2年生講演会

今日は、2学年の校長講話に
登場させていただきました。

2学年講話02


私の発する言葉に応じて、
必死にメモを取る生徒、
うんうんと頷いてくれる生徒、
そんな生徒達の視線を感じながら、
とても気持ちよく50分話をさせてもらいました。

今回のテーマは、
「高校生活を有意義に過ごすには」
としたのですが、
実は最近、早稲田大学の向後千春先生の
アドラー心理学に関する動画

「生きるとはどういうことか。
生きるにはどうすればよいのか」

を拝見して、これは勉強になる!と思い、
そのテイストを取り入れて、
今回の講話の全体を組み立ててみました。

途中、いくつかグループ活動を入れたのですが、
「人生とは○○である」
の○○を考えさせるワークでは、
たった30秒しか時間をとらなかったのに
いろいろな答えがでてきて感心しました。

生徒の考えた答えは
「人生とは失敗である」
「人生とは変化である」
「人生とは支えあいである」等々

それぞれ皆一理ある。

因みに、私の用意した答えは
「人生は選択である」でした。

講話の内容については、
機会があればあらためてアップいたします。

生徒の皆さんからのリプライがあれば嬉しいですね。

2年学年講話01


 

少年のような・・

先日の日曜日、グリーンヒル大野で、
「大野高校を守る会」の代表、
「マツタケプロジェクト」仕掛け人など、
大野高校の応援団ともいうべき方々4人が、
私の歓迎会という意味もこめて、
懇談の場を設定してくださいました。

大野高校の未来や、
今後のマツタケプロジェクトの方向性など、
深夜まで、熱く熱く語りあいました。


でも、その話の内容は、
大野高校のことばかりではありませんでした。

「宇宙は有限か無限か」とかを
飲みながらも真剣に議論するんですね。

あるいは、
「すべての出来事は、すでに決定されていること」
という決定論的な哲学を語る人がいて、
それに対して、皆がああでもないこうでもないと
議論が始まるのです。

私は、思わず微笑んでしまいました。

皆さんゆうに60歳を超える大先輩なのですが、
なんというピュアで
少年のような人たちなのでしょう。

いや、このようなロマンチストであり続ける
人たちだからこそ、
大野高校はこれまで支え続けてこられた
のかもしれない、

などと思った、まきばの夜でした。

グリンヒル部屋
宿泊したグリーンヒル大野の部屋。
とても立派で、しかも町民割引で安い!

ベランダ眺め1

ベランダ眺め2


ベランダから眺めるまきばの風景が爽快です。

 

大地の恵み

昨日のいただきものです。
こごみ、タラの芽、アスパラガス、
どれもとれとれです。

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アスパラはほんの1分ほど、
底の浅い鍋で軽く塩ゆでしただけ。
何もつけなくても十分美味しい。

大地の味です。
タラの芽は大き目なので天ぷらに。

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この日はビールオフの日ですが、
これでは誘惑に勝てないですね。



 

このボリューム!

昨夜は、理数科の歓迎会が
久慈市の味の拓海
というお寿司屋さんでありました。

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お店に行ったら、まだビンビンしているソイが
届いたところでした。


凄いボリュームのお寿司にびっくり。
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ウニの軍艦巻き!

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ご飯が見えませんがイクラの軍艦巻きです

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真ん中にあるタマゴは寿司1貫分です。

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お刺身の盛り合わせも豪華


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ブリのカマが美味い!

メンバー6人が堪能しました。

この他にもたくさんの寿司や
料理を食べて、たっぷり飲んで、
驚くほど安い値段でした。

遠くから来た方をご案内する場所が
また一つ増えました。


 

大野高校ホームページ

大野高校のホームページが
リニューアルされました。

「校長室より」という新しいページを開設しました。
私が行った各種挨拶や
日々の学校の様子も載せていこうと思っています。

皆さん、どうぞおいでください!

<大野高校ホームページ>

 

今日の授業参観

今日は、私の昔の教え子でもあり、
大野というコミュニティに
興味を持ってくれているSさんが、
本校の授業参観に来てくれました。

佐々木先生の地理の授業です。

教師の説明、個別化を経て、
ペアワークに進みます。

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一方が、もう一方に問題を出しています。
生徒はとてもアクティブです。

次に、地図を用いながら、
一方に「講義を行う」という
高度なペアワークへと進みます。

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佐々木先生は、初任者研修で
盛岡三高の授業動画を観て、インパクトを受け、
自分の授業に取り入れようと思ったとのこと。

実際に行ってみて、生徒の食いつきが良く、
今、授業が楽しくてしょうがないそうです。

私の作った動画が、
このような形で大野高校の先生に
影響を与えていること、とても嬉しいですね。
作った甲斐があります。

尚、本校は、総合教育センターの
地歴の研究協力校であります。
これからも、自身の授業力向上をしながら、
更に、外に向かって発信して、
アクティブラーニングの輪を
共に広げていきましょう。

黒沢先生の数学の授業です。
紙板書を効果的に用いています。

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その紙板書は、写真のように、
「問題解決の原則」
「基本的な考え方」
に関するものであるところに感心しました。

「考え方」の部分をしっかり教えることで、
他の問題(あるいは他の教科)にも、
学んで得た力が転移していくと考えられます。

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適宜周囲と確認しあう活動を行っています。

黒沢先生は、この後、
グループワークに進んでいきました。

その他、今日は多くの授業を
参観させていただきました。

いきなり教室に入ったので
驚いた先生もいたかもしれませんね。

大野高校では、
すべての授業をいつでも見せあい、
「学び」について、いつでも職員室で
語り合えるような同僚性の文化を
根付かせたいというのが、私の夢です。


Sさんのお土産です。
ありがとうございます。

炭アート

炭のアート、どこに飾りましょうか。




 

吹奏楽部のコンサート

昨日は、PTA総会が行われましたが、
それに先立って吹奏楽部の演奏が行われました。

皆さん一人一人の、
真剣で直向な姿に感動しました。

演奏もとても素晴らしかったです。

今度は、5月3日のフェスティバルですね。
もちろん、聴きに行きますよ!

