主体的な学びの根本

昨日は、朝のロータリーの例会参加後、
引率の高校教員だけで
Fountain Lake School 
という学校を訪問しました。

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この学校は、小学校から高校
という枠を超えて、プレスクール、
特別支援教育を行う学校も含めて
一体的な教育が行われています。

特別支援を行う教室には
社会に参画する準備のための
「本物」の設備が準備されています。

そして、プレスクールやキンダースクール
などに隣接していることにも
意義を感じました。

まさにインクルーシブ教育と
シティズンシップ教育の
本質を見たように思いました。

また、小学校以上の全ての生徒達が
「Chrome Book」というタブレットを持参していて、
これによって自ら予定を組み、
行動を決定しています。

「Independent Rest Time」
「Independent Learning Time」という言葉が
盛んに話されましたが、
ここでの教育の軸になっているのが、
子どもたちへのリスペクト
であることがよくわかります。

この訪問で感じたことは、
「学び方」を教え、マインドセットを整えることを
プレスクールから一貫して
行っているということです。

例えば、教室や廊下の随所に
Flanklin Coveyの「7つの習慣」の
ポスターが貼られています。

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また、それぞれの生徒にも
アクティビティガイドとして、
この内容を詳しく解説した
テキストが配布されています。

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私たちも1冊いただきました。

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そして、人権や差別に対する様々な標語も
あらゆる場所に掲げられています。

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次の写真は小学校の教室にあった
数学の学び方に関するポスターです。

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因みに、小学校の教室にある机の形が
とてもユニークです。

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これは、様々なグループワークに
柔軟に対応します。

この机一つにも、
学びとは共同で行うものという
アフォーダンスを感じます。

中学校では数学の学び方について
このような標語が貼られています。

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このように、
「なぜ私たちは学ぶのか」
「どのように学ぶか」というコンピテンスを、
プレスクールの段階から一貫的に、
そしてスパイラル的に指導していくという
この学校の確固たる哲学に、
私は大きな衝撃を受けました。

日本では今、主体的な学びという言葉が
盛んに取り上げられていますが、
その主体性を生み出すための
ベースをつくることこそが
学校の役割ではないかということを、
私はあらためて感じました。

そして、この学校で行っている
そのベースとは
「学びを行うための7つの習慣」であり
「人権や差別に対する見識」であり
「テクノロジーを使いこなす」
ということではないかと思います。

日本の多くの教育行政の関係者
(で物事を真剣に考え柔軟に見れる人)に
参観して欲しい学校だと思います。

大変学び多き訪問でした。


 

ハロウィンでした

昨日は英語部の
ハロウィンパーティーに呼ばれました。

ALTのスティーブンと
奥さんのエリカさんが
楽しいゲームを企画してくれました。

とても楽しかったのですが、
やはり自分の英語力のなさを
思い知りました。

英語部のみんなはさすがです。

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歌のプレゼント

先週の水曜日(25日)に、本校の合唱部が
ちょっとしたごが縁あって
北上市にある二子保育園を訪れ、
歌のプレゼントを行いました。

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平日の午前中の開催ということで
難しい日程でしたが、
公認欠席を認める形で活動してもらいました。

顧問の松岡先生曰く、
選曲、振付、様々な仕掛けなど
一切生徒たちだけで行ったとのこと。

本当に素晴らしい音楽会でした。

動画をご覧になるとわかるように、
110名の子どもたちの溌剌としたパワーを
肌でビンビン感じ、
こちらも元気をもらいました。



松岡先生は生徒達に
以下のようなことを話したそうです。

あなたたちは、決まったことを
そつなくこなすことは得意である。

でも保育園の子ども達には
そんな予定調和を期待してはいけない。

スリリングな状況の下で、臨機応変に
対応していけるかがポイント。

子ども達のカオスからきっと
あなたたちはたくさん学ぶことがあるはず。


まさに音楽は生きているのですね。
合唱部の生徒たちは今回の演奏会で
多くのことを得たのではないかと思います。

 

国際交流事業がますます活発に

花巻北高校では
海外で学ぼうとする生徒が
本当に多くなりました。

この夏はTOMODACHIリーダーシッププログラム、
トビタテ!留学JAPANなどに
多くの生徒が参加しました。

先日の24日は、
昼のロータリークラブの例会に、
2017-18年度の国際ロータリー
2520地区青少年交換生の
長期に合格した小田島碧海さんと
短期に合格した佐々木陽香さんの
2人の生徒にゲスト参加してもらいました。
そして、感謝の言葉や
今後の決意を述べていただきました。

