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矢巾町夏祭り

宣伝です~
7月27日に、矢巾町ショッピングセンター内
駐車場で「矢巾町夏まつり」が行われます。

矢巾町は医大の移転などもあり、
発展著しい元気な町ですね。
皆さんおいでください~。

そして、もう一つの宣伝はポスターです。

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矢巾町で地域応援の仕事をしている
息子が作りました。

歌川広重展に行って勉強して、
歌川テイストで描いたとのこと。

よく見ると、いろんなところに
矢巾の面白ネタが隠れています。

私が見つけたのは、

①ちゃぶ台をひっくり返すネコ(左下)
 →矢巾町は「ちゃぶ台返し世界大会」の町。

②銀河鉄道(右上)
 →銀河鉄道のカンパネルラは
 賢治の矢巾町の友人である
 藤原健次郎がモデルといわれる。

③南昌山(左上)
 →「銀河鉄道の夜」の舞台。

④ライダー(右の屋根に上っている)
 →炊飯器をモチーフにした、
 矢巾町のご当地ヒーロー
 「百米合力・タケルンジャー」。
 三角屋根はショッピングモールのアルコ。

⑤左のUFO
 →南昌山付近でUFO目撃談多数。
 南昌山はUFO基地という噂も。

⑥真ん中の太鼓を背負う人(頭にズッキーニ)
 →矢巾町はズッキーニの生産量東北No1。


こりゃあ楽しいっす。
息子は各種ポスター制作も
請け負っているようです。

ご用向きはぜひご連絡くださいね。

 

盛岡三高で講演

一昨日(7/17)、盛岡三高で講演を行いました。

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三高は生徒として3年間、教諭として7年間、
副校長で2年間通った学校です。

生徒時代はハンドボールに明け暮れていました。

教諭時代はまさにエポックでした。

新校舎落成、岩手インターハイ、
DOSからWindowsへの切り替え、
県のネットワークの導入等々。
情報関連の仕事に忙殺されまくりました。

ハンドボール部が京都インターハイで
ベスト8に入ったことや、
クラス動画を作ったり、
数学愛好会を作ったこともいい思い出です。

副校長時代はSSHと参加型授業の
旗振りに精を出していました。

そんなことを思い出しつつ、
1学年290人に
「『Ikigai』を意識したキャリアデザインを」
というテーマで、思いよ届けという気持ちを込めて
1時間突っ走りました。

思いは届いたかな。

皆さんご静聴ありがとうございました。

三高04LT

三高01LT

三高02LT

三高03LT

 

中総体水泳競技

岩手県中学校総合体育大会
水泳競技終わりました。

附属中学校で1人頑張っている筑紫さん、
50m自由形で見事3位に入賞しました。

東北標準記録も突破し、
来月秋田で行われる東北大会への
切符を得ることができました。

3日目の100mは、体調が悪い中、
気力で奮闘し決勝に進出、
5位入賞を果たしました。

おめでとう!

そしてお疲れ様でした。

中総体水泳01LT


 

「夏休みを前に」

ブログの更新がしばらく途絶えていました。

原因は、6月が壊滅的に忙しかったことと、
歯が抜けたり、心臓が弱ったりで
体調がすぐれなかったこと。

あとは年をとって鈍くなったことかなと。

7月も様々な業務に追いこされそうな
毎日ではありますが、
昔のことも思い出しながら
少しずつアップしきたいと思います。

なにしろ1ヵ月以上更新がないと、
スポンサーサイトの広告が挿入されることが
わかったのでこりゃあタイヘンということで。

広告を消すために、
とりあえず一昨日のことを書きたいと思います。


一昨日、1学年集会が行われました。
夏休みを前に生徒のみんなに
一言お話をしました。

そのことを、若干内容を補足しつつ
以下に記しておきたいと思います。




● 昇龍祭(文化祭)の発表から

昇龍祭の「先人学習」での皆さんの発表
素晴らしかったですね。
実は、昇龍祭後、学校から厨川駅のホームに言ったら
2組のK君がホームのベンチに座っていたので
声をかけました。