PTA総会吹奏楽02

PTA総会吹奏楽01


 

大野キャンパスで「工芸」の授業スタート

少し前の話ですが、
4月22日に工芸の開講式が
大野キャンパスで行われました。

本校の教育課程では、「芸術」科目として、
工芸を1年生から
3年間にわたって実施しています。

授業は、洋野町大野産業デザインセンター
という広大な恵まれた環境の中で行われます。

この日は、1年生の開講式がありました。

所長さんから、地域の力によって技術を身につけ、
そして、その結果、
「一人一芸の里おおの」の伝統を
継承・発展させる人材として、
地域に還元してくれる、
という循環が強調されました。

これから、工芸選択者は、
木工ろくろ、木工、裂き織り、陶芸の
四つの講座に分かれて、3年間学びます。

工芸開講式01
木工の講師の林郷さんです。
これからもよろしくお願いします。

私の挨拶はこちら
 ↓
http://www2.iwate-ed.jp/ohn-h/52_koutyou/270422kougei.pdf

動画をつくりました。




 

星に想いを

今日は念願の
「ひろのまきば天文台」に行きました。

それはそれは素敵な時間でした。

最初は、スタッフの三本木さんに
アテンドしていただき、
月、金星、木星、シリウスなどなど、
春の星座を望遠鏡で眺めました。

感動的でした。

私のガラケーで写真を撮りましたが
いかがでしょう。

20150425天文台ー01

もっと拡大率をあげたものは

20150425天文台-02
クレーターもよく見えます。

20150425天文台-03
木星です。ガリレオ衛星が見えています。
目で見ると、もっとはっきりとわかります。

20150425天文台-04

20150425天文台ー06
大野高校自然科学部の研究成果も
展示されています。

その後、台長の阿部さんのお話を伺い、
そして、この日の8:02に見えるという、
イリジウム・フレアを、
参観者の皆がアウトドアで観測しました。

イリジウムフレアとは、
高度780kmに打ち上げられている、
数十個の通信衛星が、
ある時期に、太陽の光を反射し、
地球に美しい光の影を落とすという現象です。

たまたま、今日と明日が
その日だったとのこと。
なんという幸運!

皆が、西の空を眺めていたら、
北斗七星とアルクトゥルスの間に、

流れ星よりゆっくりの速さで、
美しい星の光が見えだしました。

「UFOだ!」思わず叫びました(心の中で)

「だんだん明るくなっていきますよ」
三本木さんがいいます。
果たして、その通り。

輝きを増しながら、光の筋を描いていきます。
私は瞬きもせずに、眺めていました。

得難い経験をしました。


実は今日、江藤由布さんがフェイスブックで

「人が毎晩星を見上げれは、
ものの見方は随分変わってくるだろう。」

という言葉とともに、
こんな記事をシェアされていました。

If people looked at the stars each night,
they’d live a lot differently
– when you look into infinity,
you realize that there are more important things
than what people do all day.
(Bill Watterson)

この記事が頭にあったのでしょう、
星空を眺めながら、
心が洗われる思いをし、
胸がいっぱいになりました。

そして、頭の中では、
When You Wish Upon a Star
の旋律がまわっていたのは
いうまでもありません。(^^)

20150425天文台-05



 

桜満開 出会い満載

今日は大野に赴任して初めて、
休業日を大野で過ごしました。

それは素敵な休日でした。

野球応援のため学校に行ったら、
教え子のKKさんが

行者ニンニクの醤油漬けを
持ってきてくれました。
オニギリと一緒に食べると、
これがうまいのなんの。

食べ過ぎると翌日危険!
やばいっ

20150425行者ニンニク
因みに食卓はカホン^^

学校の帰り道に、車を運転中、
たまたま窓越しに
美容室をチラッと見たら、
目があった人がいました。

ビビッと感じ、車を停めました。
向こうも、散髪中の手を止め
飛び出してきました。
見ると、バスケ部だったKNさん。

今は美容室を経営する一国一城の主。
25年前なのに、
つい昨日のことのように
いろいろなことが思い出されます。

そして、夜は、
ひろのまきば天文台に行ったとき、
声をかけてくれたSHさん。

バスケ部で、足が速くて、
利発で、
確かスクワットしていたとき膝を痛めて・・・

顔を見てどんどん昔のことを思い出しました。
そのときの、声や顔の表情まで
はっきりと。

大野高校時代の思い出は
私の人生の中で、
とても大きなものになっていることが
今更ながら実感している今日この頃。

運命を感じます。


 

さわやかな土曜日に

今日は天気も良かったので、
朝から部屋の模様替えや、
布団干しなどをしました。

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庭がとても広いのです。
そして、目の前に桜の木があります!

20150425-05.jpg

縁側からのアングル。
とてもいいカンジです。

野球の練習試合があったので、
学校に出かけると、

今度は、校舎内の桜が咲いていました!

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やった。
心配していましたが。咲きましたよ!

ゴールデンウィークまで満開でしょう。

父母会の人たちと野球応援し、
20150425-02.jpg

少し仕事をし、

そして、教え子との笑顔の再開をしたりして、

ただいま帰宅。

大分家の中もさわやかになってきましたよ。

これから、今度は
「ひろのまきば天文台」
にでかけます。



 

おにぎりは温かさの象徴

今日もたくさんの人との出会いがありました。

夜は、野球部後援会と
保護者会の総会があり出席しました。

やはり、地域の方の野球にかける
思いは強いですね。

元村長の佐々木さんから、
スポーツライターである息子さんの
佐々木亨が書かれた本をいただきました。

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「あきらめない街、石巻 
その力に俺たちはなる」

というルポ。

ざっと読んでみて思ったことは、
この一冊書くのに込められた、
「足の取材」力です。

相当な取材を積み重ねてこその、この内容。
だから感動するわけです。

さて、会が終わり、
今自宅に帰ったところですが、
解散後に、

「先生は単身赴任だべ。だったらこれもっていけ」

といわれ、どんどんタッパに入れて・・

そして渡されたのが
こんなたくさんのオニギリ・・・

20150424-01.jpg

どうやって一人で食べろっちゅうねん!

