【授業力向上フォーラム(仙台)のご案内】

アクティブラーニング。

この言葉は、今や学校関係者には、
教育・学びを語る上で
一つのキーワードとして
定着しているのではないかと思います。

その言葉の定義や、理念、授業手法、
あるいはそれの是非については、
今ここでは敢えて語りません。

それはひとまず置いておくとして。

でも、私は、
アクティブラーニングという言葉が
流通したことによって、
教科・校種・職種など
様々な境界を越えて
「教育をどげんかせんといかん」
というムーヴメントが沸き上がり、
「学びを語るテーブル」ができたことは
評価すべきことではないかと思います。

さて、このようなムーヴメントの火付け役、
推進役として、忘れてはいけないのは、
産業能率大学が主催する
産能フォーラムの存在です。

それは、全国で地道な取組を
行っている実践家を発掘し、
彼らに光をあてる場であり、

更に、そこに全国から集まった
志ある教員どうしが交流し、議論し、
そして実践を共有する場でもあります。

そして、
「今日のオーディエンスは明日の登壇者」
というフラットな環境によって、
多くのアクティブラーナーが生み出され、
また、アクティブラーニング、
キャリア教育などが
生きて働く言葉として
再提起されてきました。

このような「越境して学びを語り出す」
というエポックをつくりだした
産能フォーラムは、
まさにアクティブラーナーを
生み出すためのプラットフォームとして
存在しているように思います。

私は、このフォーラムに対して、
提供されるコンテンツだけでなく、
なぜこのような、
まるで生命体ともいえる場が
生み出されたのかという、
組織論、経営論としても
興味を抱いています。

さてさて、本題に入ります。

そんな産能フォーラムが今年の8月3日、
ついに東北にやってきます。

授業力向上フォーラム(仙台)

というイベントです。

昨年は熊本開催でしたが、
今年は東北です。

全国の名だたる実践家が
そろい踏みするようなビッグイベントは、
東京や大阪などの
大都市で行われることが多いため、
地方から参加することは
厳しいものがあります。

それを克服するのが、
東北や熊本で開催する
意義の一つなんですね。

そして、もう一つの意義は、
東北の優れた実践者を
全国にアピールする
ということでもありますね。


その仙台フォーラムのチラシはこちらです。

ぜひご覧下さい。

仙台フォーラムチラシ→★★

宝の山のような、
とにかくもう凄いコンテンツです。

これは行くしかありませんね。

悩みは、魅力的なコンテンツが
重なっているためどこに出るか迷うところ。

そこで、ちょっとそのコンテンツを
整理した表を作ってみました。

こちらもご覧ください。

タイムテーブル→★★

申込みは、産能大フォーラムの
次のページからになります。

概要と申込み→★★


私も入魂の数学のワークショップを行います。

参加された方にはお土産を用意していますよ!

よろしくお願いします。

Don't miss it.



 

宮城県高等学校国際教育研究会総会での講演

5月11日に、仙台市のAERという会場で、
宮城県高等学校国際教育研究会総会
が行われ、そこで1時間ほど
「国際教育とアクティブラーニング」
という演題で講演を行いました。

50名を超える参加者があり
皆さんとても熱心で感心しました。

実はその数日前に、
プレゼン資料を作っていたところ、
USBの熱暴走で、
ファイルがすべて失われる
という悲劇が起きました。

ブルーになっていたところ、
その日の夜、
妖精アーティストのロナさんから、
とても素敵な絵を送っていただきました。

以前ロナさんに
「しもまっちが妖精になって、
いろんな妖精達と輪踊りしている
絵を描いて欲しい」
とリクエストしていたのですが、
早速描いてくださったのです。

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いやあもう、
顔中が笑顔になりましたね。
そして、ロナさんの絵を見て、
これを表紙にしてスライドを作り直そう
と一気に元気が出て、
資料を大幅にバージョンアップできました!

