
「芸術的」に分類されるようです。

なので、詩や小説など文章を書く行為も
創造的で自由な発想にこだわる
芸術的カテゴリに含まれるとのこと。

すると、数学も実はそういう
クリエイティブでクリティカルな考えが
根本にあるはずなので、
芸術系と適性がまたがるのも頷けます。

私は、ホランドの六角形という立場で考えると、
RとIではなく、IとAの間の
適性があるのだと思います。

しかし、そんな私がこれまで
数学教師をやってきて思うのは、
数学教育が、明日のエンジニアや
科学者を育成していく使命を持ち、
生徒の問題を解く技能を
鍛錬しようとはしているけれど、
アーティスティックな面については
あまり評価しようとしていない
のではないかということです。
<以下略>


以下、盛岡三高時代の教え子の
Nさんとの素敵な対話に進みます。

ご覧になりたい方は、
最終刊になるかもしれない
貴重な「数学教室8月号」で!



 

アクティブラーニング推進にあたって思うこと

私は、FB上の「反転授業の研究」
というグループに属していて、
いろいろと勉強させていただいております。

そのグループに「後押しシステム」という
グランドルールがあって、
私が何か語らなければならなくなったので、
アクティブラーニング(以下AL)について
最近考えていることについて述べました。

少し長いのですが、以下このブログにも
記しておきたいと思います。


私はALの推進者と見られていて、
あちこちからALの推進について
話して欲しいというオファーを受けます。
でも最近、私が話すことは、
むしろALが内包している危うさ
みたいなものが多くなっています。

現在多くの学校現場では、プリント学習や、
家庭学習と連動する課題など、
授業が、テストへの周到な対策となるような
「戦略的なアプローチ」(Entwistle,松下,2015)
を行う「真面目な」教師が多く、
生徒は、このようなアプローチに
従順に寄りかかることで、
テストを乗り越えることができるため、
教師も生徒もALのような授業に
関心を示さないという傾向があると思います。

また、従来の授業スタイルを変えたくない
という教師の思いと、
最小限の労力でテストをクリアしたい
という生徒の「浅いアプローチ」への欲求の、
両者のネガティブな方向での利害の一致
によって支えられるような
「浅い・戦略的なアプローチ」
による学習形態が多いのも現状です。

このような中で、ALの推進が前のめりで、
「上から」進められていくと、
「戦略的アプローチ」に傾倒した、
「にわかAL推進者」の出現が予想されます。
「生徒の学びは教師が教えたこと
以上でも以下でもない」
「すべての学びは教師の掌の上で起こす」
という考え方から、
過剰にコントロールされたグループ学習や、
生徒の活動より教師の巧みな話術や
誘導にスポットライトが当たるような、
「お手盛りのAL」が横行するかもしれません。

そういう授業の中で、我々は、
批判力を持ち、政治への参加を意識するような
次世代を育てていけるでしょうか。

私の立ち位置は、AL推進の気運を捉えて、
教え込みの授業や、
その指導者の中にある価値観を変えること、
そして、自分の言葉で考え、
発信できるような賢い市民たる生徒を
育てるような教育の見直しを行いたい
というものです(壮大ですね)。

だから、私は、ALの推進と同時に、
授業パラダイムから
学習パラダイムに向かうための、
ティーチャーからクリエイターとしての
教師力の向上(アクティブティーチング)を
進めていかなければならないと考えます。

私は以前、教育委員会への赴任が
あまりに突然決まったときの新任の挨拶で
「組織に批判的なステイクホルダーを
内側に取り込むことによって、
自分たちの取組みの正当性を担保する。
そんな新自由主義的手法により
私が赴任したのではないか」といって、
場内をシラケさせたことがありました(笑)。

それならそれで、思ったことを自由に
素直にやろうとポジティブに行動してみたら、
いろんなことが実現できて
うまくまわったような気がします。

私のALの推進は、
文科の錦の御旗を振るのではなく、
それをうまく利用させてもらいつつ、
ここに集まっている方々のような、
私が「本物」と信じる人たちの
実践や理念を学びながら、ぶれずに
教育現場を変えていきたいということです。

国が積極的に推し進めようとしている
ALにしろ道徳教育にしろ、
そこに潜む隠れたイデオロギーや、
経済原則等の善悪を見極め、
正すことももちろん必要かと思います。