でも、大野の人達の不器用だけれど、
優しい気づかいに、少し胸が熱くなりました。



 

授業参観(数学)

昨日、昨年までのクセで、
ふらりと授業を観に行きました。

前任校と違って、
いきなり教室のドアを開けて入ると、
ちょっと驚かれるようです。

1年生の数学の黒沢先生の
授業にお邪魔しました。

教室に入ると、アイランド型のレイアウトで
グループワークをしていました。

驚いたのは、私が教室に入ると、
生徒達が、一瞬私の顔を見た後
「お疲れ様です」
と口々に声をかけてくれたこと。

授業内容は、因数分解の上級問題
(高看の過去問をピックアップしたもの)を、
グループでの教えあいを通じて
解決していくというものでした。

どの班も、積極的に対話しながら
問題解決をしていました。

20150424授業-01

20150424授業ー02

黒沢先生に聞くと、
このようなスタイルで行うと、
教師が問題を一つ一つ解説するより
早く進むとのことでした。

そして、1年生の現段階で、
入試問題レベルの問題を提供することで
生徒のモチベーションも高まっているように見えました。

突然の授業参観でしたが、
とても素晴らしい授業ありがとうございました。

なんだか、これから楽しみになってきました。

いつか、このクラスの授業動画を
作りたいと思います。


 

一緒に歌いませんか

今日はコーラスグループ・グリーンエコーの
練習会に出かけました。

以前に、男性(男声)が少ないので
是非とお誘いをいただいていたので、
思い切って参加することにしたのです。

新しいことを始めるのに年齢は関係ないぞ、
などと思うこと自体が、既に年をとった人間の
思考パターンですけれど。

毎週木曜日の練習会に参加し、
8月の星空コンサートと
12月のクリスマスコンサートへの
出演を目指します。

今日の参加者は12名、
男性は私を入れて3人。

私は理系畑を歩いてきたので、
つねに、何かのグループに女性が入ると、
それだけで重宝されるという世界でしたが、
ここでは男性というだけで
女性の皆様から拍手喝采を受けるという。

何かとても嬉しいような、
恥ずかしいような気持ちになりました。

でも、19:00~20:30の練習は
とっても楽しく、あっという間の90分でした。

そして、合唱の面白さと奥深さを知りました。

奥深さを知ることで面白さが増す。
これって数学の世界と同じじゃんか。
などと思いました。

三浦先生の教え方は、まさに

「むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく、
ふかいことを おもしろく、
おもしろいことをまじめに、
まじめなことをゆかいに、
そしてゆかいなことは
あくまでゆかいに」

でありました。

三浦先生ありがとうございました。
20150423グリーンエコー

これで、大野での楽しみが増えました。
大野の皆さん(特に男性)
グループに入りませんか! 

 

給食があるんです

本校では、既に給食が始まっています。
そうです。大野高校には給食があります。

地域の食材を使い、
大野の給食センターが手をかけて、
愛情込めて作って下さっています。

小学校、中学校と同じメニューなのですが、
違いは、高校ではご飯がつかないこと。
そして、小中では
大野木工の食器を使っていること。

生徒は、ご飯だけを持ってくればいいのです。

栄養バランスが取れているメニューであること、
家庭にお弁当をつくる負担をかけないこと、
そして皆で分け合い、
食を共にする習慣を身につけること、
費用が格安であること。

いいことづくめですね。

まさに地域ぐるみ。


何より、大野に住む全ての子どもたちが、
皆、昼に偶然にも(いや必然ですね)
同じものを食べているということに、
私は、シンクロニシティというか、
連帯感、一体感というものを
抱いてしまいます。


もちろん職員の分もありますよ。
昨日は、キノコソースのハンバーグ、
ブロッコリー
キャベツとベーコンのスープ、
フルーツのヨーグルト和え、

給食0421

そして、今日は、出汁巻き卵、
ほうれん草などの野菜の胡麻和え、
イチゴ、とん汁

給食0422

これで、1食180円を切ります!

いつもありがとうございます。


 

卓球・テニス・野球壮行式

昨日は、卓球部、ソフトテニス部、野球部の
地区大会の壮行式が行われました。

選手の皆さんに読んでもらうために、
激励の挨拶を、少し加筆修正を加えて
以下にアップします。

=======================
<激励の挨拶>
いよいよ高総体予選、
春季高校野球久慈地区予選が始まりますね。
私は数十年前ですが、高校生のとき、
ハンドボール部でキャプテンをしていました。
その時は、部員全員が、勝ち負けよりも

「試合が終わってから『ああすれば良かった』
という悔いをのこすことだけはしたくない」

を合言葉に、全員が一つになっていたこと、
そして、勝利に対して強い気持ちを持って
頑張っていたという記憶があります。

団体種目であろうが個人種目であろうが、
勝利という結果は、部員全員の勝とうという
強い思いがあればこそのものだと思います。

「想念は具現化する」
(「想いが強ければ希望は必ず実現する」)

これは、かつてはジャイアンツの長島茂雄が、
今は本田圭佑が言っていることであります。

皆さんには、勝利のために、
部員一人一人の勝利への強い思いと、
人の和をもって戦って欲しいと思います。

もう一つ、その「強い思い」について少し補足します。

インディアナ大学のバスケットボール部の
コーチのボビー・ナイトという人が、
こんなことを言っています。

「勝つ意欲」はたいして重要ではない。
そんなものは、誰もが持ちあわせている。
重要なのは、「勝つために準備する意欲である」

君たちが、大会本番でコートの上や
グラウンドの上に立ち、
そこから試合は始まるわけですが、
コートに立つということは、
そこに至るまでの練習や準備、
そしてチームメイトやベンチの思いなどを
全部ひっくるめて立っているということです。

そういう意味では、コートに立って
試合開始の笛が鳴った瞬間、
ある意味試合が決している
といってもよいかもしれません。

「結果に悔いは残しても
やってきたことに悔いは残したくない」

という言葉もあります。

いい準備をしていれば、
結果を後悔することはないのですね。

もちろん、皆さんは、
いい準備をしてきたわけですので、
あとは、試合当日までの準備、
「試合の入り方」をしっかり行ってください。

コートの上で自分の力のすべてを
出し切るためには、
それまで行ってきた練習を信じて、
自分を信じ、仲間を信じ、ベンチ、スタッフを
信じることがいかにできるか
ということではないかと思います。