「先人学習素晴らしかったね。
あれだけの言葉をペーパーとかを見ないで
発表できるなんて凄いね。
文章を覚えるの大変だったでしょ」

と言うと、K君は

「いや、自分で調べたものだから
すぐ覚えられました」

と答えてくれました。

それを聞いて、ハッとしました。

「頭に叩き込む暗記」ではなく、
自分で興味を持って調べたことは、
多少順序や「てにおは」が違っていても、
ストーリーが頭にあるから、
何も見ずに自然に話すことができるのは
あたりまえなんですね。

そもそも、勉強って、先生からひたすら
教えられるものではないんですね。

それは「事実」であるけどまだ「知識」ではない。
インプットされた「事実」を
自分事としてまとめ直したとき、
初めて生きて働く知識になるんですね。

そういえば、6月14日に遠野高校の鈴木先生が
2組で出前授業を行いました。

そのとき、とても長い地名の話をされました。
あのとき一生懸命みなさん頭に叩き込んだけれど、
もうとっくに忘れましたよね。

(ちなみにその名前は
コムソモリスクナアモールでしたが、
何とまだ覚えていた人が1人いました)

鈴木先生は、その長い名前を覚えることより、
その街に関するストーリーを
自分なりにまとめていくことで
価値ある知識になっていくという話をされました。

皆さんは、これまで授業で
多くの事柄をインプットしてきました。

これからはその蓄積された事柄を咀嚼し、
自分の知識にしていくことが求められます。

そのために1か月の夏休みを
有効に使って欲しいと思います。

●習慣の力

ここでクイズを一つ出します。
ある中学校で、注意しても
さっぱり言うことを聞かない生徒がいたとします。
そのような生徒に
どんな指導をすればいいと思いますか。
次の3つの方法から1つ選んでください。

1 保護者を呼んで校長先生からきつく説教をしてもらう。
2 じっくり話を聴くなどカウンセリングをする。
3 1か月間校長室掃除をしてもらう。


皆さんはどれがいいと思いますか。
先生の気持ちになって考えてみてください。
(手をあげてもらう。2が多い)

2が多いですね。

でもですね。
私は、3を選ぼうかなと思っているんです。

その理由は、人間の行動を変えるには
「習慣の力」がとても大きいと思うからです。

人間は、自分の中に
どうしようもない影の部分を抱えて生きています。
だから何かのきっかけでそれが暴走して、
悪い行動を起こしてしまうことは
誰にもあることではないかと思うのです。