でも、それをどんなに批判する
言葉を持っていたとしても、
目の前にいる生徒の今を
どうしたらハッピーにできるか、
成長させることができるかという視点で
行動することが、
私の動かすことができないポリシーです。

私の勤務する学校は、山村の小規模校です。
学校存続をかけて、
今、様々な仕掛けを行っています。

先日、筑波大との哲学カフェや、
大人とのトークセッションなどを実施しました。
生徒達の話を聞く中で、
私は、彼らの話す言葉から
「学校の規則」や「先生の言うこと」は、
疑いなく守るべきものという考えが、
小学校からの学校教育の中で叩き込まれていて、
それが多少なりとも彼らの人生を
決定する要因になっていると感じました。

生徒は、文武両道、勉強と部活を頑張る、
提出物を出す、決まりを守る、
などということを言います。

でも、18歳選挙問題や、集団的自衛権、
大野の高齢化問題などについては、
自分の意見を主張できませんでした。

もしかしたら教師から与えられるまで
考えを保留しているのかもしれません。

それは、学校教育が、自分で考えず、
常に人に迎合するような
人生を与えるシステムとして
作用しているのではないか
と考えこんでしまいました。

都会の、ある程度裕福な
家庭環境にある学校では、
かなり進んだALが展開されている
ことはわかります。

前任校の盛岡三高でも、
生徒が本音をぶつけ合う
トークセッションを行ってきました。

そんな中、私は、
ハイパーメリトクラシー(本田,2005)
という言葉が頭をよぎります。

だからこそ、本校のような学校でこそ、
意図的に、組織的にALを仕組んでいく
ことの必要性を感じます。

私は、ALと同様、
国が積極的にすすめようとしている
道徳の授業は、
今の教師の教え込みの授業の
問題点をあぶり出すリトマス紙
のようなものではないかと思っています。

つまり、上に挙げたような生徒を前に、
「道徳」を避けるのではなく、
「道徳」の授業をむしろ積極的に、
ラディカルに進めていくことで、
教師―生徒関係の見直しや、
授業という空間を反省と脱構築という場に
転換させることで(五十嵐,2015)、
ALの基盤が構築されるのではないかと思うのです。

【以下ブログからいくつか拾ってみました】


(端末と言う名の存在)

(リベラルアーツ)

(観点別評価・道徳教育)

(純愛ラプソディ)

(羽生選手の演技から)

(参加型授業のスピリッツ)

(アクティブラーニングと参加型授業)

(ハイパーメリトクラシーを乗り越えて)

(一流と三流の違い)

 

大野高校同窓会

昨夜は、グリーンヒル大野で
大野高校同窓会総会が行われました。
いつものメンバーと、
そして新しい出会いもありました。

大野高校同窓会は、6月の東京、
7月の盛岡、そして今回の大野と、
3カ所が終わりました。

年代を超えたタテの絆、
そして地域を超えたヨコの絆、
3カ所の同窓会に参加して、
そんなことを思いました。

11月29日には八戸支部の
同窓生の集まりがあるようです。

11月15日には東京で、
東京つばさ会のビッグイベントが。

そうそう、8月には教え子の
同級会にも呼ばれていました。

そして、今日は、
「がんばる大野研究会」主催の
「まちなかフェスタinおおの」が開催されます。

0725同窓会01

0725同窓会02


 

「常微分方程式」(井ノ口順一)

昨日、盛岡地区の数学部会の総会と
研究会があったのですが、
そこに講師として招かれていた、
筑波大学の井ノ口順一先生に
是非お会いしたく、
19時過ぎの懇親会終了時間めがけて、
大野から盛岡のサンセールまで駆けつけました。

井ノ口さんとは昔から、
いろいろな場で
おつきあいさせていただいております。

以前、彼から宿題を与えられ
「Stirling 数とBell数」
というレポートを書いたのですが
その冒頭に、彼がどんなに凄いか!
書いておりますのでご覧ください。
(ハチャメチャですが!)

「Stirling 数とBell数をあなたに」

彼はトップクラスの数学者ですが、
実は、小中高における教育にも造詣が深く、
昨年、彼が勤務していた山形大学で、
夜明かしして、アクティブラーニングを中心に
学習論や授業論を熱く語り合ったのも
懐かしく思い出されます。

また、盛岡三高時代には、
SSHの数学班(タイリングアート)の指導や、
三校合同発表会の助言者として、
協力いただきました。

因みに、タイリングアート研究の数学班は
東北地区発表会で優秀賞を受賞しています。

そういうわけで、昨日は井ノ口さんと
その仲間たち7人で、楽しく懇親を行いました。

このとき、井ノ口さんから、7月25日発行の、
出来立てホヤホヤの著書

「常微分方程式」(日本評論社)

をいただきました!

