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快挙!剣道女子優勝

剣道の第49回県高校選抜大会が
一昨日県営武道館で行われました。

この大会で本校女子が、
第一シードの白百合学園を準決勝で破り、
決勝で宮古高校に快勝!

見事8年ぶり3度目の優勝を果たしました。

昨日、女子の団体メンバーが校長室に訪れて
結果の報告をしてくれました。

おめでとうございます!

昨年度優勝の男子は
惜しくも決勝で福岡高校に敗れ準優勝でした。

男女とも素晴らしい成績に
拍手を送りたいと思います。

来たるべきインターハイ予選に向けて、
更に「奮闘精進」ですね。


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岩手巡回の旅

先日の土曜日に、数学の会合がありました。

その中で、K先生から
とても面白い話を伺いました。

K先生は、ゴールデンウィークに3日かけて、
岩手県内33市町村全部をまわる
家族旅行をしたそうなんですが、
その条件がとても面白いのです。

その条件とは

「全市町村をもれなく1回ずつまわって
自宅に戻る」

「同じ市町村を2度通過してはいけない」


というものだそうです。

自己回避型一筆書き、
つまりジョルダン曲線を描きながら
全市町村をもれなく1回ずつ巡回する
ということですね。

K先生によると、岩手県は巡回可能ですが、
宮城県は不可能なんだそうです。

また、岩手でも地図上では可能ですが、
冬場などは道路通行が不可の地域もあり
不能になることもあるのだそうです。

面白いなあと思って、自分も自宅紫波町から
出発する経路を考えてみました。

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おまけに4色塗り分けもやってみました。

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移動時間を最小にする経路を考えるのは
「巡回セールスマン問題」といわれる
数学の有名問題につながります。

このトライアルには、
そんな数学的な要素の他に、
地理、地域の産業や観光など
多くの学びの要素が含まれています。

高校生の自由研究にも面白そうですね。

 

第2回「花高活性化プロジェクト」

金曜日の職員会議後、今年度2回目の
花高活性化プロジェクトを行いました。

今回は、先生方からのリクエストもあり
「不登校について」をテーマに
取り上げました。

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最初に、不登校の原因、背景、
誘因は何であるか、
学校、家庭、本人、社会の視点に立って
考えてみるという問いを立てました。

そして、その後、学校として
どのように取り組んでいくかについての
ディスカッションを行い、
各グループから提案するという形で終えました。

グループからは、

「外部リソースの活用」
「学習不安相談カウンセラーの設置」
「人間関係づくりのコンテンツ開発」
「一斉課題を見直し、個に応じたものに変えていく」
「親との連携、家庭への働きかけの工夫」
「応援歌練習の抜本的見直し」

などの意見が出されました。

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その中で、特に私が印象に残ったのは、

「不登校は受け入れるものである」

という意見でした。

そうです。

不登校は「撲滅すべき」問題行動
ではないのです。

そして誰にでも起こり得るものなのです。

教師は不登校生徒を受け入れ、
彼らに寄り添うということを
基本マインドとして持つ、ということが
職員間で共有されたことは
大変意義があったのではないかと思いました。

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私たちは、学校や教師が行う
「指導」に生徒は「普通に従うべき」
と考えています。

しかし、そのような中で、
実は、生徒と教師の間に
「そこはまあテキトウに」という
暗黙のコンセンサスもできあがっています。

そのような冗長性やゆとりがないと、
生徒は追い込まれる一方で、
破綻を生み出す可能性があるからです。

つまり、「普通に従う」という言葉の中には、
そんな「テキトウ性」も
内包されているのかもしれませんね。

そうやって、教師と生徒は、互いの利害の一致を
探っているともいえるわけです。

しかし、不登校になる生徒は、
教師や親の要求や期待に
過剰に答えようとする傾向が
あるのではないかと思います。
つまりそれだけ、ひたすら真面目で、
潔癖であるということなのです。

教師が「不登校に向き合う」ということは、
直接その子どもに向き合い、
聴従するだけでなく、
自分たちの行動は「これでよかったのか」と
内省するということでもあるのかもしれません。

私は、先生方の意見を伺いながら
そんなことを考えていました。

次回は、今回各グループが付箋紙にまとめたものを、
まとめて提示しながら、具体的な方策の決定に
進めていきたいと思います。

 

数学初任研

5月10日から12日までの3日間、
本校で数学の初任者研修が行われました。

昨年度、一昨年度は理科の初任者研修を
引き受けていましたが、今年は数学。

7名の初任の先生が3日間本校に通いました。

まずは、2日目に行われた本校の教員による
公開授業から見どころを紹介します。

2学年の三角関数の導入の授業です。



サインのグラフをアナログで導入し、
GeoGbraを活用して説明。

クラスから「1,2,3・・・」の声が
自然発生的に起こるところが良かったですね

次に1年生の濱田先生の授業です。
対称式変形についての授業風景です。



生徒と教師がともに授業を
楽しんでいる様子が
ひしひしと伝わります。
「主体的・対話的で深い学び」
が感じられますね。


私は、初日に1時間程話しをしましたが、
その中から2つほど紹介します。

【史上最低のジグソーパズル】

写真のような、3枚のピースからなる
長方形があります。

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これを並べ替えて
別の平行四辺形を作るという問題です。

生徒にやってもらうと、ほぼ瞬時に、
次の写真のような長方形が出てきます。

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ところが2人の先生にやってもらったのですが
なかなか出てこないのです。