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更にこの日の夜は、
花巻国際交流協会主催の
姉妹都市派遣事業の壮行会に、
来月早々ホットスプリングス市に出発する
4名の生徒と2名の引率者が参加し、
上田花巻市長や
佐々木花巻国際交流協会理事長から
激励をいただきました。

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この事業に本校が参加するのは初めてです。

実は、本校は昨年
ASMSA(アーカンソー数理芸術校)と
姉妹校提携したことをきっかけに、
今年度から毎年複数の生徒の短期派遣と
受け入れを行う仕組みをつくりました。

今回はその1回目ということでもあり
私もその派遣に参加し、今後の提携の
方向性について話し合っていく予定です。

ASMSAのコリ―校長先生は、先日
次の様なメッセージを発信されていました。

ASMSA is excited to welcome
Principal Hisao Shimomachi
and our first group of students
from Hanamaki Kita High School.

It's the start of another great chapter
in the Hot Springs Sister City Program
and friendship between our two cities.


 

真心という名の素敵な栞

昨日はとても心温まることがありました。

本校の同窓生で、横浜在住の
城守節子さんという方から、
千代紙で作ったとても素敵な栞が、
何と200個も送られてきました。

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10月14日に行われた東京での同窓会で、
本校生徒がアメリカに派遣されることを聞いて、
ならばアメリカの学生たちへの
お土産に使ってくださいとのことでした。

200個すべて同じものはありません。
そして、その一つ一つが、
お習字の紙で作った袋に
入れられています。

そんな細やかな心遣いに感激です。

城守さんは75歳。
お礼の電話をしたところ

「私は今癌が見つかり闘病中ですが、
花巻北高校が大好きで、
何かお役に立ちたいという思いで
炬燵に入って少しずつ作りました」

とのことでした。

しばらくお話をして、私は胸が熱くなりました。

校長室に来ていた3年生に
「インスタ映えするようなポーズで」
と手に持ってもらいました。

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ってインスタやってないけどね。

お礼に彼女たちに1個ずつあげると言ったら
とても喜んで、どの絵柄にするか
楽しそうに選んでおりました。

城守さんへメッセージを届けたいという思いで
昨日フェイスブックにこのことを記事にして
アップしました。

すると、いろいろな方から
温かいメッセージをいただきました。

以下そのいくつかを紹介いたします。

(ワールドワイドな活躍をされている
大阪の英語教師のYさん)


Y:温もりが感じられるステキなギフトですね(^ ^)

下町:かさばらず、しかも日本らしく、
 本当にいいギフトになります。

(静岡県の元中学校校長のHさん)

H:凄いです❣️けっして誰もが
 できることではありませんね(*☻-☻*)
 母校への愛の大きさを感じますね😊


下町:本当にそうですね。
 美しい生き方だなあと思いました。

(栞を持っている写真に写っている生徒の
 母親。アーティストでもあるSさん)


S:ありがとうございました。
 帰宅後すぐの話題がこの事でした。
 「今日、嬉しいことがあったんだよ!」
 と見せてくれました。
 とても丁寧で細やかで一つ一つ
 気持ちが込められた栞に感じました。


下町:もともと鎌倉で工房を開いていた
 方のようです。
 どーんとたくさん並べてみると
 一層ワクワク感が高まります。

S:そうなんですね。
 75歳の方の手作りとは驚きました。
 作っている間少しでも心穏やかに
 過ごされることを願います。


下町:来年の花巻祭りに来ることを
 目標にしているとのことでした。
 来年是非お会いしたいですね。

S:その時ご一緒できれば嬉しいです。

下町:ぜひ

(大学の先生で哲学者のIさん)

I:城守さんのお心を持って、
 花巻高生がアメリカに行くのですね。
 そのお心はどんなに広がることでしょう。
 渡す人、もらう人だけではありません。
 今の私たちが想像もつかない
 暖かさの広がりを、
 時間と空間を限りなく超えて
 それは作って行くことと思います。
 託され与えられた花巻高の幸せを思います。
 行ってらっしゃい❣️


下町:私は、そのギフトの名を「栞」ではなく
 「真心」と伝えようかと思っています。

I:栞も真心もいいですね❣️真心じゃなかったら、
 あらゆる心のひだに永遠に挟まれる
 栞になることはできません。


城守さんありがとうございました。