常微分方程式

数学とは何か、の答えの一つとして、

「数学とは自然現象を支配する
物理法則を調べる道具である」

とまとめることができると思います。
この本は、まさにそのような構想を基に
書かれています。

そして、0章から8章まで、
工夫された章立てになっていて、
高校生・大学生・教員、様々なレベルに応じて、
いろいろな読み方ができるようになっています。

私は今日、1章から8章に飛んで読みました。
これだけで、微分方程式の
概観を知ることができます。

とはいえ、もちろん本格的な数学なので、
読み進むには覚悟が必要です。

さて、
SSHの会議に行くと、
数学の研究をもっと行って欲しい
ということをよく言われます。

実際に行われている数学研究は、
パズルやゲームのシミュレーション、
図形に関するトピックスなどの
手軽なネタが多いのですが、
私は、そういう研究発表をするより、
じっくりと微分方程式の基本を
2年かけて勉強するほうが
よほど将来の力になるのではと思います。

その意味では、
この本は、テキストとして、
画期的なものだと思います。

SSH高などの生徒に、
活用することで、
本当に骨太の科学者に数学者を
生みだすことができると思います。

また、高校の教師がこれを基に
指導するのであれば、
教師の力量も相当高くなるでしょう。

いつか、やってみたいなあ。
もう一度、微分方程式の理論を
静かに勉強してみたい。


 

挨拶の一日

昨日は終業式。
早いもので、もう今年度も1/3過ぎたのですね。

この日は、職員朝会時に、先生方に
感謝とお礼の挨拶をせていただきました。

また、先日、県から、
職員の不祥事が相次いでいるので、
コンプライアンスの徹底をするよう
言われていたので、
教師の不祥事を無くすために、
私が考える2つのポイントを述べました。

一つは、教師が多忙感から解放されること。
もう一つは、教師が、地域、生徒、保護者、
同僚、管理職からリスペクトされること。
そのために、教師自身が、
仲間と和気藹々と対話でき、
命令や前年踏襲に縛られない自由な発想が
職場に保障されていることが必要。
それが、生き生きとした学校を創造する
教師のマインドセットにつながる。


管理職としては口だけではなく
肝に銘じなければいけませんね。

さて、この日は、
挨拶に追われた一日でした。

まず、振興支援金交付式が行われ、
大野高校を守る会会長、
東京支部の副会長、事務局長をお迎えし、
また、PTA会長、同窓会長、
同窓会副会長も列席する中で、
生徒会長へ支援金が授与されました。

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上森副会長から目録を受け取る。

上森副会長の明るいお人柄のままの
一風変わった、とても楽しい受賞風景でした

私の挨拶をまとめました。

大野高校振興支援金交付式挨拶

その後、卓球部の賞状伝達式と
生徒会・応援団の認証式を行い、
終業式へと進みました。

終業式の挨拶をまとめました。

夏季休業前終業式挨拶

そして引き続き、卓球部の
インターハイ壮行式が行われました。

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ここでの挨拶もまとめました。

卓球部インターハイ壮行式挨拶

大野高校を守る会東京支部の皆さんも、
電車の時間ぎりぎりまで会に参加され、
本校生にエールを送っていただきました。

ありがとうございました。

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木村事務局長から激励のご挨拶をいただきました。


 

ナニャドヤラ始動

今日の午後、体育館から
太鼓の音が聞こえたので、
ふらりと覗いてみると・・・

1年生がナニャドヤラの練習をしていました。
大野のビッグイベントといえば、
何といっても北奥羽ナニャドヤラ大会です。

「ナニャドヤラ」は日本最古の盆踊り。

だそうです。

8月18日に、大野に40団体
1000人を超える踊り手が集まり、
街頭流し踊りや、特設ステージでの
踊りを披露します。
この日は近隣から何と8000人を超える
観衆が集まるとのこと。

本校では、夏休み中ですが、
毎年1年生全員が流し踊りを披露します。

また、2・3年生も80名近くが
スタッフとして参加します。
今日は、その最初の練習会でした。

太鼓や踊りのできる生徒がリードして、
ひたすら踊ります。
そして皆がマスターします。

ここでは生徒が先生で、先生は生徒です。
私も挑戦しました。
生徒が手とり足とり教えてくれるのではなく、
とにかく見て学ぶ。

必死についていきましたが、
とても難しい!