幸せとは、自分の中の闇を撲滅することではなく、
そこから目を背けず、それに向き合いながら、
闇に振り回されない生き方を
追求していくことなのではないでしょうか。

そのために、習慣からパワーをもらうことが必要です。

掃除は「罰則」だからしかたなく続けるのではなく、
習慣をつくり生活を整え、
人柄をつくりだすために行うのです。

きちんとした習慣を持っている人は
美しいんです。

因みに、仏教の教えによると、
掃除とは終わりのない、果てしないものであり、
それは完璧はありえない
という意味があるらしいです。

終わりがないからこそ
習慣としてやり続けることに意味がある。

常に自分のダメさを発見し、
それに向き合うことで謙虚さを保ち、
他者と良い関係を築き、自らを向上させる。

これは勉強と同じですね。

部活動や習い事を続けるのも
「習慣」によって心をつくることで、
闇をコントロールし、集団や社会の中で
幸せに生きるためのものなのかもしれません。


●幸せの方程式

今、数学の授業で方程式を勉強していますね。
ところで皆さんは
「幸せの方程式」
というものがあるのを知っていますか。

それは

「なりたい自分=なっている自分」

という方程式です。

今の自分と、未来の理想の自分との間の差を
「劣等感」といってもいいかもしれません。

それを埋めていくために習慣を身に付けること、
行動に意味づけをすることが
幸せの追求ではないかと思います。

ではそのために夏休みに何をすればいいでしょう。

私の秘密の方法を2つ教えますね。

ひとつは、「やりたいことリスト」をつくることです。

まず休み前に、夏休み中にやりたいことを
100個くらいリストアップします。

その中には、簡単に実現できそうなものも
加えておきます。

例えば「新しいボールペンを買う」とか、
「○○の本を読む」とか。

そうやって実現できたものに
チェックを入れていくんです。

すると、不思議なことに、
100個の中の半分以上は達成されるんですよ。

ふたつ目は、毎日寝る前に
「3つの感謝」を記すことです。

あるいは「今日あったいいことを3つ書く」
でもいいかと思います。
これを続けることで幸福感が増していきます。

今述べた2つの方法の根底にあるのは
やはり「習慣の力」です。

「親に感謝しろ」と誰かに強くいわれても、
それによって強い感謝の気持ちが
自動的に湧いてくるものではありません。

それより、毎日本気で
「今日の3つの感謝」を書き続けることで
幸福感は高まり人への感謝の気持ちを
自然に持つことができるような
人柄になっていくと思います。

この夏休みをはさんで皆さんの
ビフォーアフターがどうなるのか、
とても楽しみです。







 

「『学び』についての私のバックボーン」

花巻シニア同窓学院プログラムディレクターの
佐々木昭さんから、以下のような
講演のお礼状をいただきました。

このたびは同窓学院5月講座において、
たいへん有益なご講話をいただき、
院生一同こころから
感銘をふかくいたしました。
これまでも人生百年時代をテーマに
学習を深めてまいりましたが、
今回の先生のおはなしほど、
コンテンツが豊富でクオリティの高いおはなしは
初めてのような気がします。

人生百年ライフのイメージは
なんとなくぼんやりと想像できるのですが、
先生のおはなしをお聴きして、
そのばくとした世界に
ひとすじの光明をみる思いがいたしました。
ジグソーパズルではないが、
一つひとつのパーツをあてはめていくことによって、
人生百年時代の全体像がフェードインされてくる。
そんなたしかな説得力がありました。
これぞ下町メソッドならぬ
“しもまっちマジック”か。
巧妙なプレゼンスキルには、
ほとほと脱帽するばかりでした。

さて、2011年5月、東日本大震災の年に
たちあげたのが「シニア同窓学院」です。
12年間のシニア大学ライフを経験した
学生たちにとって、卒業したあとも、
なんらかのまなびのステージがほしい。
そこで生涯現役で健康長寿をねがう卒業生有志が、
一念発起して創設したのが当学院でした。

12年間の生涯学習活動によって、
かれらはまなびの主体者としての
ゆたかな力量をたくわえ、
同窓学院という自主自立の草の根学習集団を
誕生させたのでした。
その時点ですでに院生たちの平均年齢は75歳後半。
まさに人生後半にさしかかった
「長寿先進者」たちの
百年ライフへの挑戦ともいえましょうか。

花巻市はまだ「百年ライフの
生涯学習行政ビジョン」を描けないでいますが、
実態はすでに事実の方が先行しているように思います。
人生後半にこそほんとうのまなびの
醍醐味があるように思います。

そんなかれらにとってのまなびとはなにか。
それはいってみれば、
To have(知識・技術・資格などを得る)というより、
To be(いかにあるべきか)という
自己実現や価値観の創出です。
先生のこのたびのおはなしの論旨は、
まさに後者の部分にウェイトがおかれているように
理解をいたしました。
それは視点をかえると、
同窓学院の存在意義ともかさなり、
その意義をわかりやすく理論化していただいたと、
勝手に読み替えてお聴きをいたしました。
受講者のみなさんも、
あらためて同窓学院にまなぶ意味を
かみしめたのではないでしょうか。

むすびとなりましたが、
このたびのご縁に深く感謝を申し上げるとともに、
今後も当学院の道しるべとなるような
ご助言をいただければ、まことにうれしく思います。
先生のますますのご活躍とご健勝を
こころからご祈念申し上げ、
措辞ながらお礼のごあいさつとさせていただきます。