参考までに、大会に行く前の準備として、
一つの例をあげておきたいと思います。

北京オリンピックで金メダルに輝いた、
日本ソフトボールチームには、
メンタルトレーナーに
脳科学の専門家の方がいます。

彼は、オリンピックに出かける前に
代表の選手には全員、
お世話になった方々のところに
挨拶にいくような指導を行っていたそうです。

「人間の脳は、人を信じ感謝すると、
自分を信じられるようにできている。
大舞台の中で、人間は意外と自分を
信じられないものである。
周囲への感謝の気持ちを持つことによって、
自分を信じ、脳の潜在能力を引き出せる」


とのこと。

エースの上野投手は
高校時代にお世話になった
恩師の墓参りにいったそうです。
ということですので、
参考にして欲しいと思います。

さて、そうはいっても、本番では時に、
思いもよらない力を発揮することもあるし、
あるいは好運に恵まれて、
ぎりぎりの勝利をものにすることもある。
奇跡を呼び込み劇的な勝利を得ることもある。

そんな力を生み出すのは、
ここにいる皆さんの「応援の力」です。
是非、ここにいる皆さんの応援によって
選手を後押ししてほしいと思います。

そして、これまで応援活動を
立派に牽引してくれた応援団幹部の皆さん、
これまでありがとう。
そしてこれからもよろしくお願いします。

では、選手の皆さん、
悔いのないよう
全力で戦ってきてください。終わります。

====================

20150421壮行式01

20150421壮行式02


選手の皆さん、応援団の皆さん、
とても立派でした。

 

さくらの便り?

今日は、空き時間を見つけて、
PTAの役員を引き受けて下さった方や、
昔バスケットでお世話になった人に
挨拶にいきました。

大野の人と屈託なく話をすることは、
とても貴重で、有意義な一時です。

明日は、誰にお会いしようか。
ワクワクしています。

さて、

大野では桜はまだ見頃ではありませんが、
今日の夕方、同窓会役員のKさんから
一足早い桜の便りがありました。
それはこれです!

桜鍋

桜鍋!

Kさんは、私が20年程前に
大野高校に勤めていた時から
お世話になっていた方で、
進路講演会の講師も
お願いしたことがあります。

年度初めに、ご挨拶にお宅に伺ったとき、
馬鍋の話になり、
私が大好物といったことを
覚えていて、
今日、悪天候の中、調理して
持ってきてくださったのです。

何と大鍋2つ。

刻みネギとショウガご飯もつけて下さいました。

馬肉たっぷり、凍み大根、豆腐、
野菜キノコ各種・・・大野の食材がウマい!

職員室に持っていき、皆で舌鼓を打ちました。

これだけの量をたった一人で料理して、
遠路から持ってきてくださるのは
並大抵のことではありません。
本当に頭が下がる思いをしました。

お礼を申し上げようと、
校舎内にお招きしましたが、鍋を置いて、
疾風の如くお帰りになりました。

Kさんは、入学式の際、
来賓で来られましたが、私の式辞に
「利他の心」という言葉を入れたことを、
とても高く評価してくださいました。
そして、今日、まさにKさんにこそ、
「利他の心」を感じました。

桜鍋の美味しさと、Kさんの心遣いに、
身も心も温まりました。
そして、馬の力で、
明日へのエネルギーも満ちてきました。

ありがとうございます。

 

離散的な2次関数

初対面の人たちが、あるパーティーの席上で、
自己紹介のために、名刺交換を行うとします。

ここで、名刺交換は1対1の形で
行われるとすると、
このパーティーで飛び交う
名刺の総数は何枚でしょう。

もし、人数が2人なら、名刺の総数は2枚。
3人になると、新たに自己紹介は
2回増えるので、
名刺の総数は、2+2×2=6枚。
4人になると、更に3×2=6枚増えて、
6+6=12枚となりますね。

人間関係

人数の変化に対する増え方が、
4、6、8、10、・・・と
1次関数になっているので、
名刺の総数は人数の2次関数になっている
と予想できます。

実際に、n人の場合の
自己紹介の総数を計算すると、
異なるn個から2個とる組合せなので、
その総数はn(n-1)/2となり、
配られる名刺の総数は、
その2倍の、n(n-1)枚、
つまりnの2次関数となります。

小学校で30人学級と35人学級では、
5人しか違わないから、
苦労は大して変わらない
といった人がいました。
本当にそうでしょうか。

教師は、教科等の高度な知識と、
仕事の技術が求められるだけでなく、
それに加えて、相互関係や協同作業などの
集団主義の見識が求められます。
(ヴィゴツキー)

今、人間関係の基本をまず1対1という
2人の相互関係と考えてみます。
その中で友情や、
時にトラブルが生まれることでしょう。

すると、30人学級における、
起こりうる人間関係の総数は、
30C2=435通り。
35人の場合は35C2=595通り

ここで、人間関係の数だけ
担任の先生の苦労があると定義すれば、
5人増えることにより、
苦労は1.5倍近くになるということですね。

もちろん、そんな単純な話ではないけれど。


 

くつろぎの一日

今週は、水曜日から出張が続いていて、
久しぶりに今日はゆっくりできました。

とはいっても、温泉に行き、
スポーツジムに行きの、
相変わらずのせっかちな一日ではあります。

こちらは今、桜が満開であります。

桜と言えば、盛岡の石割桜が有名ですが、
実は、我が家から歩いて2分のところに、
「トタン屋根割桜」があります。

石割桜
こちらは盛岡の石割桜

トタン屋根割桜01
こちらは我が家の近くにある
トタン屋根割桜


自転車置き場のトタン屋根を
突き破っている桜の木。
花はついていないく、
立ち枯れ状態ですが、何とか、
生き返って欲しいといつも思っております。


さて、今日は、初ガツオを食べたくなり、
夕飯を作りました。
といっても、ほぼ切ったり茹でたりしたものを
並べただけですが。

でも、カミさんは大喜び。

料理にはやはりJAZZ。
今日は山下洋輔の
ソロピアノを聴きながら作りました。

山下洋輔センチメンタル
「センチメンタル」アメリカ乱入事始めのアルバム

今日の夕食はこんな感じになりました。
キャプションをつけてみました。
4月18日食卓2
我ながら、暇ですねえ。

黄色トマトが、妻には不評だったので、
トマトとレタスのコンソメスープを作ったら
これはばっちりでした。
4月18日食卓スープ

ハワイビール
すべてが、このハワイアンビールを飲むため!