また次回チャレンジしたいと思います。



 

大野高校を守る会東京支部+グリーンエコー

今日は、大野高校を守る会東京支部から、
副会長の木村さんと上森さんが
大野にいらっしゃいました。

明日、本校に対する
支援金の贈呈式があるため、
わざわざ東京から本校まで
足を運んでくださったのです。

本校では、
大野高校を守る会東京支部から、
多大な支援金をいただいています。

本当にありがたいです。
部活動支援、遠距離通学生補助、
下宿生補助、課外手当等、
大切に使わせていただきたいと思います。

お二人は、洋野町長を表敬訪問してから
大野にいらっしゃったのですが、
町長から生ウニをいただいてきたとのこと。

この日の夜の懇談会のときに、おすそ分け!

たっぷりのウニを、
温かいご飯にかけていただきました。

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この日、グリーンエコーの
練習会が重なっていて、
発表会前でもあったので、
懇談会を7:30で途中失礼して、
合唱練習に参加しました。

最近、木曜日に出張や
夜の会合が入っていて、
しばらくぶりの参加になってしまいました。

やばいっす。

ついていけない状態になっていました

CDを借りて、何とかせねばと、
まどか先生からCDを借りました。

さて、我々の発表会である
「ひろのまきばコンサート」は8月1日です。

ひろのまきば天文台で
星空を見ながらの音楽の夕べ。

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大人210円 小中学生100円です

8つのグループが出演します。
吹奏楽部の演奏もありますよ。

皆さん是非おいでください!

私は、人生初の合唱コンサートデビューです。

ちなみに男声が3人なので目立ちます。
足を引っ張らないように
CDを聴いて一人練習せねば。


 

「こ食」と「こ勉」

先日、工藤先生の保健の授業で、

現代の食生活で
問題になっている7つの「こ食」

という話がありました。

それは、以下の様なものだそうです。

子食 子供だけで食べる
個食 家族で別々の食事
孤食 1人で食事
粉食 粉製品だけ食べる
固食 決まったものしか食べない
小食 食べる量が少ない
濃食 濃い味付けばかり


食事とは、栄養バランスだけでなく、
日常生活や、その人の人生にも
大きな影響を与えていくものですね。

そういう意味で、大野高校の給食は、
上にあげたような問題点を、
実は何気に解決するものに
なっているのですね。

あらためて、感謝して
給食をいただきたいと思います。

さて、私はこの話を聞きながら
「食事」を「勉強」に置き換えて
みてもいいのでは、と思いました。

「食事の習慣」は身体をつくるだけでなく、
その人の生き方にも関わるものであるように、

「勉強の習慣」は知識や技能の習熟を
高めるだけでなく、その人の生き方も
つくるものでもあると思うのです。

そこで、現代の「学び」で問題になっている
7つの「こ勉」を考えてみました。

子勉 子供だけで勉強する
   (親や教師が子どもの勉強に無関心)
個勉 それぞれの能力にあわせた勉強をする
   (習熟度別編成による学習)
孤勉 仲間とコラボせず一人だけで勉強する
粉勉 単純で苦労なく楽しいことだけ勉強する
固勉 決まった内容しか勉強しない
   (与えられた宿題だけこなす)
小勉 勉強する内容が乏しい・勉強時間が少ない
濃勉 難しい問題をひたすら解くだけの勉強



ちょっと苦しいかな。

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琴の発表会

昨日、大野高校音楽選択者による
琴の発表会が行われました。

先生方が見守る程よい緊張感の中で、
素晴らしい合奏を聴かせてくれました。

琴にさわって8時間目
という中にもかかわらず、
しっかりと仕上がっていましたね。

指導された佐藤由梨先生
ありがとうございます。

ちなみに、琴は18面ありましたが、
この中の10面は、佐藤先生が、
ご自身の前任校である
山田高校からお借りしたものだそうです。

被災校である山田高校も、
本校同様少人数化が進んでいますが、
少人数校どうしが、このように
草の根型のネットワークを組むことで、
いろいろなことが可能になる。
琴の音色に堪能しながら、
そんなことを考えていました。

ダイジェスト動画です。



 