講演の内容については
あらためてまとめようと思っています。

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さて、その夜、
懇談会を設けていただき、
宮城県の国際教育部会のメンバーと
楽しい時間を過ごすことができました。

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現在、国際理解教育は
その重要性がますます強まっている
にもかかわらず、
教育現場では
誰もやりたがらないものとして、
疎まれ、敬遠されている
状況が見られます。

「それは英語科の領域」
と英語科に丸投げされることも
しばしばですね。

そして東北地区では
国際教育部会を脱会する学校も
増えている状況が見られます。

なぜ学校は、
模試の偏差値や進学実績や
部活動成果をあげることに、
教師も生徒も擦り切れるまでにも
過剰に時間と労力を注ぐのに、
「多様性、文化的相違の尊重と受容」
「グローバルイシューの
解決に向けて参加、行動する」
などといった国際理解教育の推進には
こんなにも無関心なのでしょう。

「所詮経済なき倫理はただの寝言」
というメンタリティに
支配されているからなのか。

そのような中、この日集まった
宮城県の国際教育部会のメンバーは、

「本当に大切なこと『を』、
本当に大切なこと『に』する」

思いと意欲に溢れた、
頼もしい人たちでした。

宮城の国際理解教育の強みは、
もちろん石森広美さんという
スーパースターの存在が
大きいことは事実です。

でも、その強みを持続、
発展させるためには、
そんなスーパースターをとりまく人たちの
存在が何より大切です。

そして、今回の私も含め、
隣接する人や組織という
「よそもの」と交わることで
強みは増幅されていくのではないか
とも思いました。

岩手も見習っていきたいと痛感した
仙台の夜でありました。

オマケの話題を一つ。

今回の講演は午前中だったので、
夜の懇談会までかなりの時間がありました。

そこで、以前、Chiharu さんから
紹介をいただいていた
Kaffe tomteにランチに出かけました。

因みにトムテとは北欧の妖精です。

昨年、「自由の翼展」で
Chiharuさんのライブを行ったのですが、
その時「僕はトムテ」という曲を歌われました。

Chiharuさんとトムテのオーナーの
相原百合さんは親友で、
この曲は、このお店の応援ソングとして
作ったのだそうです。

トムテのランチ、
一つ一つの素材の良さを引き立てる
細やかな心遣いが素晴らしく、
美味しくて、嬉しくて、
身も心もほかほかと温まりました。

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写真にはないのですが
野菜スープがまた絶品なのです!。

初対面のお客さんとも
自然に会話を楽しめる
優しい空気と時間の中にいて、
相原さんと、妖精談議などを
楽しみながら1時間半近く
寛いでしまいました。

おもてなししてくださった相原さんと
スタッフの皆様、
ご紹介してくださったChiharuさん
ありがとうございました。


 

次世代医療教育研究会

5月12日に
第18回次世代医療教育研究会
という催しが、
岩手県立大学アイーナキャンパスで行われ、
私も参加いたしました。

私は教員を退職してから、
できるだけ学校教育の外の世界の
人達と接点を持ち、その中で、
未来の学校教育に活かす
ヒントをいただくことを
目標にしていました。

次世代医療研究会とは、
医学、看護学、情報工学、教育など、
広い射程で医療教育を捉え、
その未来について語り合おうという
画期的な研究会です。

県立大看護学部の学生たちの研究発表、

看護学科とソフトウェア情報学科の
コラボによるソフトウェア開発と
その実践報告、

現在の看護教育について、
インストラクショナルデザインの視点での提言、

そして、高田病院の医師からは
組織改革についての問題提起など、
バラエティに富んだ、
そして非常に価値のある発表がなされ、
大変勉強になりました。

私は、フェイスブックで繋がっている
米島博司さんからお誘いをいただき、
この会に参加させていただきました。

医療の世界は門外漢ですので、
隅っこで話だけでも聴いてみようと
考えていたのですが、
参加申し込みをしたところ、
主催者の方から、せっかく参加されるなら
何か話してくれとのオファーをいただきました。

優柔不断の私は、固辞しきれず、
結局お引き受けしてしまいました。

会の最後に
「生きるためのコミュニケーション」という題で
30分程お話をさせていただきました。

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それぞれが高い志を持ちつつ、
ホスピタリティ溢れる
メンバーの皆さんのおかげで、
気持ちよくお話させていただきました。