リフレッシュできました。












 

パーコレーション(相転移)

「反転授業の研究」というグループを
ウェブ上に立ち上げて運営している
田原真人さんという方がいます。

彼は、まさに教育界の風雲児。
私は、彼なら、日本の教育を
変革できるのではないかと秘かに期待しつつ、
その発信にいつも注目しています。

実際、「反転授業の研究」は3000人近くの、
志が高く、行動力のある人が集まっていて、
情報交換、実践交流、
そして「学び」についての熱い議論が
繰り広げられています。
そして、そのうねりがどんどん
高まっているように感じられます。

私も、そのグループに入り、知見を広げ、
自分も行動していこうという
思いを持つようになりました。

さて、先日、複雑系の理論を通して
経済の仕組みを解明するという、
経済学者(かな?)ジェームズ・グラットフェルダー
の講演について、
田原さんが批判的に論評していた
記事を目にしました。

彼のコメントの一部を抜粋させていただきます。

<前略>
今の世界では「不合理」だという行動を
とっていくことで、システムを動かしている
ルールを変えていくことができる。
だから、内発的動機に基づいて、
損得を考えずに突っ走り、
それに共感する人が輪を広げていくところに
大きな可能性がある


私は、この言葉に感銘して、
次のようなコメントを書きました。

すべてのヒトが、
「常に自分だけ得をしようという気持ちで行動する」
モノと定義すれば複雑系を取り入れたとしても、
そこには一定の規則や法則が生まれ、
微分方程式による解析が登場し指数関数が現れる。
だからそのルールを変えるには
「内発的動機に基づいて、損得を考えずに突っ走り、
それに共感する人が輪を広げていく」ことが必要。
なるほど。これはまさに、閉塞する教育界における
「反転授業の研究」グループの存在ですね。


それに対して、田原さんは

ネットワーク構造を変えるためには、
相互作用のルールを変えていけばいいと思うんです。
例えば、奪い合う相互作用から、
与え合う相互作用に変化させたときに、
システム全体が別の構造に相転移するはずだと思っていて、
その経験を共有できたら、もっと自信と信念を持って
マインドセットを変えていけそうな気がするんです。


とリプライされました。


私は、そこで、「相転移」について
少し考えてみました。

ここから数学の話にガラリと変わりますね。

例えば、金属と絶縁体を混合した素材の、
組成を変えたとき、電気伝導率が
どう変化するかを考えます。

金属と、絶縁体の粒子がランダムに分布するとき、
そこに占める金属の割合pをパラメータとします。

ここで、pがある値より大きくなると、
素材は、電気伝導体に相転移されます。
このときのpの値を臨界点といいます。

この臨界点を求めるシミュレーションを、
エクセルを用いて行ってみました。

10×10のマスを準備します。
ここに、一定の割合で、ランダムに1を入れます。

このセルが金属(電動体)の粒子のモデルです。

パーコレーション03

上の図は、75個の1を配置したものです。

パーコレーション02
ここで、上図のように、1が入力された
赤いセルを隣接する辺を辿りながら、
上下と左右に横断できるとき、
この素材(薄膜)は
電気伝導体になったと定義します。

例えば、下図のような場合は、
赤いセルを辿って左右には横切れますが、
上下には繋がっていないので、
この場合は絶縁体と見ることにします。

パーコレーション04

ここで、金属の割合を、60個から1個ずつ変化させて、
それぞれ100回シミュレーションして、
伝導体になった回数をグラフにしてみました。

パーコレーション05

すると、75個を超えると、
100%伝導体になることがわかりました。

つまり、相転移する臨界点は
75%と考えられます。

では、この臨界点を、フラクタル的考えで
計算してみようと思います。

今、図のような正方形の薄膜が、
臨界点にあるとします。
そのときの割合をpとします。

パーコレーション06

ここで、この素材を1/2に縮小して、
それを4つ集めて被覆します。

正方形は2次元なので、
1/2に縮小したものを4つ集めれば、
自己再現されます。

蛇足ですが、
フラクタル図形として有名な
シェルピンスキのギャスケットは、
1/2に縮小したものを3つ集めて、
自分自身が再現されます。
この図形は、log23次元の図形となります。
このような縮小と被覆によって
定義される次元を相似性次元といいます。

パーコレーション08

さて、このように、正方形を4つ集めたとき、
この素材が、伝導体となるのは、
下図のように、すべてが臨界点か、
4つのうち3つが臨界点かのいずれかです。

パーコレーション07

この状態が、臨界点pになるので、
次のような方程式を立てることができます。

パーコレーション01


嬉しいことに、
シミュレーションの結果と一致しました!


学校に、学びを変革するイノベーターが
75%存在すると、学校は相転移する!