疑似百人一首

8月に仙台で行われる数学の全国大会で、
確率の講座を担当するのですが、
そのときのトピック用に、
昨夜、疑似百人一首を作る
プログラムを作ってみました。

なんちゃってものですが。

百種の文字列を時系列とみて、
それぞれの文字が出現した時の次の文字を、
頻度に従って確率的に決定します。

単純マルコフ過程としての疑似百人一種、
情報理論創始者C.Eシャノンによる
シャノンの実験の百人一種版です。

マクロ付エクセルファイルです。
こちらからダウンロードできます。

あなたと夜と数学と「エクセルで面白数学」

疑似百人一首



 

摩擦の授業と人生訓

今日の1時間目に行われた、
2年生の物理の授業の
冒頭の部分を紹介します。

摩擦は、

①力を加えても動かない場面、
②動き出す瞬間、
③小さい摩擦で動き出す場面

の3段階に注目して考えることが大切。

沼井先生は、この考えを、
人生のアナロジーとして説明しました。

動かなくても、やり続ければ、
ふっと動き出す瞬間がある。
そして、一旦動き出すと、
うまくやっていけるもの。

なるほど。

いい話に着地しました。

ダイジェスト動画です。



 

数学の読みものおススメこの一冊

以前、県内の数学科の先生方の
個別訪問をしていたときに、
そのまとめの冊子「個別訪問の所感」に、
おススメの数学の読みものを紹介していました。

その中からピックアップしてブログでも
時々取り上げていこうと思います。

■博士の愛した数式/小川洋子(新潮社)
80分しか記憶が持たない
数学者「博士」と「私」と「ルート」のピュアで、
知的で、そして切ない愛の物語。
博士の愛した数式はご存知  e^πi+1=0
ですがこのストーリー全体のモチーフとして
「完全数」を中心とした数論の面白さが
取り上げられています。

生徒に読ませたいし、
この本を使って授業を展開するのも面白い。
尚、著者と藤原正彦氏の対談集
「世にも美しい数学入門」(ちくまプリマー)
もお薦めです。
博士の愛した数式


■天地明察/冲方丁(角川書店)
江戸時代の天文学者(であり碁打ちで数学オタク)
渋川春海の生涯を描いた時代小説。
春海が全国を測量し、
日本の新しい暦法を策定するまでの過程が
見事に描かれています。
関孝和などの和算家も登場しますが、
あらためて、江戸時代の
日本の優れた知性に感動を覚えます。
和算がらみの小説では
「算法少女」(遠藤寛子・ちくま学文)もお薦めです。

天地明察


■数の悪魔/H.M.Enzensberger
  訳:丘沢静也(晶文社)

数学本ブームといっても、
数学の本は売れるとしてもたかが知れています。
しかし、10数年前にこの本の初版が出たとき、
一般の小説などを凌いで、
空前のベストセラーとなったのは有名です。
子ども向けに書かれていますが、
数学に落ちこぼれた大人達が、
この本で数学の面白さや楽しさに
目覚めたという反響も多かったですね。
数学教師としては、著者の講演を記録した
「数学者は城の中」(日本評論社)
も是非読みたいところです。

数の悪魔


■美しい数学シリーズ(全6巻)/
 画:安野光雅 文:野崎昭弘・森毅

安野画伯は日本を代表する絵本作家です。
それでいて、数学・科学にも造詣が深い。

私は学生時代「数学セミナー」(日本評論社)
に連載していた氏の「算私語録」
の大ファンでした。
絵本とはいっても、友人である
森毅・野崎昭弘という
格別の数学者との共著なので、
実は組合せ論や論理に関する
堂々たる数学書でもあります。
巻末に大人向けの解説もついています。

安野光雅


尚、安野氏の絵本では、
「はじめてであうすうがくの絵本1~3」(福音館)
もお薦め。
日本にはこんなに凄い本があるのに、
眠ってしまっているのは本当にもったいないです。

今回はこの辺で。


 

卓球部報告会・激励会

今日は、17時から、グリーンヒル大野で、
大野高校卓球部の高総体・東北大会報告会
並びに、近畿インターハイ激励会が行われました。

今、紫波町の自宅に戻って書いています。

12名の男女選手、そして家族(父母会)の皆様、
顧問の細川先生、小坂先生、近藤先生。

卒業生とその仲間も数名かけつけました。

そして、来賓として洋野町町長、
お二人の副町長、教育長、教育委員長、
洋野町卓球協会会長、

まだまだ。

PTA会長、同窓会長、
お二人の同窓会副会長、

ええと、まだまだ、

父母の会OB、下宿主の方、町会議員・・・

そうそう。

横断幕を書いていただいた小西先生も。

高校からは、私と、
大野高校の熱烈応援団の沼井先生、
そして新生徒会長も!