以下に、私の発表で使った
スライドの一部を紹介します。


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終了後は、参加者たちと
駅前の海王というところでの打ち上げ。

ホヤやメカブを
炭で焼いて食べるのは人生初。

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まるまるとした岩牡蠣や、ドンコ鍋、
アイナメ、ドンコの生き造りなど、
食べきれない程の料理を堪能しました。

そしてなぜかスラムダンクの
三井寿の酒があるという。

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昼も夜もとても充実した一日でした。
出会いに感謝。

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5月2日の情報の授業~メディア~

5月はまる1か月ブログを更新せず、
フェイスブックのほうに
専ら記事をアップしていました。

もう6月も中盤ではありますが、
ブログは備忘録でもあるので、
取りあえずしばらく5月のできごとを
ふり返っていこうと思います。

今回は、5月2日に行った
情報の授業の様子を
以下に記してみたいと思います。




あるクラスでの「情報」の授業。

今回のテーマは「メディアとは何か」

前回は「情報とはなにか」だったので、
しばらくは、そもそも論が続いています。

前回の復習5分(スライド)、
講義15分、
ディスカッション10分、
まとめ5分。
その後は、ペイントでお絵かき5分、
ワードでローマ字入力大会5分、
美佳タイプでホームポジション練習10分、
振り返り5分。

60分授業だと豊富に
複数の活動が入れられます。

ペイントの活動、
今回もしもまっちが多かった!
しもまっちコンテストができそう!

以下に、10本の作品を紹介しますね。

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5分で描いたとは思えない出来栄え(笑)


ディスカッションでは
次のような問いを立てました。

「マスメディアは情報を
事実に忠実に正確に伝えるべきか、
または情報に付加価値をつけて
提供すべきか」


すると皆から様々な意見が出されました。

ホワイトボードにまとめてみました。

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例えば次のような意見が出されました。

マスコミが事実を隠したり偏った情報を
発信することで知る権利が奪われる。

マスコミが情報を意図的に操作することで
大衆の主体性が奪われる。

全部が同じ情報提供では
多様な価値観が生まれない

いろんな意見があってよい
問題は自分たちの判断力

固定観念にしばられず
自由な発想が必要である


私は、生徒の言葉の中に
「権利」「自由」「主体性」「多様な価値観」
という言葉がでてきたことに感心しました。

高校とは「生きる力」を身につける場。

「権利」「自由」「主体性」「多様な価値観」とは、
「生きる力」を身につけるための
キーワードではないか、
とまとめてみました。

授業ってやっぱり面白い。

 

イーハトーブマラソン2018

以前に遡る記事ですが、
4月22日にイーハトーブマラソン
走りました!

まあ、3kmではありますが^^

桜満開、天候にも恵まれ
最高のマラソン日和でした。

花巻市の市長さん、議長さんはじめ、
たくさんの方から声をかけられ
勇気りんりんで走り出しました。

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途中からへろへろになってしまったけど、
完走できたし、
やり遂げた感があるのでよし、と。

役員で来られていた
陸上部の監督の川村先生に
動画を撮っていただきました。



動画の中でもアナウンスされていますが、
昨年に引き続き、花高応援団が、
最後の1人がゴールするまで
旗を振り続けてくれました。

黙々と旗を振り続ける彼らに
「頑張れ」とか声を出さないの?
と聞いたら、

「自分たちの声は
花高生を応援するために
できているんです」
と。

一瞬「うん?」と思いましたが、
彼はその後、こう続けるのです。

「だから、もし僕たちが
激励の声を出したとき、
特定の花高生を応援していると
思われないか、
そして、それぞれに
応援しようとしている人たちの声を
邪魔してしまうのではないか、
そう考えて、敢えて大きい声を出さずに
旗を振り続けることで
思いを伝えようと決めました。」

いやあ立派。

あくまでも主役はランナーであり、
そしてそのランナーを取り巻いて
物語をつくっている仲間たち。

「前に」でようという思いと
行動力を持ちながら、
それを内に秘め、自らの影を消し、
心から他者に思いをよせる。

なかなかできません。

また一つ生徒に教えられました。

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