てなことではないのですが (^^);







 

交通安全指導

4月10日に、自転車・バイクの
交通安全実技講習会が行われました。

大野高校には、地域と一体となった
ユニークな事業や行事がたくさんあります。

少し挙げてみると

①小中学校と同様に高校でも、全員に
 地域の食材を活かした給食があります!
②大野木工や陶芸、裂き織りなど、
 大野の地域文化を学ぶ工芸の授業が、
 大野キャンパス内で行われています。
 講師は地域の方々の職人さんです。
③里山整備作業を全校生徒一丸となって行い、
 秋には松茸の収穫祭を大々的に行います。
④伝統芸能、北奥羽ナニャドヤラ大会に
 1年生全員が参加し踊りを披露します。

まだまだ挙げることができますが、
実はここで述べる、交通安全講習会も
実は地域との重要な共同事業の一つなのです。

私は平成4年から6年間本校に勤務しておりましたが、
平成6年から2年間、本校は文部省と県教委から
二輪車安全指導研究校の指定を受けました。

そのときのテーマは
「交通安全意識の向上を目指す学校・家庭・地域の
連携のあり方に関する研究」でした。

つまり、交通安全教育を通して、
地域全体の交通安全に役立てよう
という視点ですすめた研究でした。

私は、それを担当した者の一人でしたが、
そのときの我々は、交通安全指導とは、
事故防止であるだけでなく、
実は確かな人間教育だと捉えて取り組んでいました。

つまり、交通安全の意識を高めることによって、
決まりを守ることの大切さ、
そして、地域の一員としての自覚など、
自律心や、社会性を高めていくことにもなるのです。

当時の、キャッチフレーズは「心のブレーキ」でした。
自転車・バイクのブレーキとともに、
自らを律する「心のブレーキ」も胸に刻み、
交通安全意識によって有意義な高校生活に
つなげようということです。

平成7年度に行った研究発表では、
県下から100人近い先生方が来校し、
交通安全指導だけではなく、
生徒の挨拶や部活動の取り組みなどについて、
非常に高い評価をいただいたことを
今でも覚えています。

そして、平成6年から行ってきた、
このような地域と一体となった
継続的な安全教育が評価され、
平成11年に、本校は
安全功労者内閣総理大臣表彰
を受賞しています。

0410交通安全-01

0410交通安全ー02

先日行った、講習会でも、
私たちが行ってきた取組みが保存されていたことに
非常に感銘を受けました。

本校で行っている交通安全指導は、
通常の学校で行っているものとは
一味違うと思います。

例えば、バイクと自転車の実技指導に、
本校の教員だけでなく、
10人以上の地域の方々が携わっているという点、
バイクは点検だけでなく、
制動、スラローム、一本橋、等々の
様々な状況での実技講習を行っている点、
自転車は点検後、役場まで往復4kmの
安全走行を全員が行い、
各地点で、職員や地域の方が
指導するという点、
等々があげられます。

地域と一体となったこの交通安全運動も、
大野という地域が、守り継承すべき
宝の一つなのではないかと思います。



0410交通安全ー03
最初に全体会で講話をいただきます。

0410交通安全ー04
バイク班の実技講習

0410交通安全ー05
まずは点検整備

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一本橋を15秒でわたる。3年生は上手です。

0410交通安全ー10
適宜、アドバイスをいただきます。

0410交通安全ー07
自転車は、
講習会⇒点検整備⇒役場までの4km走行があります。

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徒歩の生徒は地域の清掃活動。

0410交通安全ー08
清掃が終了した後、そのまま解散ではなく、
担当者が、地域清掃の意義や、
環境について意識を高めるようなワークを行っています。


 

盛岡でリフレッシュ

今日は、卓球関係の出張があり盛岡に。
盛岡でリフレッシュしました。

用事をすませた後、高松の池に行きました。
桜はもう数日で満開の状況です。

人が少なかったので、車を停めて、
ジャージに着替えて高松の池を一周走りました。

途中、写真を撮りながら(休みながら)
ですけれど。

20150415-05.jpg
もう少しですね。今週末は満開でしょう。

20150415-03.jpg
入り口の桜は満開でした。

20150415-01.jpg
高松の池から眺める岩手山も格別です。


明日からも盛岡で出張が続くので、
今週は自宅にステイ。



明日は石割桜を見に行こうと思います。

 

「数学教室」5月号

「数学教室」5月号が届きました。

20150415数学教室7


「数学という名の自由の翼」は
連載14回目となりました。

今回は、以前勤務していた学校での、
生徒とそのお父さんとのメールでの
やりとりを中心に
「微分とは何か」をテーマにしました。

書き出しはこんなカンジです。

最近、「ベクトル」という数学用語が
数学以外の会話の中で
耳にすることが多いですね。

例えば、
「考えるベクトルを同じにして頑張ろう」などと。
恐らく、ここで用いられる「ベクトル」とは、
単なる「方向」という意味なのかもしれませんが、
こうも頻繁に耳にすると、
数学を扱う者の端くれとしては
見過ごせません! \(`o´)/

「考えるベクトルを同じに」ということは、
考える方向だけでなく、
考える「大きさ」も同じにするということ?
では考える大きさとはなんだろう・・・

「考える」ことがベクトルならば、
それは和と実数倍という演算が
定義された世界だよね?
だとすればそれはどういう意味なのだろう・・・

まあ、いわゆるひとつの屁理屈なのですが。
でも、「ベクトル」という言葉は、
それが必ずしも数学で定義される概念と
合致しているとは限らないものの、
日常の中で市民権を得たタームとして、
ある意味社会の中で定着しているといえます。

ところが、微積分については、
言葉自体は社会の中で
広く認知されているにもかかわらず、
その意味や概念はきちんと理解されているとは
言い難いですね。

むしろ「難しくて嫌なもの」の代名詞として
使われることが多いと感じます。

例えば、
「そんな微分積分みたいな
わからんことを言わないで」とかなんとか。

余談ですが、昔、ある学習塾を紹介する
テレビ番組を見たことがあります。

「驚くべき○○塾の教育!」として、
小学校低学年で、既に微積分を
マスターしているとのふれこみでした。

そして、その画面に映った映像では、
小学生達が、ノートに向かって、

x^2→2x
x^3→3x^2
x^4→4x^3
・・・・・・・

と、真剣に、延々と書き記していく姿だった!