(すみません。まだいらっしゃったかもしれません。
名簿が無いので記憶だけで書いております)

大野高校と、大野高校卓球部を
愛してくれる人たちが勢ぞろいしました。

総勢50人にもなろうかという、
本当に町をあげての盛大な会になりました。

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下宿生の選手は、
家族と久しぶりの時間を過ごすことができ、
本当にいい一日でしたね。

冒頭の挨拶で、私は、
卓球部の素晴らしさとして
2つのことを話しました。

一つは、部活動と勉強の
両方を頑張るだけでなく、
地域への感謝を込めて、
ボランティア活動などで地域へ貢献したい
という気持ちを持っていること。

もう一つは、高い目標持って
互いに切磋琢磨する行動を、
部活動だけでなく、
日常の高校生活にも取り入れることで、
大野高校全体の向上を
図ろうとしていることです。

懇親会が始まり驚いたのは、
飲み物、料理の給仕を、
最後まですべて生徒が行ったことです。

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本来なら、祝福される立場である生徒達が、
「地域に恩返しする」ということで、
自発的に料理を運び、
飲み物をつぎながら、
各テーブルの人たちと歓談するのです。

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いつも大野高校を応援して下さる同窓会副会長さんと

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PTA会長さんと

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両親のもとに

生徒達と、それを支える大人たちの、
温かく美しい光景に、心が打たれました。

男子は新キャプテンを中心に頑張って下さい。

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3年生の高柳君を囲んで

女子は、来るべきインターハイで、
普段の力を十分に発揮してきて下さい。

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最後は副町長さんの音頭で「ガンバロー三唱」

主催者の父母会の皆さん。
今日はお疲れ様でした。

ありがとうございました。



 

数学検定準1級

金曜日、大野の「オオニシ」を訪問し、
先日行われた野球の夏の大会で、
応援広告を新聞に掲載していただいた
お礼を含めて、ご挨拶させていただきました。

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オオニシは本校の制服を扱っているお店で、
私が20年前に大野高校に勤務していたときも
お世話になっておりました。

20年ぶりで、ご主人にお会いしたところ、
私のことを覚えていてくれて、
しかも、
私が数学の教師だったことも知っていました。

驚くとともに感激しました。

その後、学校に戻ったら、
今度はオオニシのご主人が、
わざわざ学校を訪問され、
新聞記事のコピーを持ってきていただきました。

それは、日経新聞7月16日の、
数学検定準1級に史上最年少で合格した
小学校2年生高橋洋翔君の記事でした。

オオニシ02


私が数学の教師だということを知って、
わざわざ持ってきてくださったのです。

それは、
「数学教師としての自覚を失うな」
ひいては、
「教師は自分の教科のスペシャリストであれ」
というメッセージと受け取りました。

ありがとうございます。

数学検定準1級の問題は、
数学Ⅲの内容が中心です。

高橋君は5歳から準1級を目指し
勉強していたとのこと。

岩手の進学校でも、
チャレンジする生徒が増えれば、
文化が変わってくると思います。

しかし、環境の影響が大きいのも確か。

高橋君にアッパレを送るとともに、
ハイパーメリトクラシーという言葉も
頭をよぎった、出来事ではあります。








 

大野高校トークセッション

先日行った、生徒と大人との
トークセッションでの出された意見を、
私のメモ書きから少しピックアップしてみます。

★日時 7月15日(木)18:30~19:45
★場所 グリーンヒル大野217号室
★参加した生徒 
 芦口君(2年・時期生徒会長)
 大内田君(2年・現生徒会長)
 塚本さん(2年・卓球シングルス県チャンピオン)
★参加大人 
 坂久保さん(大野高校を守る会会長)
 南さん(大野高校を守る会事務局長・町会議員)
 長川さん(PTA会長)
 野田さん(PTA副会長)
以下、□=大人 ●=生徒 です

【18歳選挙権】
●自分は、政治について知識がないので、
 そういう人間が選挙に参加することで
 逆に周りに迷惑をかけるのではないか。

□人間が選挙権を得る歴史を考えたとき、
 とても重いものという自覚がもっと必要。

●今日は、先生方ではない、大人の人との
 話ができたことがとても良かった。
 これからの進路や、18歳選挙などを
 考えるいいきっかけになった。

●自分は勉強と部活動の両立でやってきた。
 これからもそのつもりだが、それだけではなく、
 ボランティア活動や、今日のような
 ディスカッションなどにも参加して
 視野を広げ、社会性を磨きたい。
 その積み重ねが政治や社会への
 参加するためのステップになる。