過分なお褒めの言葉に恐縮するとともに、
そこに書かれている
シニア同窓学院への熱い思いと、
その活動理念に
魂が揺さぶられる思いをしました。

佐々木さんの
「人生後半にこそほんとうのまなびの醍醐味がある」
という言葉に勇気づけられ、
また、私の話と同窓学院の存在意義を
「To have(知識・技術・資格など)より
To be(いかにあるべきか)という自己創出」
とまとめられたことに
強いシンパシーを覚えました。

今回の私の講演は
「Life Shift」の内容を踏まえたものですが、
そこの根っ子にあるのは
OECDやユネスコの教育理念でもあると
私は考えています。

長くなりますが、その部分を
少しまとめておきます。

1945年に設立されたユネスコは、
その目的をユネスコ憲章第1条に
次のように掲げています。

「世界の諸人民に対して人種、性、
言語又は宗教の差別なく確認している正義、
法の支配、人権及び基本的自由に対する
普遍的な尊重を助長するために
教育、科学及び文化を通じて
諸国民の間の協力を促進することによつて、
平和及び安全に貢献することである。」


また、1994年にOECDは、
PISA調査の開始に先立って、
第44回国際教育会議で
次のような宣言文を採択しました。

「教育政策は、個人の違い、
人種的・社会的・文化的・宗教的な違い、
及び主権国家の違いについて、
理解、連帯責任、寛容さを発展させるために
貢献しなければならないことを確信した。
教育は、知識、価値、態度、技能を
人権を尊重するような方向へ、
また人権を守り平和と民主主義の文化を
創造するような方向へ
促進していかなければならないことを確信した。」


そして、それを受ける形で、
1996年のユネスコ
「21世紀教育国際委員会」の報告書
「学習:秘められた宝」に
次の4つの言葉が記されています。

「Learning to know」
十分に幅の広い一般教養をもち、
特定の課題については、深く学習する
機会を得ながら「知ることを学ぶ

「Learning to do」
多様な状況に対処し、
他者と共に働く能力を涵養するために。

「Learning to live together」
一つの目的のために、共に働き、
人間関係の反目を
いかに解決するかを学びながら、
多様性の価値と相互理解と
平和の精神に基づいて、他者を理解し、
相互依存を評価すること。

「Learning to be」
個人の人格をいっそう発達させ、
自律心、判断力、責任感をもって
ことに当たることができるよう、
「人間としていかに生きるかを学ぶ」。

更に、ヨハネスブルク国連地球サミットで
日本が提唱した
ESDの理念もあげておきたいと思います。

■ 育みたい「能力」
○自分で感じ、考える力
○問題の本質を見抜く力/批判する思考力
○気持ちや考えを表現する力
○多様な価値観をみとめ、尊重する力
○他者と協力してものごとを進める力
○具体的な解決方法を生み出す力
○自分が望む社会を思い描く力
○地域や国、地球の環境容量を理解する力
○みずから実践する力

■ 学びの「方法」
●参加体験型の手法が活かされている
●現実的課題に実践的に取組んでいる
●継続的な学びのプロセスがある
●多様な立場・世代の人びとと学べる
●学習者の主体性を尊重する
●人や地域の可能性を最大限に活かしている
●関わる人が互いに学び合える
●ただ一つの正解をあらかじめ用意しない

このような流れから、日本では、
1996年に中教審が「生きる力」と「ゆとり」を
柱とする答申を行い、2002年の
学習指導要領改訂につながるわけです。
(しかし、その後、PISAショックなどを経て、
教育再生会議が始動し、
脱ゆとりに向かうわけですが)

長くなりましたが、これらのことは、
今回の講演の中で語った、
私の「学び」についての
バックボーンの一つであります。

このような文脈から
アクティブラーニングを捉えたとき、
それは新奇的なものではなく、
むしろ学びの本質に回帰するものだと
私は考えます。

さて、私のそんな思いを、
佐々木さんは鋭く分析され
共感していただいたこと、
まさに講演者冥利であります。

「自主自立の草の根学習集団」
であるシニア同窓学院に、
私は学び続ける勇者としての誇りを感じました。

ありがとうございます。

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