つまり、これをもって、
この小学生達を「微分がわかる!」
としていたわけです。(ため息)

おっといけねえ。そんな話を思い出して
疲れはてる前に本題に入りましょう。

・・・・・・・・・・・


この続きは「数学教室」7月号を是非お読みください。


 

ひろのまきば天文台

4月4日に皆既月食がありましたね。
先日、「ひろのまきば天文台」から、
その様子をとらえた素晴らしい写真が、
本校の沼井先生のもとに届きました。

20150414月


撮影者は「ひろの星をみる会」の
野田さんという方です。

最大食分、地球の影、全経過、月食と星空
の4枚ですが、どれも素晴らしいものでした。

「ひろのまきば天文台」は大野高校から
車で5分ほどの丘にある天文台で、
この場所は、環境省主催
冬期全国星空継続観察一般参加団体の部で
「日本一星空が見えやすい場所」
に選ばれたところだそうです。

360度の展望、そして、
国道からわずか1.2kmの場所にもかかわらず、
夜空の暗さが確保され、
空気が澄んでいることなどから、
平成22年3月に設置された天文台です。

雪が降っても除雪が行き届いているため、
冬場でも開館しています。

この天文台では、星空教室や
「影絵と歌・マリンバコンサート」などの
イベントが企画されていますが、

私が楽しみにしているのは、
8月1日に予定されている
「星空コンサート」です。
エントリーすれば出れるかも・・・。

大野高校教員チームで出演できないか
目論んでいるところです。


 

大野の山の達人

今日は、仕事を終えてから、
大野の山の達人に会いに出かけました。

大野高校では、平成17年から、
もう10年間「全校マツタケ山づくり」
を行っています。

これは、全校生徒で地域の里山を
整備することによって、
マツタケの発生する里山の
環境づくりを行うというもの。

そして、10月には収穫祭を大々的に行います。

この取組みによって、自然との共生や、
地域の未来を思う気持ちを育てていく
という狙いもあります。

とってもユニークな取組みなので、
この内容は後で詳しく紹介したいと思います。

さて、この「マツタケプロジェクト」の仕掛け人が、
小沢さんという「大野の山の達人」なのです。

私が大野高校に赴任し、
マツタケ山の計画を調べていったとき、
どうしても小沢さんにお会いして
話を伺わねば!と思い、
夜分にもかかわらず
押しかけたというわけです。

小沢さんからたっぷりと当時の様子や、
今後の夢などをたっぷり拝聴いたしました。

また一つ、大野での楽しみが増えました。

さて、おいとまするとき、小沢さんから
「先生は単身赴任だべ」
といって、いただいたのが
炊き立てホカホカのマツタケご飯と、
袋いっぱいのアミタケ。

帰宅の車中は、マツタケの香りプンプン!

見てください。

20150413-01.jpg

こんなに惜しげもなく
マツタケが入っているマツタケご飯
食べたことありません。

幸せでした。

小沢さん、ありがとうございます。
「マツタケプロジェクト」
絶対成功させましょう!

 

入学式

4月8日に入学式が行われました。
57名の新入生が元気に式に臨みました。
20150408-05.jpg

私は、平成4年度から6年間
大野高校に勤務していました。
この日の入学式では、
かつて担任していた生徒が、
保護者として参列したりしていて感無量でした。

本校は2クラス定員なので
定員には充ちてはいませんが、
地元大野中学校から7割の生徒が
本校に進んできていることは、
非常に意義のあることと捉えています。

私は、式辞の冒頭に、

「赴任して数日、再びこの地に住み、
今感じていることは、
大きく変わったものもあるけれど、
変わらないものもある。
その変わらないものとは、
地域の方たちの心遣いと優しさであり、
一人一芸の里大野の財産は、
自然環境や、大野木工や酪農などを
始めとする地場産業とともに、
そこにいる地域の人々
こそであると確信しました。」

と述べました。
私は、二十数年前、大野高校に勤務し、
多くの方々にお世話になりました。
きっと、今、その方たちに
恩返しをするために、
ここに戻ってきたのだろうと思っています。

20150408-06.jpg


式辞全文はこちらです。
  ↓
 式辞

お昼は畑林食堂の
ボリューム満点のお弁当でした。

20150408-01.jpg

お菓子は、「まめぶっせ」
20150408-02.jpg

20150408-03.jpg

生徒の個人写真は、先生が全員を撮り、
手作りで証明写真や生徒名簿を作成します。
そして、教職員の写真は生徒が撮影します。
経費削減の取組みです。



 

始業式で初対面

4月7日は着任式・親任式・始業式。
2・3年生の在校生95名と初対面でした。

皆さんとても真面目なのでびっくりしました。

新任式での、エールと校歌、
ありがとうございました。
応援団の一生懸命さに胸が打たれました。

20150407新任式


大野高校は「お疲れ様です」の挨拶を
掛け合う学校で知られていますが、
この「挨拶を交わしあう」という
日常の一見些細な行動が、
あらゆる物事に真面目に一生懸命に
取り組む姿勢に繋がっているのだと思いました。

私から自己紹介を兼ねながら講話ということで、
数分間ですがお話をいたしました。
動画をとっていただいたのでご覧ください。



大野高校の皆さん、
保護者の皆さん、
大野の地域の皆さん

今後、生徒や地域への開かれた学校を目指すため、
このように、時々私からのメッセージなどを
公開していきたいと思います。

もしかしたら、明日の授業予習動画が
流れるかもしれませんよ(^^)

よろしくお願いします。


 

新しいPDCA

大野高校に赴任して驚いたことがあります。
それは、全教職員27名のうち、
私を含め13名が換わったということです。

つまり半数がチェンジしたということ。
因みに、管理職の校長、副校長、事務長も
全員換わりました。

そこで、4月6日の、年度初め職員会議の
冒頭でこんな話をしました。

「この度の人事異動で校長・副校長・事務長の
3人が一気にかわりました。
また、職員の半数に近い13名もの職員が
異動したという、まさに、異例の状況でありますね。
こんなに、人がチェンジしたということは、
それはピンチな状況かもしれません。
でも、それをポジティブに考えてみたい。
このチェンジによって、新しい風が生まれ、
それまでの慣例や、例年通り、前年踏襲という、
いわゆる学校が持つ負の側面を打破できる
チャンスかもしれません。」

ということで、やって見せたのがこの図。
Gを裏返すとCになるという仕掛けです。

チェンジとチャンス1
チェンジとチャンス2
(千葉敬愛高校の学校案内のアイデアを参考にしました)