セッション0715-03

【進路について・社会人になることとは】
●自分は、部活動に集中しているため、
 周りをあまり知らない。
 やりたいことも決まっていない。
 今はやりたいことを探さなければ
 ならないと思っている。

●生徒会行事、部活動も一段落し、
 世代交代した。これからは進路活動に専念する。

□進路が決まっていなくてもあせることはない。
 10代なんてそんなもの。
 野球で頑張った経験は、
 どんな進路に直面しても
 それに対応できる力になるのではないか。

□よく「即戦力」という言葉がある。
 でも、それは高校で資格をとって、
 就職にすぐに活かせる授業を
 いっぱいやることではない。
 高校生活は自分の人生を
 豊かにするためにある。
 部活動や、授業にやる気をもって
 頑張ることが、社会人として
 戦力になるための基本である。

□神様は、人間にはチャンスを
 平等に与えてくれる。
 そのチャンスが来た時、
 自分がそれに乗っていけるように
 準備をしておくことが大切。

セッション0715-02


【現代の高校生】
□大野高校生は素直であることは
 非常にいいこと。
 でも、もっと積極的に同世代の人間と
 議論しあったり、互いに指摘しあうような
 こともすべきではないか。

●自分たちは、相手に強く言うと、
 相手から嫌われてしまうことを恐れている。
 全体にそういう雰囲気があるので、
 敢えてそういうことは言わないでいる。

●部活動の場面では、
 皆が同じ目標を持っているので、
 同世代のチームメイトにも遠慮なく
 意見をぶつけたり、強く言うこともできている。
 これが、普段でも行えるように、
 お互い高い目標を持って
 高校生活を行えればいいと思う。

●大野高校は皆で挨拶をする学校
 ということになっているが、
 自分のクラスを見ても、
 仲のいい人だけにしている人もいる。
 これから生徒会長として、
 挨拶の文化をしっかり根付かせたいので、
 まずこの点から働きかけてみたい。

【大野の魅力・大野高校の良さ】
□魅力ある人間、魅力ある地域、
 魅力ある高校、魅力ある会社、
 という視点に立って考え、
 自分はここまでやってきた。
 生徒の皆さんも「魅力」について
 自分の言葉で考えて欲しい。

●大野高校は小規模校だけど、
 一人一人個性的。
 小規模だからこその団結力がある。

●大野高校は、工芸の授業や
 里山整備事業など、
 地域と協力し合って行っている行事がある。
 このような、
 大野高校だけが持っている活動を
 これからも育て続けていく必要がある。


走り書きメモのため断片的で不十分ですが、
今後の大野と大野高校の未来を考える
とてもよいきっかけになったと思います。

皆さん、2回目をやりたいと言っていました。
同じメンバーになるかどうかはわかりませんが、
機会を見てまた企画したいですね。

参加された皆さんありがとうございました。

セッション0715-01
最後は夕食をともにしながら、語りあいました。



 

7.15トークセッション

今日は、夕方から、大野キャンパス内の
グリーンヒル大野で、
生徒と、大野高校を守る会の人たちとの
座談会を行いました。

これは、6月30日に、校長住宅で行った、
作戦会議の中で企画されたイベント。

その模様はここにあります。

http://simomath.blog.fc2.com/blog-entry-877.html

参加生徒は、新生徒会長で、
野球部キャプテンにも就任した芦口君、
現生徒会長の3年生の大内田君、
そして、卓球シングルス県チャンピオンの
塚本さんの超豪華トリオ。


それを迎え撃つのは、
大野高校を守る会会長の坂久保さん、
事務局長で町会議員でもある南さん、
そしてPTAから会長の長川さんと
副会長の野田さんの4人。

そして、学校から沼井先生、
佐々木先生にも参加していただきました。

途中夕食を食べながら、
1時間近くのトークセッションになりました。

進路選択のこと、働くこと、
魅力ある大野高校を作るには、
18歳選挙権について、
様々な角度からの意見交換がなされました。

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このトークセッションが、
大野高校の未来を切り開き、
地域創生を果たす1歩になればいいですね。

今回のこの企画、思い立って、
すぐ実現できたこと、本当にありがたいです。

私の無理を聞いて骨を折ってくれた
佐々木先生ありがとうございました。

そして、野球部、卓球部の顧問の先生、
配慮ありがとうございました。

2年生は、部活を中断して、
この会に参加してくれました。

生徒の皆さん、ありがとう。

具体的な話の内容は
後日まとめたいと思います。

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横断幕できました!