「いやあ、大人になって分別を纏うことで、
もともとあった研ぎすまれた感性が
鈍くなったんですね」

などと冗談を言っていたら、
3人目の人が黒板に駆け寄り、
次のような図形を作ってくれました。

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なるほどそうきたか。

確かに(長方形でない)平行四辺形が
更にもう一つできることが判明。

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こんな他愛のない教具でも、
いろいろ面白い展開が考えられそうですね。

その一つとして三平方の定理を納得する
という話をしました。

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ちなみに、この「史上最低のジグソーパズル」は
小沢健一先生(元東野高校校長)から
教えていただいた教具です。


【3つの球】

数学の活用という文脈の中で、
下の写真のような教材を理科の先生から借りて
持っていきました。

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これが何の教材かわかる人は誰もいませんでした。

理科の先生にそのことを話したら、
理系では地学をやっていないからではないかとのこと。

そっかあ。

さて、これ、何の教材かわかりますか?

実は、地震の震源地を求める原理を説明する教材です。

ちなみに理科では、
「3球が1点で交わる」
「互いに交わる3つの円の共通弦はただ1点で交わる」
ことは自明で出発しますが、数学の立場で、
なぜそうなのかを考えてみることも提起しました。

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最後に、初日の開講式での挨拶で
私が話したことを記しておきます。

研修は、すればするほどスキルが磨かれ
見識が高まる。っていうのは実は迷信です。

県教委指導主事の前でこんなことを話すと
おこられそうですね(笑)。

「~すべき」「~せよ」など
一方向的に与えられることを受動し、
それが内面化されていくことによって、
むしろ能力が減退することだってあります。

これをtrained ignorance(訓練された無能)といいます。

皆さんには、そういう受動的な学びではなく、
持っている力を遠慮なく発揮し、対話し、
アピールし、発信してください。

若い先生の感性やアイデアは私たちにも
大きな力を与えてくれるはずだと思います。



研修から主体性を引き算すれば何が残るのか。
教育公務員特例法22条の精神の根本には、
教師の主体性の尊重がある、
私は、20代から一貫してそういい続けています。



 

高総体壮行式

今日は高総体の壮行式が行われました。
各部の意気込みと、
選手をたたえる応援団、そして
生徒たちの姿に心が打たれました。

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これまで積み重ねてきた練習の成果を
存分に発揮して欲しいと思います。


私の挨拶を以下に紹介します。
因みに、最後のなぞかけは、
盛岡南高校の校長先生を真似て行いました。

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昨年の今、私は
「高総体で勝ち抜くための『かきくけこ』」
という話をしました。

覚えていますか。

【か:感謝】
【き:希望】
【く:工夫】
【け:決断】
【こ:行動】でした。

お世話になった顧問、コーチ、保護者、
地域への感謝の気持ちを持つこと。

どんな厳しい戦いでも
最後まで希望を捨てないこと。

頭を使って勝つための工夫をすること。

ここ一番の勝負の決断をすること、
また、試合の状況からどのプレーを
選択するかを冷静に決断すること。

そして、決断したプレーを実行できるような
技術と行動力を持つこと、ですね。

実は、この「かきくけこ」の精神のルーツは、
東日本大震災津波なんです。

復興から立ち上がるために、被災地の人たちが
呼びかけあったスローガンなのです。

ということは、高総体に向かう気持ちも、
被災地で復興に臨む気持ちも
同様のものがあるということがいえますね。

つまり、このことから言えることは、
部活動とは、日常生活と別のところにある
何か特別なものではなく、
何かを成し遂げるための
あらゆる行動につながっている
ということなんですね。

もっと言うと、部活動とは、
生きる力を身につけ、
自分の人生を充実させること、
そして幸せな人生を築くこと、
そんな重要な人生の一大事
とも言えると思うのです。

ですから、まずは、
これまで厳しい練習を乗り越え、
この場に臨んでいる皆さんを
私はリスペクトしたいと思います。

どうぞ、やってきたことを存分に
発揮して欲しいと思います。

とは言っても、「負けたらどうしよう」
などという気持ちがあれば、
どうしても本番でのびのびと
自信を持ってプレーができません。

だからこそ、現在世界最強である
花高応援団の威力を、皆さんの一人ひとりの
力と自信に換えて欲しい。

そして、どうぞリラックスして、
好きな焼肉など食べて、
前向きな気持ちで試合に臨んでください。

では、最後に「なぞかけ」で締めたいと思います。

「高総体とかけて何ととく。

「・・・ととのいました」

「高総体とかけて食べ放題の焼肉ととく」

(会場から「その心は」の声)

「その心は。・・・くいのこすな!

それでは、皆さんの健闘を祈っております。


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