「チェンジしたことをチャンスとしたい。
また、逆に、あらゆる機会(チャンス)を捉えて、
組織や人が書き換わってゆく(チェンジ)ことが必要」

などとまとめてみました。

すると、その後、ある若いY先生が
私にこのようなことを言いました。

「先生、PDCAのCはCheck だけじゃなくて、
Change Chanceだということがわかりました!」

なるほど!「いいこと言うねえ」
思わず膝を打ちました。 

PDCAのCをチェックとすると、
そのサイクルの主体は保存し、
その細かい内容の見直しという
レベルでの視点になりがちですが、

CをChange Chanceとすると、
そのサイクル自体の存在までも
批判的に見ていくという
一歩進んだ評価を行う、
と考えることもできますね。

とても、素晴らしいスタートを
切れたような清々しい気持ちになりました。

Y先生ありがとう。

 

ICTとSNSの可能性

ブログの更新が途絶えておりましたが、
本日より再開します。

さて、この度、非常に残念なことに、
ある事情から、盛岡三高に関わる
すべての画像と記事(250件近く)を
削除いたしました。

身を切られるような思いでしたが、
私は既に三高の関係者ではないので、
粛々と言われるままに削除しました。

念のため申し上げると、
記事に関するクレームがあったことは
一度もありません。

今後、同窓生として、盛岡三高の応援記事が
書けないことはとても残念です。
機会があれば、鵬同窓会の
フェイスブックの方に書きますね。

そういうわけで、これからこのブログは、
従来通り、数学のこと、教育のこととともに、
大野高校のホームページとリンクさせ、
洋野町大野の良さや、大野高校の活躍を紹介したり、
大野高校の職員、生徒、保護者、地域の方などへの
情報提供などにも活用していきたいと考えています。

既に手垢にまみれた言葉ではありますが、
現代は、高度接続社会とか知識基盤社会
などといわれています。

それはICT機器の発展がイノベーションを
もたらす社会という側面もあります。

例えば、今や、アフリカ、アジアなどの
開発途上国といわれる国でも、
タブレット端末とネットワーク環境一つで、
高度な知識を獲得したり、SNSによって、
様々な知見をグローバルなレベルで共有し、
新しい価値を生みだしていくことが
可能な世界になっています。

つまり、ICTは、国境や、経済格差を
乗り越える武器といえます。

ところが、学校現場、特に公教育の場では、
ICTやSNSの活用がなかなか
進展していない現状があります。

それは、「羹に懲りて膾を吹く」
という言葉もありますが、

学校現場においてICTやSNSの
負の部分についてばかりが強調され、
積極的に活用することに弱腰になっている
という状況があるからだと思います。

もちろん、スマホやSNSへの過度の依存、
ネット絡みのいじめ、悪徳サイトへの誘導や
詐欺被害などが頻発しているという背景は
無視できません。

しかし、だからといって、ラインもブログも
ツイッターもフェイスブックも
皆一緒くたにスケープゴートにすることで、
教育イノベーションが阻害されているとすれば、
それは残念なことであります。

私は今、「反転授業」に関心を持っています。
それは、反転授業の形態や手法というよりも、
それを行って教育にイノベーションを起こそうと
している人たちに対するものです。

私は、「反転授業の研究」という
SNSのコミュニティで、
近畿大附属高校の江藤由布先生という方に出会い、
教育へのICT活用の大きな可能性を実感しました。

江藤先生は、ICTを効果的に用い、
授業を、狭い教室という空間から解放し、
よりグローバルに、そしてダイナミックで
自由度のある双方向的な教育を展開されています。

江藤先生のように、勤務する学校に
しっかりと根をはりながらも、
世界レベルで、様々なジャンルのパートナーと組んで、
公共の利益のための教育プロジェクトを開発し、
発信される先生のことを、
ティーチャープレナー(教師事業家)とよびます。

公教育の荒廃や、競争教育の行き詰まりに伴い、
アメリカを中心に、今注目を集めている、
いわば教育イノベーターです。

教育現場には、江藤先生のような
有能な女性教師が多いのですが、
出産や育児によって、休職や退職を余儀なくされ、
復帰後、現場で能力を十分発揮できない状況に
置かれるケースもあります。

そのような中、ICTやSNSは女性が活躍するチャンスを
飛躍的に増加させるためのツールとしても
大きな意義があると思います。

さて、ICTとは、今述べたような、女性の進出を含め、
働き方を変えるという意味を持ちますが、
根本的には、過疎地や高齢者の多い地域、
また、病弱、障碍を持つ人々などの
「社会的弱者」に対して恩恵をもたらす
という特性があるはずです。

その特性とは、コミュニティを
「内向きから外向き」にパラダイムシフト
していくことではないかと思っています。

大野という地もまた、中央から離れた、
高齢化の進む過疎の山村であります。

大野高校も今や存続が危ぶまれる
小規模校であります。

しかし、そこで行われている、地域ぐるみの教育は、
それは素晴らしいものがたくさんあります。

そんな取組みを更に活性化させ、
ポジティブに外に向かって広げていくために、
ICTやSNSの効果的な利用を模索したい。

大野高校に赴任したばかりの私が
こんなことを言うと反感を買うかもしれませんが、
大野という地域と大野高校を、広く発信し、
ネットワークを作ることが
今の私の使命だと思っています。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。


 

また来週

この土日は自宅に戻り、
メール返信やブログ、
フェイスブックの更新など
せっせと行いました。

なにしろ今、大野では、
simon@mvh.biglobe.ne.jp
のメールが使えない状況なので、
ご迷惑をおかけしています。

メールは、今週は
ptf55-simomac@iwate-ed.jp
の方にお願いします。

尚、来週からネット環境が整う予定です。

自宅最後の夕食は、
無性に餃子を食べたくなり、作りました。

材料をひたすら微塵切りにする、
こねる、皮に餡を詰める。
この時の頭が無になる時間が好きです。

2-150405-04.jpg
冷凍にして持っていく分まで・・・

そこで、BGMは何にするか、
レコードを探すのも楽しい時間。

今日は、Kenny Burrell の
「When Lights Are Low」と
Miles Davisの「Milestones」に。

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今日はこれから大野に向かいます。

20150405-03.jpg

また来週までさようなら。