卓球部のインターハイ出場の横断幕、
今日設置しました。

これまでの場所が敷地内の
見えにくい場所だったことや、
垂れ幕だったため、
風にあおられてしまうことから、
思い切って、道路から見える
グラウンドの金網部分に設置しました。

業者に見積を取ったところ、
本校が払える値段ではありませんでした。

そこで、看板屋から布を購入し、
字を、元大野村教育長の小西先生に
書いていただき、
そして設置は、本校のプロフェッショナル
奥さんにすべてお願いしました。

見てください! 



値段は、布代と赤ペンキ代
合せて合計7,500円。

事務長さんが手腕を発揮されました。

小西先生は私が20年前に
大野高校に勤務していたときから
お世話になっていた先生で、御年90歳! 

素晴らしいですね。本当にありがたいです。

 

大野小学校訪問

今日は、少し時間があったので、
大野小学校を訪問いたしました。

突然のオファーにもかかわらず、
とても親切に応対していただき、
校長先生の案内で、
1年生から6年生まで
全クラスを参観させてもらいました。

明るく元気な大野っ子の姿に
たくさんの元気をもらいました。

そして、大野の教育の未来について、
校長先生と大いに語り合いました。

互いに共感する部分があり、
これから小・高での、
さまざまな仕掛けを考えていきます。

またまた楽しみが増えました。

大野小学校では、
校長先生が精力的に学校便り
「大野っ子」を作って発信しています。

素晴らしいですね。

こちらからご覧ください。

http://ohnosho.web.fc2.com/tayori.html


 

図形と式での一工夫

今日、数学科の吉田先生から、
図形と方程式の単元で、
生徒の興味関心を引き出す工夫を
してみたという話をうかがいました。

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こんな大量な連立方程式・不等式
で表す図形を描かせるなんて!

ところが、最初は、生徒はその量の多さに
辟易しているのですが、描いているうちに、
少しずつドラえもんの姿が現れると、
知らず知らずに、描画に集中し、
見事、全員が完成したそうです。

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こんなに綺麗に色をつけた生徒もいました。
素晴らしい!

さて、そこで終わらないのが、
吉田先生の面目躍如たるところ。

今度は、ある絵ができるような
式を作成するという課題を出しました。

つまり、式→図形、から、今度は、図形→式 
という逆向きを考えさせるわけですね。

これは、数学ではとても重要な考え方だと思います。

ちなみに私は、1+1=2がわかるとは、
1+1=□ のとき□=2であることと、
1+□=2のとき□=1であることの
両方がわかって、初めて1+1=2が
理解されたということをいつも話しています。

では、生徒の作品を少し覗いてみましょう。
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バイキンマンですね。

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こちらはトトロ。

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これは雪だるま?

皆、力作ですね。

つねに、生徒の活動に注視しながら、
自分の授業を反省し、
変化させていこうと考えていくことは、
非常に素晴らしいことと思います。

このような教師の姿勢が、
生徒の心に少しずつですが、でも
しっかりと響いていくのだと思います。



 

野球部お疲れ

今日は、県営球場で2回戦が行われました。
結果は花巻東高校に0-9。

でも、強豪相手にコールドにならずに、
9回までよく頑張りました。

携帯を持っていくのを忘れてしまい
写真が撮れませんでしたが、
しっかり目に焼き付けてきました。

本当に熱い日でしたが、
応援の生徒達も最後まで立派でしたね。

そして、OBの方々も
たくさん顔を見せてくれました。
ありがとうございました。

野球部のこれからの活躍
本当に楽しみです。

お疲れ様でした。

さて、では、本校の野球部長の
工藤先生の授業動画を紹介します。

先週の木曜日、保健の授業に乱入して
ビデオを撮らせていただきました。

工藤先生は、独自に教材を作り、
ICT機器を用いて
素晴らしい授業をされています。

そして、今年度から更に、
アクティブラーニング型の取組みを
積極的に取り入れて
授業改善を行っている先生です。

野球部同様、生徒とのいい関係が
授業からも見ることができます。